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欧州リポート

トップニュース欧州リポート

ヨーロッパチャンピオンズリーグ 男子グループD
1/4 [ニーダー・オーストリア 3-1 フリッケンハオゼン]
1/4 [エヌボン 3-2 ピエーヴェ・エマヌエーレ]
※左側のチームがホーム


 ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)男子グループD最終戦は1月4日に行われた。ともにここまで4勝1敗で、決勝トーナメント進出が決まっているチーム同士の対戦となったニーダー・オーストリア対フリッケンハオゼンは3-1でニーダー・オーストリアの勝利。ともに主力メンバーが出場し、グループ1位を賭けた激しい戦いが展開された。

 片方がグループ1・2位の対戦なら、もう片方は当然3・4位の試合。グループリーグ敗退が決まっているエヌボン対ピエーヴェ・エマヌエーレは3-2でエヌボンが勝利した。まだ勝ち星がないピエーヴェ・エマヌエーレは中国選手のリ・ケウェイが2点を取る活躍を見せたが、あとが続かず悔しい敗戦。1勝も挙げられずにECLの舞台から姿を消すこととなった。



1/4 ニーダー・オーストリア 3-1 フリッケンハオゼン
柳承敏 7、7、8 馬文革
シュラガー -7、-5、8、9、14 シュテガー
ハベソーン -9、-7、-2 トキッチ
柳承敏 9、-8、-9、9、5 シュテガー

現在の順位
グループD最終順位 ※上位2チームが決勝トーナメント進出
1位:ニーダー・オーストリア(5勝1敗/オーストリア)
2位:フリッケンハオゼン(4勝2敗/ドイツ)
3位:エヌボン(3勝3敗/フランス)
4位:ピエーヴェ・エマヌエーレ(0勝6敗/ドイツ)

ヨーロッパチャンピオンズリーグ 男子グループC
1/4 [カジャグラナダ 3-0 グレンツァオ]
1/4 [エースローブ 2-3セスタス]
※左側のチームがホーム


 ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)男子グループCはカジャグラナダとエースローブが決勝トーナメント進出を決めた。
 荘智淵(チャイニーズ・タイペイ)、プリモラッツ(クロアチア)、何志文(スペイン)の3人が主力のカジャグラナダだが、すでにグループリーグ突破を決めているからか、1月4日に行われたリーグ最終戦には主力3人は顔を見せず。それでも、サンチェス(スペイン/世界ランク255位)が世界ランキング30位の張ユク(中国香港)を破るなど、グレンツァオをストレートで下し、全勝でリーグ戦を終えた。
 昨年は準々決勝へ進出し、準優勝したニーダー・オーストリアをあと一歩のところまで追いつめたグレンツァオだったが、今年はグループ4位という結果に終わった。

 一方のエースローブは、2勝3敗で並んでいたセスタスとの直接対決を制して、決勝トーナメント進出を決めた。セスタスの劉松(アルゼンチン)の2点取りに苦しめられたエースローブだが、出場した3人が1点ずつ挙げる総力戦での勝利だった。



1/4 カジャグラナダ 3-0 グレンツァオ
シャン・ミンジー 6、9、8 バルギス
ガルドス 4、-7、8、8 フェイヤー-コナート
サンチェス -5、5、-10、9、9 張ユク

現在の順位
グループC最終順位 ※上位2チームが決勝トーナメント進出
1位:カジャグラナダ(6勝0敗/スペイン)
2位:エースローブ(3勝3敗/スウェーデン)
3位:セスタス(2勝4敗/フランス)
4位:グレンツァオ(1勝5敗/ドイツ)

ヨーロッパチャンピオンズリーグ 男子グループB
1/4 [デュッセルドルフ 3-0 ポントワーズ]
1/4 [ザグレブ 3-1 ブダペスト]
※左側のチームがホーム


 ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)グループB最終戦が1月4日に行われ、首位に立っていたデュッセルドルフはポントワーズと対戦し、オールストレートの3-0で快勝。リーグ1位で決勝トーナメント進出を決めた。なお、敗れたポントワーズの3番手にはランベルセ(フランス)が登場。1979年~1989年には世界選手権に出場し、1987年ニューデリー大会ではベスト16に入っている往年の選手だ。ちなみにこの時、1回戦では斎藤清を破っている。

