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欧州リポート

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 ブンデスリーガ2部、女子ブンデスリーガ1部にも日本選手が出場。ブンデスリーガ2部に出場の全日本ジュニア2位の三部航平は単複合わせて3度の出場機会すべてできっちり勝利。ここまでわずかに1敗のみと、ブンデスリーガ2部では圧倒的な勝率を残している。小澤吉大は14年ユース五輪ベスト8のオルト、元チェコ代表のクラセクのペアに敗戦。シングルスでもクラセクに敗れたが、9番でシュラーを下し、チームの勝利に貢献した。女子ブンデスリーガ1部には吉田光希が出場し、昨年の世界選手権・日本戦のラストで石川佳純にフルゲームまで迫る健闘を見せたオランダ代表のエーラントに単複で勝利するなど、活躍を見せている。試合の結果は下記のとおり。(浅野)

<1月24日 ブンデスリーガ2部 フリッケンハウゼンⅡ 4-6 ドルトムント>
○三部/サルグ -9、5、9、8 フェデーヴ/チ・ウェンリン
○三部 7、9、-7、-9、5 フェデーヴ
○三部 -8、6、8、-10、10 ボトロフ
☆三部航平2部通算成績:単9勝1敗/複4勝1敗 (第11節終了時点)

<1月25日 ブンデスリーガ2部 ユーリッヒ 6-4 ケーニヒスホーフェン>
 ミュールバッハ/小澤 -5、-5、7、7、-11 オルト/クラセク○
 小澤 8、-9、14、-9、-10 クラセク○
○小澤 5、3、5 シュラー
☆小澤吉大2部通算成績:単11勝3敗/複6勝3敗(第11節終了時点)

<1月25日 女子ブンデスリーガ1部 ベーブリンゲン 4-6 ザルムスハイム>
○ゴッシュ/吉田 3、4、9 エーラント/マテロワ
 吉田 -3、-6、-2 ディン・ヤピン○
○吉田 5、-10、-6、10、6 エーラント
☆吉田光希通算成績:単9勝5敗、複7勝3敗(第10節終了時点)
  • 今節3得点の三部(写真は2014年度全日本)

  • 小澤は1勝にとどまるもチームは勝利(写真は2014年度全日本)

 先週末に行われたブンデスリーガ1部に吉田雅己(愛知工業大)、森薗政崇(明治大)が出場。前節はインフルエンザ明けとあってか、やや苦戦した吉田だったが、この日はトップで快勝し勝利に貢献。森薗所属のフリッケンハウゼンは前節で5ヵ月ぶりの勝利。前節の勝利で勢いに乗りたいところだったが、森薗が2失点と振るわず1−3で敗れた。試合の結果は下記の通り。(浅野)

1月25日ブンデスリーガ第13節
<デュッセルドルフ 3-2 ハーゲン>
○アチャンタ 9、9、-9、5 ワルサー
○ギオニス 9、-8、7、7 江宏傑
 フランチスカ -7、-4、-11 イオネスク○
 ギオニス 11、9、-9、-9、-9 ワルサー○
○アチャンタ 10、-8、9、-7、9 江宏傑

<グレンツァオ 3-1 シュヴァレンベルグ>
○吉田 5、10、8 ツボイ
○ガチーナ -7、3、-10、5、1 ドゥダ
 グロット 7、-7、-5、6、-7 メンゲル○
○ガチーナ 4、-6、2、-11、10 ツボイ

<オクセンハウゼン 3-0 ミュールハウゼン>
○カルデラノ -9、9、6、4 ヒールシャー
○ピチフォード 6、5、-4、6 ヴォジツキ
○スカチコフ 9、3、-7、2 ブルギス

<マーバーツェル 3-0 ザールブリュッケン>
○王熹 4、4、6 マテネ
○フィルス -5、11、-6、12、5 アポローニャ
○ズース 6、8、8 トキッチ

<ブレーメン 3-1 フリッケンハウゼン>
○チオティ 10、-10、8、8 森薗
○シュテガー 5、2、7 パイコフ
 クリサン -9、2、-9、6、-10 チウ・リャン○
○シュテガー 14、10、-7、4 森薗

☆吉田雅己通算成績:シングルス10勝5敗(第13節終了時点)
☆森薗政崇通算成績:シングルス11勝12敗(第13節終了時点)
  • トップで快勝の吉田(写真は2014年度全日本)

