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トピックス

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8月4日から開催されたインターハイ。全日程が終了した。
各種目の優勝は下記のとおり

<学校対抗>
男子:青森山田(青森)
女子:四天王寺(大阪)

<シングルス>
男子:坪井勇磨(青森山田)
女子:前田美優(希望が丘)

<ダブルス>
男子:坪井勇磨/三部航平(青森山田)
女子:前田美優/趙甜甜(希望が丘)


この大会の模様は8月発売の10月号で速報、9月発売号の11月号で詳報を掲載予定です。
  • 男子シングルス優勝・坪井

  • 女子シングルス優勝・前田

 インターハイが甲府で開かれ連日熱戦が繰り広げられているが、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館でも、もうひとつのインターハイ、第47回全国高等学校定時制通信制卓球大会が8月5日〜7日に開催されこちらも熱い戦いが繰り広げられた。

 男子団体は長尾谷(通)(大阪)、女子団体は北海道ニセコ(北海道)がそれぞれうれしい初優勝を飾った。男子シングルスは昨年3位の山中(向陽台(通)・大阪)が、女子は西部(華陽フロンティア(通)・岐阜)が初優勝を果たし、優勝がすべて初優勝とフレッシュな顔ぶれとなった。

●男子団体
優勝:長尾谷(通)(大阪)
準優勝:箕輪進修(長野)
3位:市立札幌大通(北海道)、三島長陵(静岡)

●女子団体
優勝:北海道ニセコ(北海道)
準優勝:堀之内(新潟)
3位:大江戸(東京)、天理(奈良)

●男子シングルス
優勝:山中峻幸(向陽台(通)・大阪)
準優勝:白
 7月23日〜8月3日、スコットランド・グラスゴーで2014年コモンウェルスゲームズが開催された。イギリス連邦に属する国や地域が参加し、4年に1度開催される総合競技大会で卓球競技は男女団体、男女単、男女複、混合複の計7種目が行われた。
 混合複を除く6種目ではシンガポールが圧倒的な強さを見せ、6個の金メダルを獲得。シンガポール対決となった男女シングルス決勝は、男子は詹健がガオ・ニンを、女子が馮天薇がユ・モンユを破り優勝を果たした。
 また、シンガポールが唯一メダルを逃した混合複ではポールとジョアンナのドリンコール夫婦ペア(イングランド)がピチフォード/ホー・ティンティン(イングランド)を下し優勝を飾った。 

各種目の優勝記録は以下のとおり。

【2014年コモンウェルスゲームズ優勝記録】
● 男子団体:シンガポール
● 女子団体:シンガポール
● 男子シングルス:詹健(シンガポール)
● 女子シングルス:馮天薇(シンガポール)
● 男子ダブルス:ガオ・ニン/李虎(シンガポール)
● 女子ダブルス:馮天薇/ユ・モンユ(シンガポール)
●混合ダブルス:P.ドリンコール/J.ドリンコール(イングランド)
この秋から国内でも本格的に発売が始まり、来年早々の全日本選手権からは使用されると言われているプラスチックボール。
卓球王国ではすでに5月発売の別冊「卓球グッズ」で紹介し、さらに8月発売号でも徹底取材をしている。

当初、各メーカーのボールの打ち比べという視点で試打をまとめようと考えていたが、方向転換した。ラバーのように、「これの打球感がいいからこのボールを使おう」とボールを変えたりする人がどれだけいるのかという疑問に行き着いたからだ。

地方では、大会の指定球というのはほぼ決まっている。良く聞かれるのは、東北地方ではニッタクのみが使用球、逆に関西ではTSPのみが大会の使用球というケースが多いと言われている。そうなると、それぞれのボールの特性が違っても選手は自ら選べないケースが多いことになる。