 決勝トーナメントへと駒を進めるもう1チームはザグレブ。グループBは最終戦を前に3チームが2勝3敗で並ぶ混戦だったが、朱世赫(韓国)がいるザグレブが3-1でブダペストを下し、苦しみながらもグループリーグ突破を決めた。
唯一デュッセルドルフに土をつけたブダペストだったが、惜しくも予選で姿を消すこととなった。しかし、最終戦でもパジー(ハンガリー)が朱世赫相手にゲームオールの試合を見せるなど健闘。主力のパジー・ヤカブ・ズウィックルはもちろん、控え選手も全てハンガリー選手で固めた“純ハンガリーチーム”の戦いぶりは見事であった。 



1/4 デュッセルドルフ 3-0 ポントワーズ
ズース 8、9、7 シーラ
コルベル 10、7、6 ロー
オフチャロフ 4、3、5 ランベルセ

現在の順位
グループB最終順位 ※上位2チームが決勝トーナメント進出
1位:デュッセルドルフ(5勝1敗/ドイツ)
2位:ザグレブ(3勝3敗/クロアチア)
3位:ブダペスト(2勝4敗/ハンガリー)
4位:ポントワーズ(2勝4敗/フランス)

ヨーロッパチャンピオンズリーグ 男子グループA
1/4 [シャルロワ 3-0 ルバロワ]
1/4 [ヴュルツブルグ 3-0 サン・セバスチャン]
※左側のチームがホーム


 ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)グループA最終戦が1月4日に行われた。すでにグループリーグ突破を決めているシャルロワはルバロワに3-0で快勝。結局、グループリーグは全勝で、失点は3試合目のルバロワ戦で呉尚垠(韓国)がメイス(デンマーク)に敗れた「1」のみ。昨季優勝のシャルロワに、今季も死角はないか。

 一方、ルバロワとの2位争いを演じていたヴュルツブルグはサン・セバスチャンに勝利。この勝利で最終成績を2位とし、グループリーグ突破を決めた。



1/4 シャルロワ 3-0 ルバロワ
サムソノフ 6、7、5 モンガ
スミルノフ -9、4、9、8 エロワ
J.セイブ 7、5、5 ベルタン

現在の順位
グループA最終順位 ※上位2チームが決勝トーナメント進出
1位:シャルロワ(6勝0敗/ベルギー)
2位:ヴュルツブルグ(3勝3敗/ドイツ)
3位:ルバロワ(2勝4敗/フランス)
4位:サン・セバスチャン(1勝5敗/スペイン)

 前回に続けて、ブンデスリーガ男子個人成績を紹介しよう。今回紹介するのは3・4番手で出場している選手のランキング。水谷隼(デュッセルドルフ)がこのカテゴリに該当する。

  その水谷は2勝6敗と負け越しており、ランキングは28位。下から数えて6番目という、日本のファンからしたら残念な数字。近5戦はすべて敗れており、復調が待たれるところだ。水谷のチームメイト、コルベルはこのカテゴリの1位。長年トップで活躍してきたコルベルがこのカテゴリにいることがデュッセルドルフの層の厚さを物語っている。そして、3番手での出場に甘んじているが、取りこぼしの少ない安定感はさすがだ。
 以下、2位にはスロベニア代表トキッチ、3位にはドイツ元代表ヒールシャーと代表クラスが並ぶが、4位にはイェレルがランクイン。イェレルはスウェーデン選手で05年プロツアー・グランドファイナル複ベスト8、07ヨーロッパ選手権複ベスト8など国際舞台では主にダブルスで結果を残しているが、ブンデスリーガではシングルスで好成績を収めている。現在4位のオクセンハオゼンを支えている存在と言っても過言ではないだろう。

