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トピックス

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 ギネスに登録、世界ランキング初のトップ10入りなど、何かと話題の伊藤美誠選手。6月14日には地元・磐田市合併10周年記念事業で「DO!ピンポン」というイベントに参加。同じ地元出身の水谷隼選手とラリーを披露したり、講習会を行った。そして、翌15日には磐田市役所本庁に出向き、磐田市に車イス2台を寄贈した。伊藤選手は日頃から地元をとても大切にしており、『地元の福祉に貢献したい』という思いを持っていた。このたび、ワールドツアーなどで獲得した賞金から、地元の福祉向上を願って、車イスを贈ることになった。
 伊藤選手は贈呈式で「今回地元のイベントで、150名の方が参加してくれました。私は幼稚園の時からいろんな方と卓球をさせていただいたので150名知らない方はいないほどでした(*^_^*)。そして今回の車椅子贈呈式では日頃からたくさんの方に応援していただき、その感謝を形にすることができ幸せです。これからも色々な形で社会貢献をしていきたいと思っています! ありがとうございました」と、磐田市の渡部市長に伝えた。

(写真提供:磐田市)
 1950年代にイングランド代表として世界選手権で活躍し、世界選手権5大会で14個ものメダルを獲得したロザリンド・ロー(現姓:コーネット)が、6月15日に82歳で亡くなった。

 右シェークカット主戦型で、姉のダイアン・ロー(現姓:シェラー)とともに、「ロー姉妹」として世界の卓球界で名を馳せたロザリンド・ロー。姉とともに14歳で卓球を始め、サッカー選手だった父親譲りの身体能力で、瞬く間に頭角を現した。4年後の51年ウイーン大会では、姉妹ペアで女子ダブルス優勝。その後、女子ダブルスでは5大会連続での決勝進出を果たし、二度の優勝を飾った。50年代の卓球界を彩った「レジェンド」のひとりだった。
6月10〜14日、広島県で開催された前期日本リーグ。男子1部は愛知工業大、女子1部は日本生命が優勝となった。

1試合を残して、東京アート、協和発酵キリン、愛知工業大が1敗で並んだ男子1部。最終戦は愛知工業大が朝日大に3-0で勝利し、東京アート対協和発酵キリンの直接対決は3-1で協和発酵キリンが勝利。その結果6勝1敗で愛知工業大と協和発酵キリンが並んだが、得失率により、愛知工業大の優勝が決定した。

女子は、全勝の日本生命を1敗のサンリツが追う形で、最終戦はまずサンリツがエクセディに3-1で勝利。得失率により、最終戦に負けると優勝がなくなる日本生命は、日立化成に対し、先に2点を奪われる苦しい展開。しかし、新人ペアの前田・森がダブルスをゲームオールジュースで取ると、4番で石垣が完勝。ラストは田代が粘りのカット打ちで北岡を下し、逆転優勝を果たした。

詳しい報道は、7月21日発売の卓球王国9月号に掲載いたします。

●男子1部
優勝:愛知工業大(6勝1敗)
準優勝:協和発酵キリン(6勝1敗)
3位:東京アート(5勝2敗)

●女子1部
優勝:日本生命(7勝0敗)
準優勝:サンリツ(6勝1敗)
3位:中国電力(4勝3敗)

男子1部記録(日本リーグHP)↓↓↓
http://www.jttl.gr.jp/taikai_result.php?prm_tkcode=14004&prm_bumon=10

女子1部記録(日本リーグHP)↓↓↓
http://www.jttl.gr.jp/taikai_result.php?prm_tkcode=14004&prm_bumon=20
  • 男子1部優勝・愛知工業大

  • 女子1部優勝・日本生命

現在、広島で開催中の日本リーグ。

昨日、2部の最終戦が行われ、男子は信号器材が優勝。優勝に大貢献した新人の英田は、最高殊勲選手賞、新人賞、スーパーゴールデンラケット賞も獲得した。
女子は、松本郁、馬文ティンが勝ち星を重ねた広島日野自動車が初優勝を果たした。

本日は、1部男女の残りの試合が行われる。男子は、東京アート、協和発酵キリン、シチズン、愛知工業大の4チームが4勝1敗で並ぶ大混戦。
女子は日本生命が唯一の全勝、1敗でサンリツが続いている。
優勝を勝ち取るのはどのチームになるのか!?
  • 2部男子優勝・信号器材

  • 2部女子優勝・広島日野自動車

 現在中学3年生の伊藤美誠選手(スターツSC)と平野美宇選手(JOCエリートアカデミー)のITTFワールドツアーでの最年少優勝記録がギネス世界記録に認定されることとなった。認定されるのは伊藤選手と平野選手が2014年3月のドイツオープンの女子ダブルスで最年少優勝を果たした記録だ。当時、伊藤選手は13歳160日、平野選手は13歳350日で、ふたりの年齢を合わせて史上最年少優勝記録となった。