ということで、8月発売のプラスチックボール特集では、トップ選手に試打によりセルロイドとプラスチックの違いに焦点を当ててみる。
ラバー、ラケットの試打特集でもそうだが、試打には有益なコメントと、主観的でにわかに信じられないコメントというものがあることを前提で実は特集している。セルロイドとプラスチックボールに物理的な特性の違いは大きくないが、選手の感覚は微妙なものだ。

選手として一番気になるのは、「プラスチックボールで用具はどう変わるのか」という点だろう。ボールメーカーとしても「プラボールはセルロイドに限りなく近づいた」と言う一方で、「プラボール対応の用具に変えるべきだ」という矛盾するマーケティングをしなければいけない。
実際には、プラボール試打でも「セルロイドと遜色ない。これなら今の用具でも大丈夫」と言う人もいれば、「回転量がやや落ちるし、飛んでこないのだが、強打した時には逆にボールが伸びる。用具は変えないと難しいかも」とコメントする選手もいる。
微細な部分に入り込み、用具をあれやこれやと変えてみる選手たち。
選手の声には真摯に耳を傾けよう、という面と、先入観の入った選手のコメントほど当てにならないものはない、という側面もある。これもまた卓球の重要な部分であり、楽しみの部分とも言えるのだろう。

本日8月3日は、平成23年度の全日本チャンピオン、吉村真晴選手のお誕生日です!

現在は、愛知工業大のエースとして活躍中の吉村選手。先月のインカレでは優勝こそ逃しましたが、チームを牽引し、準優勝に大きく貢献しました。
日本最速とも言われるスピーディーな両ハンドを武器に、世界での活躍にも期待がかかります!
8月8日(金)〜8月10日(日)に千葉ポートアリーナで開催される「第42回関東中学校卓球大会」の組み合わせがこちらにアップされています。
関心のある方はチェック!!

http://www.ttjhs-cb-kanntou.com/
 先週末に、プロリーグ設立検討委員会の松下浩二委員長が、日本リーグのチーム監督など10数名の関係者を集めた情報交換会でプロリーグ設立に向けたプレゼンテーションを行った。

 具体的に、どのようなビジョンとミッションを持って、どのようなチーム編成で、どの程度の予算で運営されるのかなどの構想案を説明。1時間のプレゼンの後に質疑応答に答えた。
 今後、これを受けて日本リーグがどのような対応を見せるのか。9月の日本卓球協会の理事会で、検討委員会から日本リーグとの共存共栄を含めた報告がなされ、検討委員会からプロリーグ設立委員会(もしくは準備委員会)に向けた具体的なロードマップが提示されることを期待したい。
 本日、日本卓球(株)はニッタクブランドのプラスチック硬式ボール「プラ3スター プレミアム」を1個360円(本体価格・3個入り1,080円+税)で、10月10日から発売することを発表した。
 セルロイドボールは1個280円だったが、プラスチックボールで80円の価格差がついた。唯一の日本製のボールである、ニッタクのプラスチックボールの360円が、市場での基準になるだろうか。
 すでに販売している「許紹発 Xu shaofa」ブランドのプラスチックボール((株)アンビションが公認取得)は6個入り1,980円(税込み・1個あたり税込み330円)。

 国際卓球連盟のボール製造の指示書も若干変わり、ボールの直径がやや大きくなた分、空気抵抗で回転量やスピードの低下を指摘する関係者もいる中、卓球王国編集部では多くのトップ選手にプラスチックボールの試打を実施している。「許紹発はセルロイドに近い」とか、「ニッタク球は回転量は少ないと感じるけど、強打した時のボールの伸びがある」など、意見は選手によって様々だ。
トップ選手の試打の感想や物理学者の見解は8月21日発売の卓球王国で紹介する。
  • 10月に1個360円で発売されるニッタクのプラスチックボール

