グランドファイナル終了

いやいや、今年のグランドファイナルはいろいろとドラマがありましたね〜。

去年のグランドファイナルは、参加選手達の普段は見られないパーティードレスのような衣装を楽しんだり、張本選手のちょっと緊張した英語のスピーチを楽しんだりと、グランドファイナルそのものを楽しんだのですが、今年は石川選手と平野選手のオリンピックシングル出場枠をかけた戦いなどが含まれていたため、ハラハラ、ドキドキといった感じの試合観戦。

正直、石川選手と平野選手の試合は心痛み、ライブで試合を見ることができず、結果をネットニュースで知るという状態でした〜!

その後の佐藤選手が丁寧選手を下す試合はしっかりとライブ観戦させていただきました。いやいや、2回連続で丁寧選手に勝利するとはスゴいです。さらなる成長を期待しております〜。

それにしても、その佐藤選手をものともせず、勝利する伊藤選手。やはりあの伊藤選手のプレースタイルは、世界中のどんなカットマンが向かってきても刃が立たないのではと感じてしまいます。対カットマン無敵オーラーをビシバシと感じました〜。

ギリギリのところで勝ったり負けたりと様々なドラマがつまったグランドファイナルでしたが、やはり今回は木原選手・長崎選手の女子ダブルスの優勝がスゴかったですね〜。

やはり注目の試合は準決勝での中国の孫穎莎・王曼昱ペアーとの対戦。

あっという間に2ゲームを奪われ、あー今回は調子悪いのかな〜と仕事をしながら、試合を観戦していたものの、尻上がりに相手のミスを誘い出し、決めるところはしっかり決めてと気がつけば2−2の展開に。

そして最後の最後までもつれる展開の中、最終ゲームはジュースというハラハラした試合内容。まさかまさかの逆転勝利に、仕事場のモニター前に拍手しておりました〜。

おめでとうございます〜。

とにかくミスをしても、決まっても、ふたりは終始笑顔。

僕の時代の卓球コーチなら「ヒラヤマ〜!貴様ミスしているのに何ヘラヘラ笑ってるんだ〜!」と怒鳴られていたと思いますが、ふたりのこのスタイルは特別ですね〜。ほほえむことで、変に力まず、変なところに力が入らず、といった状態にもっていけるのかもしれませんね。

ITTFのアダムがよくいうのが、
アダム「他の国の選手と異なり、日本の女子選手達は、笑顔をはじめ、決まった時や失敗した時のボディーリアクションが大きい〜」

確かに・・・。中国選手などは、ほとんど感情を表に出さないし、ゲーム進行中に笑顔なんて有無に等しいですよね。日本選手達と比べてとても相対的ですよね〜。

僕はそんな日本選手の戦うスタイル大好きです。
(アダムもかなり好きなのではと思いますw)

そして今回のグランドファイナルが終わり、石川選手、平野選手、そして水谷選手など日本のトップ選手の口から出た「もう卓球辞めようかと思った」「卓球するのが辛い」などのコメントが非常に非常に悲しかったです。

日本の卓球界の憧れの選手達にのしかかる重圧や様々なネットのコメントなどが、必要以上に選手達を追い詰めているという状況はいかがなものかと思ってしまいます。いろいろな意見はあると思いますが、ネット社会の悪い影響は少なくないと思います。

僕のように腹黒いじじいの年齢なれば、右から左へと世論のいい加減な声も右から左に抜けていくのでしょうが、なかなかそうもいかないのでしょうね〜。

最終的には自分との戦い。悔いなく開き直ってでも頑張ってもらいたいです。
卓球ファンは勝敗よりも一生懸命戦っている姿にきっと拍手を送ると思います。特にジジババは・・・・。

日本男子卓球を長年に渡って、引っ張ってきてくれた水谷選手に関しては、本人の中でやり尽くした感があるのかもしれませんが、個人的にはできることなら後5年頑張ってもらいたいです!

誰か水谷選手の目をなんとかしてくれ〜!

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