スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
11月24〜25日、名古屋市北スポーツセンターにて第9回全日本学生選抜選手権大会が行われた。
これは10月に行われた全日学のシングルスベスト16の選手と開催地選手2名に外国人留学生を加えた選抜大会で、今年は男子の留学生は9名、女子は12名が参加した。
男子は全日学で準優勝と悔しい思いをした全日本チャンピオン吉村真晴(愛知工業大)が1年生優勝。女子は楊婷(淑徳大)が決勝で馬文婷(日本大)に競り勝って優勝を決めた。

ベスト4入賞は以下のとおり

男子
優勝:吉村真晴(愛知工業大)
2位:藤木祥二(中央大)
3位:上田仁(青森大)
4位:鹿屋良平(法政大)

女子
優勝:楊婷(淑徳大)
2位:馬文婷(日本大)
3位:劉莉莎(専修大)
4位:中島未早希(早稲田大)

下写真:左から吉村真晴、楊婷
 11月23〜29日、東京・日本橋の「おいでませ山口館」にて開催の「山口市物産フェア2012」に於いて、特別展示「石川佳純選手のプレーがたくさんの人を幸せにしました写真展」が開催される。五輪の様子などを写真パネルで紹介するとともに、五輪で実際に着用したジャージやシューズなども展示。また、石川選手直筆サイン入りグッズが当たる抽選会も実施される。
 みなさまお誘いの上「山口市物産フェア2012」へ足を運ぼう。

【山口市物産フェア2012】
開催日:11月23日(金)〜29日(木)
時間:10時30分〜19時
会場:おいでませ山口館(JR「東京駅」八重洲口徒歩4分、東京メトロ「日本橋駅」B3出口より徒歩2分)

詳細は以下をクリック↓
http://www.oidemase-t.jp/documents/yamaguchicityfair.pdf

おいでませ山口館HP↓
http://www.oidemase-t.jp/
 民間の世論・市場調査専門機関の「中央調査社」が9月7〜17日にかけて実施した「ロンドンオリンピックに関する全国意識調査」の集計結果を発表。「活躍が印象に残っている選手」では福原愛(ANA)選手が5位に入った。1位は体操男子個人総合で金メダルを獲得した内村航平選手だった。また、「印象に残っている競技」では卓球が23.4%で4位に入った。

 調査対象は全国の20歳以上の男女で回答者数は1,289人。
「最も活躍が印象に残った選手」のトップ10は以下のとおり。

【ロンドン五輪で印象に残った選手】
1位:内村航平(体操)21.9%
2位:澤穂希(サッカー女子) 12.9%
3位:北島康介(競泳) 10.9%
4位:吉田沙保里(レスリング) 6.7%
5位:福原愛(卓球) 6.6%
6位:松本薫(柔道) 4.9%
7位:三宅宏実(重量挙げ) 2.9%
8位:入江陵介(競泳) 2.5%
9位:太田雄貴(フェンシング) 2.0%
10位:木村沙織(バレーボール女子) 2.0%
 11月17〜19日に埼玉・越谷市立総合体育館で行われた、全日本選手権カデットの部。

 13歳以下男子シングルスは、野田学園中のカットマン・竹崎が第1シードの三上(遊学館ジュニア)をストレートで下し、バンビの部以来となる優勝。女子では世界ジュニアの選考会でも優勝した加藤(JOCエリートアカデミー)が、伊藤(豊田町卓球スポーツ少年団)を破って優勝を決めた。伊藤は昨年も決勝で平野(ミキハウスJSC山梨)に敗れ、2年連続で準優勝。
 また14歳以下男子シングルスは、前陣でキレのある両ハンド攻撃を見せた龍崎(JOCエリートアカデミー)が、女子は平野が昨年の13歳以下での優勝に続き、連覇を達成した。ちなみに小学6年で同種目の優勝は、平成12年の福原愛以来のこと。

なお、本大会の詳しい報道は、卓球王国2月号(12月21日発売)で掲載します。

●13歳以下男子
優勝:竹崎千明(野田学園中)、準優勝:三上貴弘(遊学館ジュニア・石川)
●13歳以下女子
優勝:加藤美優(JOCエリートアカデミー)、準優勝:伊藤美誠(豊田町卓球スポーツ少年団)

