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 7月23〜27日に韓国・麗水で行われた韓国ジュニア&カデットオープン。ジュニア女子団体決勝では日本(佐藤瞳、石川梨良、森田彩音、加藤結有子)が韓国Aを3-1で下し優勝を果たした。
 ジュニア男子シングルスでは木造勇人(愛工大附属中)が準決勝に進出。優勝したキム・ミンヒョク(韓国)には1-4で敗れたが3位入賞を果たした。
 また、ジュニアダブルスでは、男子で三上貴弘/緒方遼太郎(遊学館ジュニア/JOCエリートアカデミー/帝京)、木造/龍崎東寅(/JOCエリートアカデミー/帝京)が、女子で加藤/森田(JOCエリートアカデミー/帝京)がそれぞれ3位に入った。

上位の記録は以下のとおり。

【韓国ジュニア&カデットオープン優勝記録】
● ジュニア男子団体:韓国B ※3位:日本A(龍崎・木造・出雲)
● ジュニア女子団体:日本(佐藤・石川・森田・加藤)
● カデット男子団体:韓国A
● カデット女子団体:韓国A
● ジュニア男子シングルス:キム・ミンヒョク(韓国) ※3位:木造勇人
● ジュニア女子シングルス:リ・ジオン(韓国)
● カデット男子シングルス:アン・ジェヒュン(韓国)
● カデット女子シングルス:ファン・シハン(チャイニーズタイペイ)
● ジュニア男子ダブルス:リム・ジョンフーン/パク・ジョンウー(韓国) ※3位:三上貴弘/緒方遼太郎、木造勇人/龍崎東寅
● ジュニア女子ダブルス:リ・セウル/リ・ジオン(韓国) ※3位:加藤結有子/森田彩音
● カデット男子ダブルス:アン・ジェヒュン/チョ・デソン(韓国)
● カデット女子ダブルス:カン・ダヨン/キム・ジホ(韓国)
7月25〜27日、兵庫県にて全日本選手権ホープス・カブ・バンビの部が行われた。

注目の張本は、圧巻のプレーで男子ホープスを制し、大会5連覇。また女子ホープスでも長崎が、バンビ、カブに続いて三階級制覇を達成した。

各種目の優勝者は以下。
ホープス男子:張本智和(仙台ジュニア)
ホープス女子:長崎美柚(岸田クラブ)
カブ男子:鈴木颯(鈴木卓球)
カブ女子:木原美悠(ALL STAR)
バンビ男子:松島輝空(田阪卓研)
バンビ女子:堀江うた(スポーツ21峰相)

写真:(前列左から)長崎、木原、堀江、(後列左から)張本、鈴木、松島
 ITTF(国際卓球連盟)では現在、世界のトッププレーヤーのショートインタビュー動画『Off the Table』(オフ・ザ・テーブル)を公開している。第4回目となる今回の主役はメイス(デンマーク)。
インタビューは英語ですが、試合では見られないトップ選手の素顔がのぞけるので、ぜひご覧ください。

「Off the Table」メイス編より抜粋:
●6歳で卓球を始めたというメイス「友だちと始めたんだ。ある日、母親に『地元の卓球クラブに行きたい』と言ったのが始まりだよ」

●ロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズファンのメイス「タトゥーは好きだよ。全部に思い入れがある。バラ(のタトゥー)は好きな音楽、ガンズ・アンド・ローゼスにちなんで入れたんだ」

●ポーカーが大好きだというメイス「7歳の時に(ポーカーの)選手権の決勝に残ったんだよ。周りはプロばかりでとても楽しい経験だった。今は卓球で忙しくてポーカーはお休みだね」

●臀部のケガについて「ケガはとてもひどかった。精神的に落ち込んだし、6カ月歩けなかったんだ。最悪な時期だったけど、いい方向に考えたし、家族や友だちが支えてくれた」

『Off the Table』メイス編はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=2IMF5B3A0hY

ITTF 関連ページ(英語)↓
http://www.ittf.com/_front_page/ittf_full_story1.asp?ID=36261&Category=General&Competition_ID=&