  • 森薗、今節は勝利ならず(写真は2014年度全日本)

 1月23日にECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)準々決勝第2戦が行われ、準決勝進出チームが決定。水谷隼(beacon.LAB)所属のUMMC(ロシア)は第1戦を落としており、、第2戦で2失点した時点で敗退が決定する状況でシャルトル(フランス)と対戦。トップで水谷がイエレルをストレートで下したが、2番のウラソフ、3番のシバエフが敗れ、準決勝進出が断たれた。水谷は4番にも出場予定だったが、3番が終わった時点で準々決勝敗退が決定したこともあり、不戦敗となった。
 他の試合ではオフチャロフ、サムソノフ擁する優勝候補のオレンブルク(ロシア)は第1戦に続きザールブリュッケンをストレートで下し準決勝進出。第1戦で今シーズン初黒星を喫したデュッセルドルフ(ドイツ)はホームで前回王者のポントワーズを下し、逆転で準々決勝を突破。第1戦で2失点のボルが王建軍、フレイタスの2人にきっちりリベンジし、エースの働きを見せた。試合の結果は下記のとおり

【2014-2015 ECL準々決勝第2戦】
<オレンブルク(ロシア) 3-0 ザールブリュッケン(ドイツ)>
○スミルノフ -9、9、3、10 アポローニャ
○オフチャロフ -8、10、3、10 マテネ
○サムソノフ 2、0、0 グルイッチ
※3番は途中棄権

<ニーダーオーストリア(オーストリア) 3-1 ボゴリア(ポーランド)>
○侯英超 4、4、2 呉尚垠
 ハベソーン -6、4、-8、-10 ゴラク○
○フェゲル 4、6、4 フェルティコウスキ
○侯英超 4、4、7 ゴラク

<シャルトル(フランス) 3-1 UMMC(ロシア)>
 イエレル -10、-13、-6 水谷○
○ガオ・ニン 8、8、3 ウラソフ
○ガルドス 9、-11、9、9 シバエフ
○ガオ・ニン 不戦勝 水谷

<デュッセルドルフ(ドイツ) 3-1 ポントワーズ(フランス)>
○ボル -5、2、10、2 王建軍
 ギオニス -9、-8、7、14、-5 フレイタス○
○アチャンタ 5、8、10 K.カールソン
○ボル 5、6、-7、7 フレイタス

この結果により準決勝の対戦カードはオレンブルク対ニーダーオーストリア、デュッセルドルフ対シャルトルとなった。準決勝は3月13日よりスタートする。(浅野)
  • エースの働きを見せたボル(写真は14年ワールドカップ)

 昨日行われたブンデスリーガ第12節で吉田雅己(愛知工業大)所属のグレンツァオと森薗政崇(明治大)所属のフリッケンハウゼンが対戦。先日の全日本選手権ではシングルス準々決勝に進出しながらインフルエンザのため棄権となった吉田は病み上がりとあってか、この日は3番で出場。森薗は1番と5番で出場のため、直接対決はならなかった。試合は吉田が苦しみながらもチウ・リャンを下すも、森薗がトップとラストで2勝をあげる活躍で、フリッケンハウゼンが勝利。昨年9月7日以来勝利がなくこの試合まで9連敗中だったが、およそ5ヵ月ぶりの勝利となった。全日本選手権ダブルスでは三部航平(青森山田高)とのペアで2連覇を達成し、今年の世界選手権蘇州大会にもダブルスでのエントリーが決まった森薗。ここまでチーム成績も個人成績もいまひとつだったが、全日本優勝、世界選手権代表決定で心機一転、巻き返しを図る。
 なお他のチームは1月18日に第12節を消化しているが、第12節はすべての対戦カードがラストまでもつれる熱戦となった。開幕から全勝でリーグ首位を独走するデュッセルドルフは足の故障からフランチスカが戦列に復帰したが、チオティにフルゲームで敗戦。しかし徐々に調子を戻してくれば、相手チームにとってさらに手強いチームとなるだろう。(浅野)


 1月18日ブンデスリーガ第12節
<デュッセルドルフ 3-2 ブレーメン>
 アチャンタ 9、-8、-8、-8 シュテガー○
○ギオニス 9、7、4 クリサン
 フランチスカ 10、-5、-7、7、-5 チオティ○
○ギオニス -7、-4、10、13、6 シュテガー
○アチャンタ 8、-10、2、9 クリサン

