左腕からの変幻自在の攻守で相手をかわす梅村優香(四天王寺高)の卓球。相手のコートに入ってからグンと伸びるロングサービスを左右に打ち分け、チャンスボールはフォア強打。実にクレバーなプレーを見せる選手だ。
ラケットは剛力(ニッタク)、フォアがファスタークG-1(ニッタク)、バックにはピンプルスライド(ニッタク)を貼っている。
「前はニッタクの特注ラケットを使っていましたが、重量がすごく軽かったんです。威力がなかったので、剛力にしてラケットを重くしました。20グラムくらい重くなりました。だから最初はずっとブロック練習だけやってました。
振れるようになってからフォアで打ったボールが決まるようになりました。私はドライブもスマッシュも打つので、フォアは硬いラバーが良いです。テナジー05だとスマッシュが打ちづらかったので、今はファスタークG-1にしています。厚さは中です。
バックはピンプルスライドを使っています。安定するし変化も出ます。スポンジが軟らかいので相手の打球が食い込みやすいんです。ラケットが硬い剛力なので、食い込んでからブレードで押していけます。早いボールも出るので良いですね」