<男子個人成績ランキングTOP10(3・4番手)> 07年12月31日時点
1.コルベル(12勝1敗/デュッセルドルフ)
2.トキッチ(10勝1敗/フリッケンハオゼン)
3.ヒールシャー(13勝7敗/ブレーメン)
4.イェレル(11勝6敗/オクセンハオゼン)
5.フェイヤー-コナート(10勝5敗/グレンツァオ)
6.カイナット(9勝5敗/ヴュルツブルグ)
7.オフチャロフ(5勝1敗/デュッセルドルフ)
8.チチェチニン(10勝7敗/ヴュルツブルグ)
9.モンテイロ(9勝6敗/オクセンハオゼン)
10.パベルカ(9勝7敗/グレンツァオ)

日本人選手のランキング
28.水谷隼(2勝6敗/デュッセルドルフ)

 ここまでの、ドイツ・ブンデスリーガ男子個人成績ランキングをお伝えしよう。ブンデスリーガの個人成績ランキングは「勝利数-敗戦数=ポイント」の高い順、つまり勝率の高さによってランキングが決定する。また、ランキングは「1・2番手で出場した選手」「3・4番手で出場した選手」「ダブルス」の3つのランキングに分かれている。今回は昨年末時点までの「1・2番手で出場した選手」を紹介しよう。
 1位はやはりと言うべきか、デュッセルドルフのボル。11戦して無敗だ。2位には王熹(ゲナン)が入った。ゲナンは現在9位と低迷しているが、そのなかにあって王熹は孤軍奮闘。中国籍の王熹は助っ人外国人として優秀な働きを見せている。以下、クリサン、馬文革、カラカセビッチ、張ユク…など各国代表選手・元代表選手が名を連ねる。
 日本人選手では岸川聖也(ブレーメン)が勝率5割で11位。高木和が19位に入っている。

<男子個人成績ランキングTOP10(1・2番手)> 07年12月31日時点
1.ボル(11勝0敗/デュッセルドルフ)
2.王熹(15勝6敗/ゲナン)
3.クリサン(15勝7敗/オクセンハオゼン)
4.馬文革(12勝7敗/フリッケンハオゼン)
5.カラカセビッチ(12勝7敗/プリューダーハオゼン)
6.張ユク(10勝8敗/グレンツァオ)
7.ズース(9勝7敗/デュッセルドルフ)
8.トキッチ(3勝1敗/フリッケンハオゼン)
9.譚瑞午(11勝10敗/ヴュルツブルグ)
10.梁柱恩(11勝11敗/オクセンハオゼン)

日本人選手のランキング
11.岸川聖也(11勝11敗/ブレーメン)
19.高木和卓(7勝9敗/ユーリッヒ)

12/14 [ユーリッヒ 6-1 フルダ・マーバーツェル]
12/16 [グレンツァオ 4-6 フリッケンハオゼン]
12/17 [オクセンハオゼン 6-2 ヴュルツブルグ]
12/17 [ゲナン 3-6 ブレーメン]
※左側のチームがホーム


 みなさま、明けましておめでとうございます。今年も欧州レポートをよろしくお願いします。
 新年一発目は遅ればせながら、2007年最後に行われた試合の結果をお伝えします。

 07年12月14日、ユーリッヒの高木和はフルダ・マーバーツェル戦に2番手として出場。単複で勝利を挙げる活躍で、チームの勝利に貢献した。今シーズン、高木和はここまでシングルスで7勝9敗。負け越してはいるが、2番手として出場しているため、対戦するのは各チームのエース。それを考えるとまずまずの成績だろう。

 岸川が所属しているブレーメンはアウェイでゲナンを下した。岸川は単1勝1敗、複1勝。シングルスの通算成績を11勝11敗の五分とし、2007年を締めくくった。岸川もまた2番手での出場だけに、この成績には及第点を与えられるだろう。

