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トピックス

トップニューストピックス
ITTF(国際卓球連盟)より、2019年11月の世界ランキングが発表された。
日本男子のトップは今月も張本智和で、5位をキープ。11位丹羽孝希、13位水谷隼と続く。
日本女子のトップは、伊藤美誠で7位。8位石川佳純、10位平野美宇と続く。
ちなみに、ランキング1位は男子が樊振東、女子は陳夢(ともに中国)だった。

その他の気になる選手の結果は↓ をクリック
http://world-tt.com/ps_player/worldrank.php
 11月2日より高知・高知県立春野総合運動公園体育館で開催されていた全日本選手権・マスターズの部が終了。全18種目でチャンピオンが決定した。各種目の入賞者は下記のとおり。

【男子サーティ】
優勝:荻原典和(北海道アスティーダ/北海道)
準優勝:高木和健一(千代田クラブ/東京)
3位:竹之内亮佑(流山アストロズ/千葉)、築地佑太(蝶友クラブ/埼玉)

【女子サーティ】
優勝:飯田嘉代(NEX’TAGE/京都)
準優勝:中本満里奈(アルバトロス/東京)
3位:今福麻奈美(MD相模/神奈川)、坂本直子(スギムラ精工/長野)

【男子フォーティ】
優勝:柳延恒(TEAMSATO/兵庫)
準優勝:緒方昭範(日本製鉄大阪/大阪)
3位:三島崇明(翔くんとゆかいな仲間達/北海道)、山下大輔(WINS/大阪)

【女子フォーティ】
優勝:松村優美(甲斐路クラブ/山梨)
準優勝:安部香織(長吉卓球センター/大阪)
3位:村上富貴(桔梗苦羅舞/宮城)、信田真美(札幌Unity/北海道)

【男子フィフティ】
優勝:華原張(東京KING KONG/東京)
準優勝:渡辺輝彦(美鷹クラブ/東京)
3位:斎藤修(夕凪クラブ/秋田)、向山修(アカシア/福岡)

【女子フィフティ】
優勝:渡辺由希子(美鷹ENJOY/東京)
準優勝:鳥屋麻子(花野井クラブ/千葉)
3位:石井佳子(チャイム/神奈川)、林華子(健幸クラブ/東京)

【男子ローシックスティ】
優勝:花木友明(琉球卓球クラブ/沖縄)
準優勝:坂本憲一(日産追浜/神奈川)
3位:西家功(team SMASH/岡山)、河島国男(九十九/東京)

【女子ローシックスティ】
優勝:稲川佳代(大田クラブ/東京)
準優勝:坂本久美(COLOR)
3位:久野良子(各務原C/岐阜)、鶴田昌枝(COLOR/東京)

【男子ハイシックスティ】
優勝:長谷川豊信(卓精会/東京)
準優勝:三田村則明(卓楓会/東京)
3位:広浜泰久(神馬クラブ/東京)、藤原昇(友卓会/東京)

【女子ハイシックスティ】
優勝:船ヶ山昌子(サクセス/愛知)
準優勝:吉垣美保(茶の実/神奈川)
3位:島田美鈴(淑友クラブ/東京)、日下部鈴子(チャイム/神奈川)

【男子ローセブンティ】
優勝:仲村渠功(サザンクロス/東京)
準優勝:勝英雄(清友クラブ奈良/奈良)
3位:冨金原修(チームDREAM/東京)、吉田雄三(ヨシダスポーツ/高知)

【女子ローセブンティ】
優勝:太田裕子(冠雲/東京)
準優勝:宮内富士子(ふじみの卓連/埼玉)
3位:板谷典子(HPC/大阪)、野中よしみ(ピュアメイト/福岡)

【男子ハイセブンティ】
優勝:富岡成一(西東京クラブ/東京)
準優勝:鈴木和久(逗子クラブ/神奈川)
3位:楠木敏孝(県庁/広島)、岩永忠幸(扇卓球パーク/愛知)

【女子ハイセブンティ】
優勝:長澤征代(武蔵野クラブ/東京)
準優勝:堀木雪子(市川市レディース/千葉)
3位:近澤明美(ささしま/愛知)、西條カツヱ(つばさクラブ/東京)

【男子ローエイティ】
優勝:金沢保久(ウイング/埼玉)
準優勝:田中鍛(西東京クラブ/東京)
3位:和田紘一(球楽会/神奈川)、井伊國裕(横浜ベテラン会/神奈川)

【女子ローエイティ】
優勝:河路悦子(AFクラブ/愛知)
準優勝:長瀬ちづ子(明誠クラブ/愛知)
3位:池田章子(翡翠/大阪)、早沢玲子(個人/埼玉)