<ザールブリュッケン 3-2 ミュールハウゼン>
○アポローニャ 5、7、8 バルドン
 マテネ -14、-6、-7 ヒールシャー○
○トキッチ 6、-6、6、7 ヴォジツキ
 アポローニャ -11、-6、-6 ヒールシャー○
○マテネ 8、9、5 バルドン

<オクセンハウゼン 3-2 シュヴァレンベルグ>
○ゴーズィ 3、9、7 メンゲル
 ピチフォード -13、-10、9、-10 ドゥダ○
○カルデラノ -9、6、5、5 コジッチ
 ピチフォード 9、-8、-3、-6 メンゲル○
○ゴーズィ 11、7、3 ドゥダ

<マーバーツェル 3-2 ハーゲン>
 フィルス -10、-6、-7 ワルサー○
○王熹 8、7、-13、3 江宏傑
 ズース -10、-9、-8 イオネスク○
○王熹 4、-10、7、-8、6 ワルサー
○フィルス -9、8、9、6 江宏傑

1月21日
<フリッケンハウゼン 3-2 グレンツァオ>
○森薗 7、-10、10、8 グロット
 パイコフ 11、-2、-10、-4 ガチーナ○
 チウ・リャン -7、9、-9、2、-9 吉田○
○パイコフ 6、9、-5、-3、8 グロット
○森薗 9、5、-6、8 ガチーナ


☆吉田雅己通算成績:シングルス9勝5敗(第12節終了時点)
☆森薗政崇通算成績:シングルス11勝10敗(第12節終了時点)
  • 連敗ストップに貢献の森薗(写真は2014年度全日本)

  • 吉田は3番でフルゲームで勝利(写真は2014年度全日本)

 ヨーロッパナンバー1クラブを決めるECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)の準々決勝がスタート。ホーム&アウェイで計2試合を行い、準決勝進出チームが決定する。UMMC所属の水谷隼(beacon.LAB)は全日本選手権の期間中だったため、第1戦となった1月16日の試合を欠場。チームもエース抜きでは厳しかったか、シャルトル(フランス)に敗戦。第2戦での逆転を目指す。また、ブンデスリーガ、ドイツカップ、そしてECLグループリーグと、今シーズンここまで負け無しだったデュッセルドルフ(ドイツ)は前回王者・ポントワーズ(フランス)に敗れ、今シーズン初黒星。デュッセルドルフはエースのボルがまさかの2失点を喫し、ポントワーズはエースのフレイタスがボル、ギオニスを下し2得点の活躍を見せた。準々決勝第1戦の結果は下記のとおり。

【2014−2015 ECL準々決勝第1戦】
<オレンブルク(ロシア) 3−0 ザールブリュッケン(ドイツ)>
○サムソノフ -12、6、7、5 トキッチ
○オフチャロフ -9、16、4、4 アポローニャ
○スミルノフ -8、9、6、4 マテネ

<ニーダーオーストリア(オーストリア) 3−1 ボゴリア(ポーランド)>
 ハベソーン -10、-6、-5 呉尚垠○
○侯英超 4、3、7 フェルティコウスキ
○フェゲル 12、-9、-9、-6、9 ゴラク
○侯英超 16、-6、7、6 呉尚垠

<シャルトル(フランス) 3−1 UMMC(ロシア)>
 ガルドス -9、-6、-10 ウラソフ○
○イエレル -7、9、7、-8、8 シバエフ
○ガオ・ニン 8、4、-9、-8、8 モンテイロ
○ガルドス -9、10、-7、6、11 シバエフ

<ポントワーズ(フランス) 3−1 デュッセルドルフ(ドイツ)>
○フレイタス 8、-7、4、3 ギオニス
○王建軍 -4、7、11、8 ボル
 K.カールソン -10、7、4、-9、-7 アチャンタ○
○フレイタス 8、-8、11、8 ボル

  • 2得点の活躍を見せ、勝利に貢献のフレイタス(写真は14年グランドファイナル)