 また、伊藤選手は今年3月のドイツオープンでも14歳152日で女子シングルス最年少優勝記録を樹立しており、この記録も合わせて認定される。伊藤選手は2013年にも新井卓将氏との1分間高速ラリー(180回)でギネス記録を樹立しており、今回の記録認定で3つ目のギネス登録となる。
 
 伊藤、平野の両選手には6月24日(水)から兵庫・グリーンアリーナ神戸で開催されるITTFワールドツアー・ジャパンオープン荻村杯で認定証が手渡される予定だ。
  • 写真は2014年12月のグランドファイナル複優勝時

 昨日(6月9日)、JOC(日本オリンピック委員会)が「JOCエリートアカデミー」(EA)の事業見直しについて、味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で説明会を開いた。

 EAは08年にスタートしたJOC肝いりのプロジェクトとして、現在、卓球・レスリング・フェンシング・水泳(飛び込み競技)・ライフル射撃の5競技のみで、 NTCに住みながら集中指導を行い、中学から高校までの6年間の在籍を基本にしていた。

 今回の説明会で、来年度以降、在籍期間を6年から3年に見直し、入校後の選手の競技力しだいで、継続するかどうかを決めること。また競技力や学力をより厳しく評価していくことなどが説明された。

 来年度以降、新たに参加を希望する競技団体は8月末までに企画書を提出することとなっている。
 卓球など、すでにプロジェクトのスタート時から参加している競技団体との個別の話し合いはまだもたれておらず、すでに在籍している選手に関することもこれからJOCと日本卓球協会との話し合いで決まっていくものと思われる。

 2020年東京五輪に向けて、スポーツ庁設置など国家予算が動き、EAに対するJOCの運営方針も大きく変わっていく可能性もありそうだ。
 ITTF(国際卓球連盟)解説担当のアダム・ボブロウが世界の卓球ファンからの質問をトッププレーヤーに直撃インタビューする「Ask a Pro Anything」(プロに聞いてみよう!)。今回のトッププレーヤーは伊藤美誠選手(スターツSC)。5月末のフィリピンオープン時のインタビューに通訳なしで見事に英語で回答している。伊藤選手のキュートな歌声も聞けますので、ぜひご覧ください。

【ASK A PRO ANYTHING/Mima Ito】(英語/4分52秒)
https://www.youtube.com/watch?v=T2CT_6jJCLU

以下はインタビューの要約。

Q1:(卓球以外で)他に趣味はありますか?
伊藤選手:映画鑑賞と買い物です。映画はディズニーが好きでラプンツェルやアナと雪の女王(英題はフローズン)が好きです。

Q2:バロット※は食べられますか?
  ※ふか直前のアヒルのゆで卵。フィリピンでは多く食べられる
伊藤選手:・・・

Q3:筋肉を見せてください

Q4:ドイツオープンの$26,000の優勝賞金で最初に何を買いましたか?
伊藤選手:お母さんにブレスレットを買いました。

Q5:アニメを見ますか?また、好きなアニメは何ですか?
伊藤選手:好きなアニメはコナンとルパンです。

Q6:コナンの真似はできる?
伊藤選手:Yes
 昨夜発表されたITTF(国際卓球連盟)の世界ランキング。
 選手や関係者が非常に気にするのは、今年の9月に日本卓球協会が来年の五輪代表候補を発表するからだ。
 シングルス枠の2人と団体戦用の1人の計3名で、シングルス枠の2名は世界ランキング上位者で3人目は強化本部推薦という選考基準はすでに発表されている。
 しかも、女子の村上監督は3人目も世界ランキングで選びたい意向をすでにコメントしている。

 男子では、3月のスペインオープンと5月のクロアチアオープンのツアーを制覇した吉村真晴(愛知工大)が今回43位から30位へ大幅アップ。水谷隼5位、丹羽孝希11位、松平健太26位、村松雄斗27位に続く日本男子5番手となった。世界選手権蘇州大会でも混合ダブルスで銀メダルを獲るなど、ここに来て大きくクローズアップされた存在になっている。

 一方、日本女子は大変な状況に突入している。世界選手権後に11位に大きくジャンプアップした伊藤美誠(スターツSC)が5月のベラルーシオープンに優勝し、今回は9位とついにベスト10入りをした。石川佳純5位、福原愛8位の後の3番手だ。伊藤の後ろには平野早矢香16位、平野美宇19位が続いている。