【男子ハイエイティ】
優勝:秋田勝(浜寺クラブ/大阪)
準優勝:池内祥治(SEIZANクラブ/熊本)
3位:濱惣六(岡谷雷鳥クラブ/長野)、神崎榮藏(枡江体振/宮城)

【女子ハイエイティ】
優勝:池田和子(川西グリーン/兵庫)
準優勝:今井光子(伊卓連/兵庫)
3位:田坂淳子(神戸クラブ/兵庫)、田邊倫子(わかくさ/愛知)

この大会の模様は卓球王国1月号(11月21日発売)に掲載します!
  • 男子サーティ優勝:荻原典和

  • 女子サーティ優勝:飯田嘉代

  • 男子フォーティ優勝:柳延恒

  • 女子フォーティ優勝:松村優美

  • 男子フィフティ優勝:華原張

  • 女子フィフティ優勝:渡辺由希子

秋田県のCANアリーナ★あきた(秋田市立体育館)で行われた2019年度後期日本リーグ秋田大会。
最終日まで優勝の行方がわからない白熱した戦いの末、男子は東京アート、女子は中国電力が優勝を決めた。

5勝2敗で東京アート、協和キリン、愛知工業大の3チームが並んだ中、優勝を掴んだのは東京アート。
東京アートは、最終試合のシチズン時計戦で1試合でも取れば得失点差で優勝が決まる状況だったが、1番で高木和が、2番で吉田が落としてしまい、追い込まれてしまう。
しかし、「状況はわかっていましたが、ダブルスの調子が良かったので、やってくれるはずだと思ってました」と大森監督。
今大会は負けなしの吉村・坪井のダブルスがここでも得点をあげ、ほしかった1点をつかんだ。「ダブルスは前期負けたところにも勝てました。特にダブルスを強化していたわけではない。1ヶ月前から坪井の練習相手をぼくがしたりして、坪井の個の能力が格段に上がった結果だと思います」(大森監督)

得失点差によっては協和キリン、愛知工業大にも優勝があったが、そこを自らの手でたぐりよせた東京アート。
これで前期に続く優勝、そして今年の団体戦は負けなしだ。

「あとはファイナル4に向けていきます。今大会は村松がケガで出られなかったけど、戻ってくると思いますし、全員が万全な状態で臨みたい」(大森監督)
グランドスラムまであと1つ。
今年のアートは本当に勝負強い。

女子は中国電力が2シーズンぶり2度目の優勝。最終日は、同じく優勝を争っていた日立化成が先に3−0で勝利を決め、負けたら得失点差で及ばない中国電力は最終試合に勝たないと優勝はなかった。
「日立化成さんが横でプレッシャーをかけてくれますね。得失点差はもう計算せずに、勝たないと優勝はないよ。全勝優勝が目標と言いました」と松岡監督。

十六銀行戦では2番で庄司が加藤杏華に0−2から逆転。「これが大きかった」と松岡監督も振り返る。最後は成本が安藤に勝利し、文句なしの全勝優勝だ。

「昨年も秋で勝てて、秋の中電という感じですね。選手たちに自主性が生まれているのが勝因だと思います。規定練習以外のところで隠れた努力をしていますね。朝早くサービス練習をしたり、昼休憩の時も自発的に練習をしたり、そういうのが大事なところで出てくると思います」(松岡監督)



男子1部
優勝:東京アート
2位:愛知工業大
3位:協和キリン
4位:リコー
5位:日鉄物流ブレイザーズ
6位:シチズン時計
7位:日野自動車
8位:クローバー歯科カスピッズ

女子1部
優勝:中国電力
2位:日立化成
3位:デンソー
4位:サンリツ
5位:十六銀行
6位:エクセディ
7位:愛媛銀行
8位:豊田自動織機

個人賞
最高殊勲選手賞:吉田海偉(東京アート)、成本綾海(中国電力)
優秀選手賞:有延大夢(リコー)、牛嶋星羅(日立化成)
優秀ペア賞:松山祐季・高見真己(愛知工業大)、平侑里香・松本優希(サンリツ)
新人賞:郡山北斗(リコー)、徳永美子(十六銀行)
ファインプレー賞:後藤卓也(協和キリン)、後藤奈津美(日立化成)、三村優果(サンリツ)

12月7〜8日に行われるファイナル4には
男子:東京アート、協和キリン、愛知工業大、シチズン時計
女子:中国電力、十六銀行、日立化成、デンソー
が出場する
  • 最高殊勲選手の吉田。ゲームメイクはさすがだ