『Off the Table』第1〜3回までの動画は以下のリンクよりご覧いただけます。

第1回:オフチャロフ(ドイツ)編
https://www.youtube.com/watch?v=QdKvsPSwCrE

第2回:塩野真人編
https://www.youtube.com/watch?v=fR2WzaCsA2k

第3回:李皓晴(香港)編
https://www.youtube.com/watch?v=t2h7EJ1eeyM
 フジテレビでは、毎夏、社屋があるお台場で一大イベントを開催している。「お台場冒険王」、「お台場合衆国」と名前を変え、今年は「お台場新大陸」として7月19日から8月31日まで開催中。
 今年は、人気アーティストの音楽ステージやお笑いステージなどに加え、トップアスリートが登場するスポーツフィールドがお目見え! 7月29日(火)には、『すぽると!ドリームパーク』内のドリームステージに、JOCエリートアカデミーの村松雄斗、加藤美優選手、田勢邦史監督が登場する予定だ。司会進行は『ニュースJAPAN』の奥寺健キャスター。トークショーでは、両選手に競技への取り組み、食事などの日常生活、ユース五輪への意気込みなどを聞き出す予定なのだとか。もちろん、卓球の実演もある。
 憧れのアスリートがより身近に感じられるイベント。夏休みの予定に入れてみては?
※ちなみに、『すぽると!ドリームパーク』は有料エリアにあって、1DAYパスポート(有料)が必要です。
詳しくは、http://www.fujitv.co.jp/newworld/index.html
本日は「イッシー」こと石垣優香選手の25歳の誕生日です。
ハッピーバースデー、ユカ!!

貴重なチョッパーとして世界卓球では大活躍した石垣選手はまさに充実の時を迎えています。
ファイトー!
 7月19日から21日に茨城・ひたちなか市総合運動公園総合体育館で行われた「第一三共ヘルスケア・レディース2014 第37回全国レディース卓球大会」。
 
 団体1位トーナメントは4連覇中のHPC(大阪)が見事に5連覇を達成した。準々決勝では狭山フレンド(埼玉)に1−2とリードされる苦しい展開ながらも粘りを見せ逆転で勝利すると、続く準決勝、決勝を3−0で快勝。過去に星野クラブ(大阪)が達成した5連覇という偉業にならぶ記録を残した。

 ダブルスAとダブルスBでは新しいチャンピオンが誕生し、ダブルスCでは持田恵子・船ヶ山昌子ペア(サクセス・愛知)が連覇を果たした。またダブルスCではベスト4に愛知勢が3ペアが食い込み、レベルの高さをうかがわせた。

 各種目の上位入賞者は以下の通り。

【上位入賞者一覧】
団体
優勝:HPC(大阪)
準優勝:KYレディース(福島)
3位:都クラブ(京都)、トヨタ自動車OG(愛知)

ダブルスA(合計年齢60〜109歳)
優勝:藤原佳子・矢島真樹子(FLEX/ワイワイ卓球・東京)
準優勝:中村理美・藤川牧子(天理クラブ/フレッシュ・奈良)
3位:安部香織・笹川伊都子(長吉卓球センター・大阪)、上野順子・上村恵(小浜クラブ・兵庫)                                                                  
ダブルスB(合計年齢110〜125歳)
優勝:有田廣美・松野美智子(竹の子枚方クラブ・大阪)
準優勝:中山美江子・白井ひとみ(綾瀬クラブ・神奈川)
3位:翁淑美・石井美恵子(久留米フレンド・福岡)、山下裕美・熊谷ふみ子(愛球クラブ/ふう・愛知)

ダブルスC(合計年齢126歳以上)
優勝:持田恵子・船ヶ山昌子(サクセス・愛知)
準優勝:河路悦子・相馬伸子(AFクラブ・愛知)
3位:鳥居恭子・黒坂初枝(あすなろクラブ・愛知)、吉柳美代子・中村洋子(パワフル・福岡)