 1月9日に行われたブンデスリーガ2部に坪井勇磨が出場。坪井にとって今シーズン初のブンデスリーガ出場となった。対戦相手のユーリッヒには小澤吉大が所属しているが、この日は欠場。日本人対決とはならなかった。坪井はトップのダブルスこそ惜敗したが、シングルス2試合はきっちり勝利。いよいよ明日からスタートする全日本に向けて、調子は上々といったところか。昨年度の全日本ではベスト8と大ブレーク、インターハイでは3冠王に輝いた坪井だが、インターハイ以降はいまひとつ結果を残せていない。チキータからのドライブ速攻で、昨年度を越える大爆発なるか?
試合の結果は下記のとおり

<1月9日 ブンデスリーガ2部 フリッケンハウゼンⅡ 6-4 ユーリッヒ>
 坪井/チウ・ダン 6、9、-5、-10、-8 ジャン/オーストワウダー
○坪井 6、7、7 ミュールバッハ
○坪井 -9、3、-7、6、8 ジャン
☆坪井勇磨2部通算成績:単2勝0敗/複0勝1敗(第10節終了時点)
  • 今季初出場で2勝の坪井

 2015年を迎え、およそ1ヵ月ぶりに開催されたブンデスリーガ第11節に吉田雅己と森薗政崇が出場。吉田の所属するグレンツァオは首位のデュッセルドルフと対戦。昨年末の世界選手権選考会では見事代表権を獲得するなど、ドイツに渡り着実に実力をつけている吉田だが、この日はギオニスに敗れ、チームも敗戦を喫した。勝利したデュッセルドルフはこれで開幕から負け無しの11連勝。
 一方の森薗は2得点の活躍を見せた。前節までいまひとつ波に乗れない印象だったが、この日はツボイ、メンゲルと実力者に連勝。チームは敗れたが、ここからの巻き返しに期待したい。

1月4日ブンデスリーガ第11節
<デュッセルドルフ 3-1 グレンツァオ>
○ギオニス 9、9、-9、7 吉田
○ボル 8、8、-4、7 ガチーナ
 ハイスター -8、-9、-11 グロット○
○ギオニス -7、9、7、10 ガチーナ

<シュヴァレンベルク 3-2 フリッケンハウゼン>
 ツボイ 6、9、8 森薗○
○メンゲル -9、4、6、6 パイコフ
○ドゥダ 8、5、-13、-12、7 チウ・リャン
 メンゲル -7、6、-9、11、-9 森薗○
○ツボイ 10、9、10 パイコフ

<マーバーツェル 3-2 ブレーメン>
○王熹 8、8、10 クリサン
 フィルス 8、-12、-8、-7 シュテガー○
 ズース -10、-9、9、10、-11 チオティ○
○王熹 8、6、5 シュテガー
○フィルス 10、11、8 クリサン

<ミュールハウゼン 3-1 ハーゲン>
○ヒールシャー -8、6、9、9 イオネスク
 バルドン -9、6、-8、-11 ワルサー○
○ヴォジツキ 5、-8、5、13 江宏傑
○ヒールシャー 8、6、-3、-5、12 ワルサー

<オクセンハウゼン 3-0 ザールブリュッケン>
○ピチフォード 7、8、-9、-6、8 トキッチ
○スカチコフ 9、13、-5、10 アポローニャ
○ゴーズィ 6、7、-5、10 マテネ

☆吉田雅己通算成績:シングルス8勝5敗(第11節終了時点)
☆森薗政崇通算成績:シングルス9勝10敗(第11節終了時点)
  • 新年1試合目で2得点の森薗(写真は14年全日学)

  • 吉田はギオニスのカットを打ち切れず(写真は14年選考会)

 12月19〜21日に行われた2014-2015前期ロシアリーグにUMMC所属の水谷隼が出場。3日間で6試合を行うスケジュールの中、圧巻の試合内容で単5勝、複3勝を上げてチームの全勝優勝に貢献した。優勝がかかった最終戦のオレンブルクとの試合ではトップでオフチャロフ、4番のシバエフとのダブルスでサムソノフ・オフチャロフのペア、6番でサムソノフに勝利。なんと一人でサムソノフ、オフチャロフから3得点を奪う活躍を見せた。
 先日のグランドファイナルでも自身2度目の優勝、そしてロシアリーグでも全勝と強さを見せた水谷。年明けに控える全日本で、どのようなプレーを見せてくれるのか今から非常に楽しみだ。