  • 東京アートはグランドスラムまであと1つ

  • 攻守のスピード、安定感が光った成本

  • 全日本団体に続き、優勝

  • 愛工大は木造・田中を海外遠征で欠く中での2位

  • カットキラーにも勝てる実力をつけている牛嶋

2019年度後期日本リーグ秋田大会がCANアリーナ★あきた(秋田市立体育館)で行われている。明日の最終日を残し、2部が終了した。

男子は全勝同士の原田鋼業と信号器材が最終試合で対決。原田鋼業はトップで徳島が落としたが、2番で松浦が取り返すと、ダブルスも連勝。4番で監督兼選手の横山が勝利し、全勝優勝を決めた。
女子は広島日野自動車が7戦全勝の完璧な勝利で優勝。確実に点が取れる馬文ティンを軸に、山内・切石・高橋が活躍。特に山内/切石のダブルスが安定しており、5勝を上げたのが大きい。

順位は以下の通り

男子2部
優勝:原田鋼業
2位:信号器材
3位:朝日大
4位:JR北海道
5位:琉球レオフォルテ
6位:トヨタ自動車
7位:豊田自動織機
8位:協和発酵バイオ
9位:秋田選抜
10位:藤ミレニアム

女子2部
優勝:広島日野自動車
2位:神戸松蔭女子学院大
3位:朝日大
4位:JR北海道
5位:百十四銀行
6位:オークワ
7位:MACHIDA BEATS
8位:秋田選抜

個人賞
最高殊勲選手賞:横山輝(原田鋼業)、馬文ティン(広島日野自動車)
優秀選手賞:千葉悠平(協和発酵バイオ)、岡れいさ(JR北海道)
優秀ペア賞:馬渡元樹・増本時祥(朝日大)、谷本史奈・横山有沙(百十四銀行)
新人賞:千葉悠平(協和発酵バイオ)、谷本史奈(百十四銀行)
ファインプレー賞:仲田貴亮(豊田自動織機)、佐藤佑飛(信号器材)、清家綾乃(オークワ)、加藤夏海(秋田選抜)
  • 監督兼選手でありながら、全勝の活躍を見せた横山

  • 来年は再び1部に挑戦だ!

  • ノルウェー代表としても活躍中の馬文ティン

  • 広島日野自動車が全勝で2部優勝

  • 優秀選手賞と新人賞を獲得した千葉

  • 谷本も優秀ペア賞と新人賞を受賞。百十四銀行はジャンプアップ賞も獲得

愛知県の名門校・桜丘高校の元監督、松井彊(まつい・つとむ)氏が9月4日に急逝された。
松井氏は、1965年世界チャンピオンの深津尚子氏、松下浩二氏(元全日本チャンピオン/現Tリーグチェアマン)・松下雄二氏(現男子ホープスナショナルチーム監督)兄弟ら多くのトップ選手の育成を手がけた。


松井氏を偲ぶ「お別れの会」は、来年1月に愛知県・豊橋市で行われる。
日時や場所は以下のとおり。

日時:令和2年1月12日(日) 午後2時より
場所:イズモ葬祭 イズモホール豊橋貴賓館(愛知県豊橋市東新町115)
会費:壱万円(お一人様)

◎「お別れの会」へ出席を希望される方は、下記①〜③の内容を、同会幹事・松下雄二氏のメールアドレスまで連絡してください
※ご親族への電話でのお問い合わせはご遠慮願います
------------------------------
①氏名
②住所
③故人とのご関係
------------------------------
連絡先メールアドレス:
info@matsushita-sports.jp
松井彊先生お別れの会 幹事・松下雄二


  • 1985年、第40回国体少年男子優勝時の松井氏(後列右)。後列左が松下雄二氏、前列右端が松下浩二氏

  • 当時桜丘高だった松下浩二氏にアドバイスをする松井氏

 弊誌の人気連載「奇天烈! 逆も〜ション」でおなじみ、卓球コラムニストの伊藤条太氏が、新年早々の1月6日(月)に東京・新宿のネイキッドロフトにてトークライブを開催する。

 タイトルは『卓球漫談 ディープ&クレイジー! 奇天烈卓球の世界』
 お正月明けの頭に響く(であろう)伊藤条太氏のマニアックな卓球漫談。条太ワールド全開の不思議な卓球世界にひたれること間違いなし。

 伊藤条太ファンはもちろん、奇天烈な卓球の世界をのぞいてみたい方は、今から来年のカレンダーに予定を入れておこう。


●『卓球漫談 ディープ&クレイジー! 奇天烈卓球の世界』
【出演】伊藤条太(卓球コラムニスト)