 今後、日本選手が出場予定のツアーはジャパン、韓国、中国のアジアシリーズ、そしてブルガリア、チェコなどのオープン大会があり、今後もその戦いから目が離せない状況になっている。
 世界ランキングを理解するのはなかなか難しいが、卓球王国の次号(6月20日発売)では詳しく説明しているので是非参考にしていただきたい。

http://world-tt.com/ps_player/worldrank.php

*写真は世界選手権蘇州大会
  • 30位に大きくランキングを上げた吉村真晴

  • 14歳にしてついに世界ランキングでトップ10入りした伊藤美誠

 ITTF(国際卓球連盟)が2019年の世界選手権大会の開催国の入札開始を発表した。
以下はITTFからのリリース。

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★2019年世界選手権大会開催国の入札を開始

 世界で一番大きな卓球競技大会である世界選手権大会。2019年は個人戦となり、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスで世界王者を決める戦いとなります。世界選手権は世界でも有数の大きなスポーツイベントであり、100カ国を越える国や地域が参加し世界最高の卓球大会となることを約束します。以下は入札開始にあたりITTFのCEOであるジュディ・ファラゴのコメント。 
「この一大イベントの開催に多くの協会や都市が強い関心を抱いてくれることを期待しています。近年成功した世界選手権後にスポンサーの方々はイベントがもたらした利益に気付いてくれていると思います。マスコミは常に誰が世界チャンピオンになるのかに注目していますが、2019年は翌年に五輪を控えており、その年のチャンピオンが2020年の東京五輪での優勝候補となる可能性が高く、さらなる注目が高まることでしょう」

 世界選手権はITTFでも最も重要なイベントであり、2015年の世界選手権では世界で4億5000万人以上が関心を抱いたという調査結果が出ています。この中には170カ国でテレビの生放送を見た3億3000万人の視聴者も含まれています。イベントが提供する驚異的なメディア価値に加えて、世界選手権はかなりの経済効果を開催都市にもたらします。 2015年は開催都市である中国の蘇州に1億5600万ドル(約190億円)の収益をもたらしました。
 2019年世界選手権開催国の入札は2015年10月31日で締め切り、2016年のマレーシア・クアラルンプールでのITTF年次総会で開催国が決定となります。

以下は2019年の入札の参考となるQoros2015年世界選手権大会の統計結果。

●生放送でTV中継した国:170カ国
●CCTV(中国中央テレビ)視聴者数:2億5200万人
●全世界でのTV視聴者数:3億3000万人
●大会8日間中のITTF.comへのアクセス数:1000万人
●大会8日間中のitTV視聴者数:100万人
●itTVでの放送試合数:440試合
●itTVでの動画視聴国数:179カ国
●ITTF Facebookへのアクセス:300万人
●Youtube視聴者数:700万人
●Youtube視聴国数:231カ国
●Youtube視聴時間:2500万分
●公認メディア:1000人
●関連報道記事:11,000

今後の世界選手権開催国
2016年:マレーシア・クアラルンプール(2016年2月28日〜3月6日)
2017年:ドイツ・デュッセルドルフ
2018年:スウェーデン・ハムルスタッド
  • 2015年大会の会場となった蘇州国際博覧センター

  • 蘇州市内の宣伝広告。市を上げて世界戦を盛り上げた

 6月3〜7日にオーストラリア・ゴールドコーストでITTFワールドツアー・オーストラリアオープンが行われ、女子シングルスで福原愛(ANA)が優勝、男子シングルスでは大島祐哉(早稲田大)が3位に入った。

 今大会女子シングルス第2シードの福原は2回戦で平野美宇(JOCエリートアカデミー)、準々決勝で石垣優香(日本生命)との同士討ちを制し準決勝へ進出。準決勝では2回戦で伊藤美誠(スターツSC)を下した文炫晶(韓国)にストレートで、決勝では田志希(韓国)に4-1で勝利。韓国勢を2連破して今季初勝利をあげた。先週行われたフィリピンオープンで優勝の石川佳純(全農)は準々決勝で帖雅娜(香港)に敗れベスト8に終わった。

 男子シングルスではフィリピンオープン優勝の大島祐哉(早稲田大)が準決勝へ進出したが、準々決勝で松平健太(JTB)を下して勝ち上がって来た何鈞傑(香港)に敗れ決勝進出を逃した。優勝はフィリピンオープン2位の鄭栄植(韓国)。何鈞傑をストレートでくだし優勝を決めた。
 また、女子アンダー21決勝はフィリピンオープンに続き、佐藤瞳(札幌大谷高)対早田ひな(石田卓球クラブ)の同カードとなり、佐藤が早田にフィリピンオープンに続き勝利。2連覇を達成した。

優勝と日本選手上位の記録は以下のとおり。

【オーストラリアオープンオープン結果】
● 男子シングルス優勝:鄭栄植(韓国) ※3位:大島祐哉
● 女子シングルス優勝:福原愛  
● 男子ダブルス優勝:何鈞傑/林兆恒(香港)
● 女子ダブルス優勝:田志希/李ダソム(韓国)
● 男子アンダー21優勝:張禹珍(韓国) ※2位:大島祐哉、3位:木造勇人
● 女子アンダー21優勝:佐藤瞳 ※2位:早田ひな