 今年はより一層の、“日本人ブンデスリーガー”の活躍を期待したい。

写真:平成18度全日本選手権出場時の高木和(上)と岸川。“ドイツ組”としてプレッシャーのかかる中、全日本タイトルを狙う

日本人選手の成績
●高木和卓
12/14 対フルダ・マーバーツェル
ロスコフ/高木和 -6、7、4、8 馮哲/メン・チンユ
高木和 6、9、8 馮哲

通算成績
シングルス:7勝9敗
ダブルス:5勝4敗

●岸川聖也
12/17 対ゲナン
ケーン/岸川 8、-10、6、10 王熹/フィルス
岸川 -10、-4、-10 王熹
岸川 9、7、4 ガブラス

通算成績
シングルス:11勝11敗
ダブルス:6勝6敗

現在の順位(12月17日終了時)
1位:デュッセルドルフ(8勝2敗)
2位:グレンツァオ(8勝3敗)
3位:フリッケンハオゼン(6勝1敗3分)
4位:オクセンハオゼン(4勝1敗6分)
5位:フルダ・マーバーツェル(5勝5敗1分)
6位:ヴュルツブルグ(3勝4敗4分)
7位:ユーリッヒ(3勝5敗2分)
8位:ブレーメン(4勝7敗)
9位:ゲナン(1勝7敗3分)
10位:プリューダーハオゼン(7敗3分)

 時吉佑一(早稲田大)は現在、スウェーデンリーグでプレーしている。所属チームはソーダハム、Jon.パーソンに次ぐチームの2番手だ。
 スウェーデンリーグは10月22日から始まっており、現在までに10~11試合を消化。ソーダハムは6勝4敗1分けとし、現在3位につけている。その中にあって、時吉の個人成績は10勝10敗。下にこれまでの時吉の全成績を示した。中国人選手との対戦も多いが、まずまず健闘しているといえるだろう。



10/29 [ソーダハム 5-3 Artemarks]
WIN時吉 14、-8、2、-9、10 ワン・ジェンフォン
時吉 9、-4、9、-4、-7 郭凱WIN

11/05 [ソーダハム 5-3 ファルケンベリ]
時吉 -6、6、-9、8、-8 リューデンWIN
時吉 10、7、-8、-9、-7 アン・シューWIN

11/20 [ソーダハム 5-1 レコード]
WIN時吉 4、8、9 エリクソン
WIN時吉 -5、9、13、7 ピーターソン

11/26 [ソーダハム 1-5 エースローブ]
時吉 -6、7、-5、-7 ツァオ・ペンWIN
時吉 -5、3、-10、-8 アクセルクイストWIN

11/28 [ソーダハム 4-4 Grostorp]
時吉 -4、-8、8、-13 ステンベリWIN
時吉 -6、7、-9、10、-4 ジ・ジェンホンWIN

12/03 [ソーダハム 5-1 リケビー]
WIN時吉 5、-9、6、-8、6 バルガ
WIN時吉 8、4、8 潘家華

12/11 [ソーダハム 3-5 ハルムスタード]
時吉 -7、5、-6、-10 王寅周WIN
WIN時吉 5、10、-2、-6、12 黄大偉

12/13 [ソーダハム 5-2 スポルバーゲン]
時吉 -9、-6、-9 何海津WIN
WIN時吉 -6、-12、2、8、8 カールベルグ

12/17 [ソーダハム 2-5 スポルバーゲン]
WIN時吉 -9、9、9、7 何海津
時吉 -7、-7、-3 ツォーグリンWIN

12/20 [ソーダハム 5-2 ハルムスタード]
WIN時吉 10、9、6 黄大偉
WIN時吉 6、7、5 王寅周



写真:スウェーデンリーグで修行中の時吉佑一(07全日本学生選手権大会時)

 ドイツ国内のクラブチームNO.1を決めるドイツカップの準決勝、決勝が12月8日に行われた。準決勝第1試合は岸川聖也所属のブレーメン対高木和卓所属のユーリッヒ。この日本人選手所属チーム対決は、ラストまでもつれる大接戦となったが、岸川が2点を奪う大活躍でブレーメンが競り勝った。岸川は日本人対決となった2番で高木和をゲームオールで下すと、ラストでもアポローニャ(ポルトガル)を下し、勝利を決めた。敗れたユーリッヒの高木和だが、4番ではケーン(オランダ)をゲームオールで下す活躍を見せた。
 準決勝第2試合は優勝候補デュッセルドルフがゲナンに貫禄勝ち。世界選手権、北京五輪に向けた調整のために今季は試合数をセーブしているボルも出場し、3-1で退けた。