 なお、大会の模様は8月21日(水)発売の卓球王国10月号に掲載予定です。

※写真(左から):団体1位トーナメント優勝のHPC(大阪)、準優勝のKYレディース(福島)
「監督という立場から離れて言えば、この大会の権威と価値をもう一度考えるべき。試合方法、大会スケジュールは検討してほしい」
 こう言ったのは男子で優勝した協和発酵キリンの佐藤真二監督だ。監督という立場とは別に、日本卓球リーグの専務理事と日本卓球協会の理事も務める佐藤氏は、大会を終えて、優勝の喜びとは別に一抹の寂しさを覚えたのだろう。

●この大会は「全日本」「選手権」なのだろうか
 全日本実業団選手権大会は「全日本」がついている。日本卓球協会が主催する大会なのだ。木曜日から始まっているのだが、男子のトップ8チーム、女子4チームが登場するのは土曜日から。しかも、スケジュールが押したために土曜日の試合では途中から2台進行になった。「全日本」がつく選手権とは言えないだろう。

●なぜ敗者復活トーナメントがあるのだろう
いつの頃からか、敗者復活トーナメントがこの「選手権」にはある。G1とG2で男子は 5回戦敗退チームによるトーナメントがG1、4回戦敗退チームによるトーナメントがG2。女子は参加チームが少ないから 1回戦敗退チームによるトーナメントがG1、 第一ステージ2位チームによるトーナメントがG2。
 このトーナメントの意味は何だろう。なるべく試合を多くしてもらおうという配慮か、一説にはG1でもG2でも入賞などがあると会社に帰った時に喜ばれるから、という嘘のような本当の話を聞いた。

 「全日本」として実業団の日本一を決める大会ならもっと価値を高める試合方法を協会には考えてもらいたい。町のオープン大会とは違う。クラス別にするのでもよいがもっと全日本らしい大会にしてほしい。これと同様に「全日本団体」も、何年も前から「プレ国体」から脱するような格式のある大会にしてほしいという声は上がっている。
 ただ歴史があるからといって、昔からのやり方を続けるのか、新しい大会をデザインしていくのか。協会が事業全体を見直す時期に来ているのではないだろうか。
  • 熱い試合は見応えあるのに観客はまばらだった

  • 男子も相当にハイレベルな試合が続く。試合の質は「全日本」なのだ

 全日本実業団選手権の男子優勝した協和発酵キリンの佐藤真二監督のコメント
「協和発酵キリンとして被災地の復興支援に60数回行っていて、良い報告ができたし、会社にも大きなサポートをもらっているので恩返しできた。今回森本と上田が入ってきて補強がうまくいったし、私自身が連盟の仕事が多い中で選手が自覚を持って練習をやってくれた。あの2人が頑張れたのは松平という卓球に真剣に取り組んでいる選手がよい影響を与えているし、下山、小野が陰で支えてくれた」

●男子準決勝
  協和発酵キリン  3−1  東京アート
 松平    6、−9、−7、−8      張○
○森本    8、8,5          大矢
○松平/上田 9、−6、6、−10、5  張/高木和
○上田    −9、8、8、7        塩野
 笠原     ————         高木和 

   シチズン   3−0  リコー
○森田   7、10、−9、3      高岡
○御内   9,8,9         瀬山
○軽部/森田 8、7、−10、8   瀬山/松生
 軽部     ————        桑原
 加藤     ————        松生        
 
●男子決勝  
  協和発酵キリン  3−1  シチズン
 笠原  3、−3、10、−9、−7     軽部○
○上田  −8、−7、9、10、5      加藤
○松平/上田 7、10、−9、7    軽部/森田
○松平  4,7、10           森田
 森本     ————         御内

男子G1トーナメント(5回戦敗退チームによるトーナメント)
優勝 新日鐵住金名古屋(愛知)
2位 トヨタ自動車(愛知)

男子G2トーナメント(4回戦敗退チームによるトーナメント)
優勝 鶴谷病院(群馬)
2位 東京ガス(東京)
  • 2位シチズンのポイントゲッター軽部はチームを決勝に導いた