●14歳以下男子
優勝:龍崎東寅(JOCエリートアカデミー)、準優勝:木造勇人(愛工大附属中)
●14歳以下女子
優勝:平野美宇(ミキハウスJSC山梨)、準優勝:三條裕紀(ミキハウスJSC)

●男子ダブルス
優勝:木造勇人/松山祐季(愛工大附属中)、準優勝:龍崎東寅/緒方遼太郎(JOCエリートアカデミー)
●女子ダブルス
優勝:小脇瑞穂/熊中理子(明徳義塾中)、準優勝:伊藤美誠/桑原穂実(豊田町卓球スポーツ少年団)

写真:(左から)14歳以下男子優勝の龍崎、女子優勝の平野、シングルス優勝者(左から加藤、平野、龍崎、竹崎)
 11月8〜11日にわたり、大阪・大阪市中央体育館で行われた2012年後期日本リーグ。男子1部は東京アートが8季連続19度目、女子はアスモが初優勝を果たした。今大会は男女ともに稀に見る大混戦となった。

 男子1部は最終日初戦でシチズンが東京アートを3-1で破り、シチズンが優勝するかと思われたが、最終戦で協和発酵キリンに敗れ、得失点率で辛くも東京アートが優勝を決めた。ちなみに東京アートが団体戦で敗れたのは、昨年の10月に行われた全日本団体の予選リーグでの青森山田高戦以来のこと。東京アートの大森監督は優勝後のインタビューで、「今大会はチームの良くない部分や課題を発見できた、とても良い大会だった」とコメントした。

 女子1部は最終戦を前に、アスモと日本生命が5勝1敗、日立化成とサンリツが4勝2敗で並ぶ大混戦に。最終戦では日本生命が十六銀行を3-0で、アスモが中国電力を3-1で下し、得失点率で両者が並んだため、得失セット率でアスモの優勝が決定した。

 2者間の勝敗が同じとなった場合、対戦間の勝者が上位となるのが一般的だが、日本リーグの場合は、全対戦チーム間の成績比率によって順位が決定されるルールを採用している。そのため、勝った試合は3-0で、負けた試合は2-3でというように、勝ち星を多く挙げ、失点を少なくすることがより有利となる。

 またこの結果、12月1〜2日に千葉の浦安市で行われる「JTTLファイナル4」に進出するチームが決定した。男子は東京アート・愛知工業大・協和発酵キリン・シチズン、女子は十六銀行・アスモ・日本生命・日立化成。また2部は男子の原田鋼業、女子のJR北海道がともに全勝で1部昇格を決めた。

写真:(左から)男子1部優勝の東京アート、女子1部優勝のアスモ
 11月7〜11日、ポーランドのポズナニでITTFワールドツアー・ポーランドオープンが開催。男女シングルスでは奮わなかった日本勢だが、男子ダブルスで松平健太/丹羽孝希(早稲田大/青森山田高)が、男子アンダー21で村松雄斗(JOCエリートアカデミー/帝京)が優勝を果たした。

 男子ダブルスの決勝で松平/丹羽は王皓/周雨(中国)と対決。1ゲームを先取されるも、その後の4ゲームを連取し、第1シードを破り優勝を遂げた。女子ダブルスでは前田美優/谷岡あゆか(希望が丘高/JOCエリートアカデミー/帝京)が準決勝でヨーロッパ選手権複優勝のドデアン/サマラ(ルーマニア)にフルゲームの末敗れたが、3位に入賞した。

 男子アンダー21の決勝では村松がフランチスカ(ドイツ)に勝利。9月のロシアオープンU-21の決勝で敗れていた相手にリベンジを果たし優勝を遂げた。また、女子アンダー21では谷岡あゆかが2位、松平志穂(四天王寺高)が3位に入った。

 男女シングルスの優勝は大会第1シードの王皓と丁寧(中国)。王皓は今季ワールドツアー初勝利、丁寧は今季2勝目をあげた。また両者は今大会への参加で12月に中国・杭州で行われるITTFワールドツアー・グランドファイナルへの出場資格も獲得した。