 今年2014年から15年にかけて、世界の卓球界、そして日本の卓球界は使用ボールで混乱しそうだ。
 8月のワールドツアーのチェコオープン、ベラルーシオープン、ジュニアサーキットなどはプラスチックボールを使用。ブンデスリーガなどのヨーロッパのリーグでもプラスチックボールが使用されると言われている。ところが、アジアオリンピックと言われるアジア競技大会はセルロイドボールが使用される。

 さて、日本では「許紹発(シュ・シャオファ)」のプラスチックボールが出回っているだけで、ヤマト卓球(TSP)や日本卓球(ニッタク)、タマス(バタフライ)のプラスチックボールが日本卓球協会に申請を予定、もしくは申請済みだが、まだ発売されていない状態だ。
 そのため、国内大会ではしばらくセルロイドボールが使用されると言われている。

 ところが、来年1月の全日本選手権は世界選手権日本代表の選考も兼ねているので、プラスチックボールが使用されると言われており、9月の日本卓球協会理事会で決定されると考えられている。このタイミングを逃すと理事会は12月までないために、9月に決めないと選手はより一層混乱することになるからだ。
 ただし、現状では各社からまだ発売されていない状態でのプラスチックボール使用の決定となるだろう。

 卓球王国10月号(8/21発売)では大々的に「プラスチックボール時代、突入!」の特集を組む。
  • 上から、ニッタク、TSP、許紹発のプラスチックボール

7月29日の午後1時から、フジテレビが主催する夏の大型イベント『お台場新大陸』で、第2回ユース五輪・日本代表の村松雄斗選手(JOCエリートアカデミー/帝京)、加藤美優選手(JOCエリートアカデミー)、男子JNTの田㔟邦史監督によるトークショー&卓球教室が行われた。

 特設ブースの「すぽると!ドリームパーク」で行われたこのイベント。前半のトークショーでは、加藤選手が「ユース五輪では絶対メダルを獲りたいと思っています。そのためにこの4年間を過ごしてきたので」と大勢の観客の前でメダル宣言。司会進行の奥寺健アナウンサーに卓球との出合いについて聞かれ、「幼稚園生の時に家族と一緒に温泉に行って、そこに卓球台があったのが始めたきっかけです」と意外な秘話も披露した。
 村松選手も「今はユース五輪に向け、最後の追い込みに入っているところです。ユース五輪での経験を糧(かて)にして、将来は東京五輪でメダルを獲りたい」と力強いコメント。台についての実技では、華麗な両ハンドのカットに、観客から感嘆のため息がもれた。観客との3点先取のミニゲームでも会場を盛り上げ、「ぼくも一緒に楽しませてもらった。すごく良い経験になりました」と笑顔で語った。

 「ふたりとも卓球に対してとても真面目。勝ったら心から喜び、負けたら非常に悔しがる。そういうアスリートに必要な気持ちを持っている」。村松・加藤の両選手をそう評した田㔟監督。「ユース五輪はこの年代にとって非常に権威のある大会。皆さんに良い報告ができるように頑張りますので、ぜひ結果に注目してください」(田㔟監督)。

 第2回ユース五輪・卓球競技は8月17〜23日まで中国・南京で行われる。前回の第1回シンガポール大会に比べ、出場する選手のレベルは高くなり、ユース世代のビッグゲームとしての権威を高めつつある。開催種目は男女シングルスと混合団体(2シングルス・1ダブルス)の3種目。樊振東(男子)と劉高陽(女子)という強力なメンバーで地元優勝を狙う中国をはじめ、強敵は多いが、日の丸を胸に戦う村松選手、加藤選手を応援しよう!
  • イベントが行われた「すぽると!ドリームパーク」

  • 子どもたちを中心に、たくさんの観客が集まった

  • トークショーも落ち着いてこなした村松選手(左)と加藤選手

  • ミニ卓球対決でのひとコマ、握り方を丁寧に教える田㔟監督

  • 村松選手のカットはアピール度抜群!

  • 加藤選手はトレードマークの「ミユータ(逆チキータ)」も披露