会場:Naked Loft (ネイキッドロフト)
住所:東京都新宿区百人町1丁目5-1 百人町ビル
   TEL 03-3205-1556
OPEN 18:00 / START 19:00
チケット料金:前売¥1500 / 当日¥1800(要1オーダー¥500以上)
前売りチケット販売: e +(イープラス)


■詳細は下記(ネイキッドロフト サイト内)
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/naked/131259


■伊藤条太氏ブログ(卓球王国サイト内)
https://world-tt.com/blog/johta/2019/11/01/トークライブのお知らせ/

  • 「条太ワールド」に浸れるトークライブ。2020の初笑いはこれで決まり……?

 10月23〜31日にポーランド・ツェトニエボでITTFワールドカデットチャレンジが開催。日本からは松島輝空(木下グループ)と赤江夏星(貝塚第二中)の2選手が参加し、女子シングルスで赤江が決勝でザハリア(ルーマニア)を4-2で下し優勝を果たした。赤江は女子ダブルスでもイ・ヨンフイ(韓国)とのペアで優勝し、大会2冠を達成した。

 男子の松島は団体戦では全勝でアジアチームの優勝に貢献。第1シードのシングルスでは準決勝に進出も、モウレアヌ(ルーマニア)とのゲームオールの接戦に惜しくも破れ決勝進出ならず、3位に終わった。また、シャムス(イラン)との男子ダブルスでは決勝でチリタ/クエ・ヨン(ルーマニア/シンガポール)を3-2で下し優勝。松島も2冠獲得で大会を締めくくった。
   
 各種目の優勝記録と日本選手の上位記録は以下のとおり。

☆ワールドカデットチャレンジ記録
●男子シングルス優勝:モウレアヌ(ルーマニア) 3位:松島輝空(日本)  
●女子シングルス優勝:赤江夏星(日本)
●男子ダブルス優勝:松島輝空/シャムス(日本/イラン)
●女子ダブルス優勝:赤江夏星/イ・ヨンフイ(日本/韓国)
●混合ダブルス優勝:クエ・ヨン/ザハリア(シンガポール/ルーマニア)
●男子団体優勝:アジア/松島(日本)、シャムス(イラン)、ジャン・ソンギル(韓国)、ジャイン(インド)
●女子団体優勝:ヨーロッパ 3位:アジア/赤江(日本)、イ・ヨンフイ(韓国)、ゴルパデ(インド)、ジョウ(シンガポール)

写真提供:日本卓球協会(JTTA)
  • 女子シングルス表彰。優勝し笑顔の赤江(中央)

  • 女子ダブルスでも優勝し二冠の赤江

  • 男子ダブルスの表彰。松下/シャムス組が優勝

  • 団体のアジアチーム。男子が優勝、女子は3位入賞

 10月25〜27日、ペルー・リマで東京2020オリンピック・卓球競技(団体戦)のラテンアメリカ予選が開催。男女ともブラジルが優勝し、東京2020オリンピックの団体出場権を獲得した。
 
 ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルーの4カ国が出場した男子は、世界ランキング6位のカルデラノを擁するブラジルが絶対的な本命だったが、そのブラジルがアルゼンチン戦で1ー2とリードされる予想外の展開。守備力が高く、ラリー戦に強いシフエンテス(アルゼンチン)が単複2勝を挙げた。しかし、ブラジルは4番でカルデラノがアルトを、ラストでイシイがタバチニクをストレートで破り、アルゼンチンを振り切って五輪団体の出場権を獲得した。

 一方、ブラジル、プエルトリコ、チリ、ペルーが出場した女子は、タカハシ・クマハラ・ヤマダと日系の3選手を揃えたブラジルと、アドリアナとメラニーのディアス姉妹を擁するプエルトリコの一騎打ち。五輪と同じく1番ダブルスからスタートしたこの試合、ブラジルのヤマダ/クマハラがプエルトリコのリオス/ディアスを3ー1で破ってブラジルが貴重な先制点を挙げる。そして2番のエース対決で、ハイトスサービスを駆使するタカハシがA.ディアスをストレートで下し、試合の流れを決定づけた。プエルトリコに3ー0で勝利したブラジルが、男女揃って五輪団体戦の舞台に立つ。