2014-2015ロシアリーグ最終戦
<UMMC 4-2 オレンブルク>

○水谷 5、8、-9、6 オフチャロフ

○シバエフ 5、7、-8、-7、11 スミルノフ

 ウラソフ 10、-8、6、-8、-5 サムソノフ○
○水谷/シバエフ 6、7、-7、9 オフチャロフ/サムソノフ
 シバエフ 4、-9、-8、9、-10 オフチャロフ○
○水谷 10、6、3 サムソノフ
  • 圧巻のプレーで優勝に貢献(写真は14年Wカップ)

  • シバエフも水谷とともに活躍(写真は14年Wカップ)

 ドイツカップ準決勝、決勝が行われ、デュッセルドルフが昨年に続きマーバーツェルを下し、連覇を達成。決勝のマーバーツェル戦はラストまでもつれる接戦となったが、5番アチャンタがフィルスのカットを打ち抜き、勝利を決めた。今シーズンは3番手のフランチスカがヨーロッパ選手権で足を故障し、戦線を離脱する中、絶対的エースのボル、2番手のギオニスと4番手のアチャンタも安定した試合ぶりを見せて、開幕から全勝でブンデスリーガ首位を快走中。ドイツカップでもその強さを見せつけた。

ドイツカップ準決勝
<デュッセルドルフ 3-0 ブレーメン>

○ギオニス -13、10、8、-6、7 シュテガー

○ボル -5、4、3、3 スッチ

○アチャンタ 3、9、10 チオティ
 

<マーバーツェル 3-2 ザールブリュッケン>

○フィルス 9、-5、8、10 アポローニャ

○王熹 16、5、-9、-10、6 マテネ

 ズース -7、-3、6、-8 トキッチ○

 王熹 -8、5、9、-7、-10 アポローニャ○
○フィルス 11、-4、11、-10、6 マテネ

ドイツカップ決勝
<デュッセルドルフ 3-2 マーバーツェル>

 アチャンタ -4、-6、-7 王熹○

○ボル 5、6、2 フィルス

 ギオニス 6、-8、-8、8、-9 ズース○
○ボル 8、4、11 王熹
○アチャンタ 6、9、9 フィルス
  • 決勝でもエースの働きを見せたボル(写真は14年Wカップ)

  • ラストで勝利のアチャンタ(写真は14年ジャパンオープン)

 12月20日に行われたドイツカップ準々決勝にユーリッヒ所属の小澤吉大が出場。このドイツカップは1部、2部、3部…とクラス分がり、リーグ戦で行われるブンデスリーガと違い、ブンデスリーガに所属するチームすべてがトーナメントで優勝を争うカップ戦。小澤の所属するユーリッヒは2部チームながら、森薗政崇が所属する1部チームのフリッケンハウゼンに勝利してベスト8に勝ち上がってきた。
 この日は1部の強豪・ザールブリュッケンと対戦。2部で高い勝率を誇る小澤が1部のプレイヤー相手にどのような試合を見せるか注目だったが、3番でマテネにストレートで敗戦。チームもミュールバッハがトキッチ相手に1ゲームを奪ったのみで、快進撃はベスト8でストップ。なお、吉田雅己が所属するグレンツァオも準々決勝に臨んだが、吉田は世界選手権選考会のため欠場。チームも敗退した。準々決勝の結果は下記のとおり

ドイツカップ準々決勝
<デュッセルドルフ 3-0 ミュールハウゼン>

○ボル -8、7、9、6 ヴォジツキ

○ギオニス 7、10、8 ヒールシャー

○アチャンタ 2、7、-10、7 バルドン
 

<ブレーメン 3-1 グレンツァオ>

○シュテガー 7、-8、8、11 グロット

 チオティ -4、-7、2、9、-8 ガチーナ○

○スッチ 10、6、-5、-9、5 ミノ
○シュテガー -7、7、8、6 ガチーナ

<ザールブリュッケン 3-0 ユーリッヒ>

○トキッチ 9、-9、6、5 ミュールバッハ

○アポローニャ 3、2、8 ジャン

○マテネ 6、3、8 小澤

<マーバーツェル 3-2 オクセンハウゼン>

○王熹 6、9、7 スカチコフ

 フィルス 7、9、-5、-7、-10 ピチフォード○

 ズース -2、6、7、4 カルデラノ○
○フィルス 11、12、6 スカチコフ
○王熹 4、-11、7、3 ピチフォード

  • 小澤、ベスト8進出も勝利はならず