  • 東京アート戦でのMVPは新人の森本。大矢に勝った

  • 塩野のカットを豪打で打ち抜き、決勝では加藤に競り勝った上田

  • 最後に魅せたのはこの男、松平。ダブルスでも切れのあるプレーを魅せた

 全日本実業団の女子で初優勝を飾った日立化成の内山監督の優勝コメント
「実業団は優勝していなかったので初優勝をするためにきました。ただオーダーには苦心しました。準決勝と決勝の間は15分間くらいしかなくて直感で決めました。準決勝の日本生命との試合はもつれるし、最大の強敵だった。決勝のラスト森薗が勝ったのは根性がついてきたからかも。松澤の加入でオーダーもいろいろな組み立てができるようになった」

●女子準々決勝
日本生命(大阪)  3−0  アスモ(静岡)
日立化成(茨城)  3−0  豊田自動織機(愛知)
十六銀行(岐阜)  3−0  東信電気(神奈川)
サンリツ(東京)  3−2  中国電力(広島)

●準決勝
  日立化成   3−2   日本生命
 馬     10、−1、8、−7、−7   石垣○
○松澤    4,8,9          若宮
○森薗/松澤 7、−10、8,−5、8 田代/藤井
 市川    10、−8、−6、−4      徐○
○森薗    −8、10、9,8       田代

  十六銀行   3−0   サンリツ
○高    7,−9、10、−8、5       中島
○根本   −6、10、8,9         重本
○根本/大森 6,5,8        天野/中島
 加藤     ————         天野  
 挾間     ————         阿部

●決勝
  日立化成   3−2    十六銀行
○松澤    8,9,5           高
 市川   −3、−7、−12        加藤○
 森薗/松澤 −7、8、−14、−10  根本/大森○   
○馬     4,5,12          挾間
○森薗   10、7、10          根本     

女子G1トーナメント(1回戦敗退チームによるトーナメント)
優勝 広島日野自動車(広島)
2位 JR北海道(北海道)

女子G2トーナメント(第一ステージ2位チームによるトーナメント)
優勝 百十四銀行(香川)
2位 オークワ(和歌山)
  • 日立化成にとって大きかった松澤の加入

  • 準決勝、決勝トラストでの勝負強さを発揮した森薗

  • 決勝で勝利した新人の加藤

  • 準決勝、決勝と確実に点をあげた根本と大森のカットダブルス

 愛媛県松山市で開催された全日本実業団選手権大会で、男子は協和発酵キリン(東京)が7年ぶり10回目の優勝(協和発酵を含む)し、女子は日立化成(茨城)が初優勝を飾った。
 男子は協和発酵キリンが準決勝で連覇中の東京アート(東京)を破った。2番の森本が大矢を破り、3番の松平・上田組が張・高木和組に勝ち、4番の上田が塩野のカットを打ち抜いた。
 決勝ではリコー(東京)を下して決勝に進んだシチズン(東京)を3−1で破り、優勝を決めた。トップでシチズンの軽部が笠原に競り勝ち、2番の協和の上田が加藤に負けかけていた試合を引き寄せたのが大きかった。
 女子は混戦の中で、日立化成が準決勝で日本生命(大阪)を下し、決勝は新人・加藤とカットの根本・大森のダブルスを中心とした十六銀行(岐阜)に競り勝ち、3−2で初優勝を飾った。森薗と松澤の二人の活躍が光った。

● 男子準決勝
協和発酵キリン(東京) 3-1 東京アート(東京)  
シチズン(東京)   3-0  リコー(東京)
● 決勝
協和発酵キリン 3−1 シチズン
● 女子準決勝
日立化成(茨城)  3−2 日本生命(大阪) 
十六銀行(岐阜)  3−0 サンリツ(東京)
● 決勝
日立化成 3−2  十六銀行

  • 女子初優勝の日立化成

  • 7年ぶりの優勝を飾った協和発酵キリン