 これで6大陸にひとつずつ割り当てられる男女団体戦の出場枠のうち、12月に予選が行われるオセアニアを除く5大陸で代表チームが決定(日本は開催国枠で出場)。5チームはいずれも「アベック出場」で、ドイツ(ヨーロッパ)、エジプト(アフリカ)、中国(アジア)、アメリカ(北米)、ブラジル(南米)。五輪団体戦の出場チームは、2020年1月にポルトガルで行われる世界最終予選で、16チームすべての顔ぶれが決定する。
  • アルゼンチン戦5番で勝利し、ブラジルの五輪団体出場を決めたイシイ(写真は19年世界個人戦)

 10月24~27日に「第86回 全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)」(通称・全日学)が京都・島津アリーナで開催された。

 男子シングルスは及川瑞基(専修大)が2連覇を達成。他を一歩する安定感で危なげなく勝ち進んだが、準決勝では松山祐季(愛知工業大)に3-1とリードした場面から追い上げられる苦しい展開。好調・松山の猛攻を4-2でしのぎ切ったことで「ふっきれた」という及川は、続く決勝では木造勇人(愛知工業大)に1ゲーム目を先取されたものの、落ち着いた戦術転換で4-1で勝利、連覇を決めた。木造は決勝の出足は台上とカウンターが冴えて完璧な展開だったが続かず、単複二冠まであと一歩だった。

 女子シングルス決勝は、森田彩音と山本笙子という中央大対決に。部内試合では分が悪いという山本相手に、先輩の森田が勝利し、涙の優勝となった。序盤は山本が緩急をつけたドライブで主導権を握ったが、森田が粘り強いラリーで盛り返した。3位には、5回戦で笹尾明日香(早稲田大)を下した松岡優香(東京富士大)と、4回戦で瀬山咲希(中央大)に競り勝った鎌田那美(早稲田大)が入った。

 ダブルス優勝は、男子が木造勇人・田中佑汰(愛知工業大)と女子が熊中理子・三條裕紀(青山学院大)。大会の模様は卓球王国2020年1月号(11/21発売)に掲載します。


●男子シングルス上位
優勝:及川瑞基(専修大)
準優勝:木造勇人(愛知工業大)
3位:松山祐季(愛知工業大)、沼村斉弥(明治大)
ベスト8:川上尚也(早稲田大)、高見真己(愛知工業大)、三部航平(専修大)、金光宏暢(日本大)

●女子シングルス上位
優勝:森田彩音(中央大)
準優勝:山本笙子(中央大)
3位:松岡優香(東京富士大)、鎌田那美(早稲田大)
ベスト8:三條裕紀(青山学院大)、岡崎日和(東洋大)、梅村優香(中央大)、鶴岡菜月(神戸松蔭女子学院大)

●男子ダブルス入賞ペア
優勝:木造勇人・田中佑汰(愛知工業大)
準優勝:龍崎東寅・沼村斉弥(明治大)
3位:浅津碧利・小野寺翔平(中央大)、宮本春樹・田原彰悟(愛知工業大)

●女子ダブルス入賞ペア
優勝:熊中理子・三條裕紀(青山学院大)
準優勝:枝松亜実・木村香純(専修大)
3位:松澤帆乃果・竹本朋世(淑徳大)、鎌田那美・金子碧衣(早稲田大)


※記録は関西学生卓球連盟のページに掲載されています。
http://www.kansai-sttf.net/
  • 男子2連覇の及川と女子初優勝の森田

 10月27日、1973年世界選手権サラエボ大会の男子シングルスチャンピオンである郗恩庭(シ・エンティン)氏が、胸部大動脈瘤破裂のため急逝したことが伝えられた。享年73。

 郗恩庭氏は1946年に中国・河北省に生まれ、65年に中国国家チーム入り。71年世界選手権名古屋大会では右ペンホルダー表ソフト速攻型として男子シングルス3位に入り、73年世界選手権サラエボ大会では右ペンホルダー裏ソフト攻撃型に転向して出場。多彩な変化サービスと強烈なバックプッシュを武器に、決勝ではシェル・ヨハンソン(スウェーデン)との激戦を制し、中国男子初の裏ソフトを使用した世界チャンピオンとなった。

 現役引退後は中国男子チームで監督を務めて多くのトップ選手を教え、さらにメキシコやフランスなど世界各国で選手を指導。日本も度々訪れ、指導を行っていた。妻の林美群さんも元中国代表の名プレーヤーで、娘さんの郗林さんは日本の明徳義塾高から大正大に進学し、選手として活躍した。

 2018年4月に行われた日中国際交流大会では、郗恩庭氏はゲストとして来日し、元気な姿を見せていた。謹んで哀悼の意を表します。
  • 18年4月の日中国際交流大会での郗恩庭氏

  • 優勝した73年世界選手権サラエボ大会でのプレー