 そして、迎えた決勝。ブレーメンは、準決勝で大活躍した岸川を一番手として起用。日本の若武者に優勝への望みを託した。その岸川はトップでズース(ドイツ)を破り、見事に期待に応えてみせた。大事な1番対決を制し、勢いに乗りたいブレーメンだが、相手はデュッセルドルフ。続く2番3番で、欧州の顔とも言えるボルとコルベル(チェコ)が登場し、颯爽と勝ち星を挙げていく。岸川の活躍がなかったかのように2-1と一気に王手をかけたデュッセルドルフ。そして4番ではボル対岸川の試合となった。ヨーロッパ選手に対する強さが出てきた岸川だが、やはりボルは別格か。1ゲームを奪うのが精一杯でボルに屈し、デュッセルドルフの優勝が決まった。

 デュッセルドルフの優勝という結果に終わったドイツカップ。これは順当とも言えるかもしれないが、ブンデスリーガでは下位に甘んじているブレーメンとユーリッヒの快進撃は、岸川と高木和の日本人選手の活躍があってのもの。決勝の舞台を踏んだ岸川はもちろん、高木和にとっても大きな財産になったに違いない。

●決勝 ※左側のチームがホーム
12/08 [ブレーメン 1-3 デュッセルドルフ]
岸川 4、-9、4、4 ズース
ケーン 7、-6、-2、-6 ボル
ヒールシャー 8、-8、-10、-9 コルベル
岸川 -6、-9、4、-6 ボル

写真:岸川(上/07世界選手権ザグレブ大会時)と高木和(下/06世界選手権ブレーメン大会時)

ヨーロッパチャンピオンズリーグ 男子グループD
11/30 [エヌボン 1-3 ニーダー・オーストリア]
11/30 [ピエーヴェ・エマヌエーレ 0-3 フリッケンハオゼン]
※左側のチームがホーム


 11月30日に行われたECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)男子グループDは、ニーダー・オーストリアとフリッケンハオゼンが勝利。2チームとも通算成績を4勝1敗とし、グループリーグ突破を決めた。

 ニーダー・オーストリアはエヌボン(フランス)と対戦。前回の対戦では敗れているが、今回はシュラガー(オーストリア)と柳承敏(韓国)の2トップで盤石の態勢。トップでシュラガーがバイ(中国)に敗れ、嫌な空気が流れたが2番で柳承敏がきっちり勝利すると、そのまま勝ち星を重ねて3-1でエヌボンに勝利。シュラガー、陳衛星、柳承敏、韓陽とタレントを揃えるチームが実力通りの決勝トーナメント進出だ。日本でも人気があるクレアンガ(ギリシャ)のいるエヌボンは予選で姿を消すこととなった。

 フリッケンハオゼン(ドイツ)はピエーヴェ・エマヌエーレ(イタリア)をまったく寄せ付けずにオールストレートで勝利。ニーダー・オーストリアに続いて、グループリーグ突破を決めた。ピエーヴェ・エマヌエーレはこの日もストレート負け。ここまでの5戦すべてでストレート負けを喫している。最終戦はエヌボンと対戦。すでにグループリーグ突破の望みないが、悲願の1勝を目指して戦う。

写真:“豪腕”クレアンガの戦いもここまで(07年世界選手権ザグレブ大会時)



11/30 エヌボン 1-3 ニーダー・オーストリア
バイ -6、-10、13、5、9 シュラガー
ゴラク -8、12、-8、-6 柳承敏
王・シン -8、-11、6、4、-7 ハベソーン
バイ 8、-7、-9、-8 柳承敏

現在の順位
グループD 順位(11月30日終了時点)
1位:ニーダー・オーストリア(4勝1敗/オーストリア)
2位:フリッケンハオゼン(4勝1敗/ドイツ)
3位:エヌボン(2勝3敗/フランス)
4位:ピエーヴェ・エマヌエーレ(0勝5敗/イタリア)