上位の結果は以下のとおり。

【ITTFワールドツアー・ポーランドオープン優勝記録】
● 男子シングルス優勝:王皓(中国)
● 女子シングルス優勝:丁寧(中国)
● 男子ダブルス優勝:松平健太/丹羽孝希
● 女子ダブルス優勝:鄭怡静/黄怡樺(チャイニーズタイペイ)※3位:前田美優/谷岡あゆか
● 男子アンダー21優勝:村松雄斗
●女子アンダー21優勝:周一涵(シンガポール)※2位:谷岡あゆか、3位:松平志穂
 10月27日〜11月4日にグアムでワールドカデットチャレンジが開催され、日本からは三部航平(青森山田中)と伊藤美誠(豊田町卓球スポ少)が参加した。
 男女とも日本と中国の対戦となったシングルス決勝戦。三部は宋(中国)に対しゲームカウント3-2と先に王手をかけるも、第6、7ゲームを連取され準優勝に終わった。三部はチョ・スンミン(韓国)とのダブルスでも準優勝、団体ではアジアチームが優勝を飾った。
 女子の決勝戦で伊藤は何卓佳(中国)に2ゲームを奪うに留まり2-4で敗退。三部同様準優勝に終わった。また、何卓佳と組んだダブルスでは優勝。団体でもアジアチームが優勝を果たした。

上位の記録は以下のとおり。

【グアムワールドカデットチャレンジの記録】
● カデット男子団体:アジア(三部、宋(中国)、チョ(韓国)、孔(香港))
● カデット女子団体:アジア(伊藤、何(中国)、蘇(香港)、クエン(タイ))
● カデット男子シングルス優勝:宋旭(中国)※2位:三部航平
● カデット女子シングルス優勝:何卓佳(中国)※2位:伊藤美誠
● カデット男子ダブルス優勝:孔嘉徳/宋旭(HKG/CHN) ※三部/チョ・スンミン(/韓国)
● カデット女子ダブルス優勝:伊藤/何卓佳(/中国)
 10月31日〜11月4日にドイツのブレーメンでドイツオープンが開催され、男子はオフチャロフ(ドイツ)が、女子はシェン・イェンフェイ(スペイン)が優勝。オフチャロフは今季初勝利、シェン・イェンフェイは2勝目をあげた。

 地元ドイツのボルとオフチャロフの対決となった男子シングルス決勝戦。ボルが2ゲームを先取するも、その後オフチャロフが4ゲームを連取しヨーロッパ選手権王者のボルを破って今季ツアー初勝利をあげた。シェン・イェンフェイとバチェノフスカ(チェコ)の女子シングルス決勝戦は、シェンが4-2でバチェノフスカを下しジャパンオープンに続き今季2勝目をあげた。

 日本からは男子11名、女子8名が参加。五輪後初の国際大会出場となった岸川聖也(スヴェンソン)、丹羽孝希(青森山田高)、平野早矢香(ミキハウス)だったが、岸川は2回戦で金珉鉐(韓国)に2-4で、丹羽は準々決勝でボルに0-4のストレートで、平野は2回戦でラミレス(スペイン)に3-4で敗れ、上位進出はならなかった。今大会唯一の入賞は男子アンダー21の町飛鳥(青森山田高)。準決勝ではアラミヤン(イラン)に2-4で敗れたが3位に入賞した。
各カテゴリー優勝者は以下のとおり。

【ドイツオープン優勝者の記録】
● 男子シングルス優勝:オフチャロフ(ドイツ)
● 女子シングルス優勝:シェン・イェンフェイ(スペイン)
● 男子ダブルス優勝:江天一/黄鎮廷(香港)
● 女子ダブルス優勝:P.ゾルヤ/ヴィンター(ドイツ)
● 男子アンダー21優勝:アラミヤン(イラン)※3位:町飛鳥(青森山田高)
● 女子アンダー21優勝:P.ゾルヤ(ドイツ)
 10月27〜28日にフランスのラ・ロッシュシュルヨンでアジア・ヨーロッパオールスター対抗戦のヨーロッパストップが開催され6勝4敗でヨーロッパチームが勝利。日本からは張一博(東京アート)が参加。第1戦目はクリサン(ルーマニア)に1-3で敗れたが第2戦目ではマテネ(フランス)に3-1で勝利し、2日間の成績を1勝1敗とした。

 大会はヨーロッパチームが第1戦目を4勝1敗、第2戦では2勝3敗と負け越したが、2日間トータルの最終結果を6勝4敗とし勝利。5月に中国の天津で行われたアジアストップではアジアチームが勝利していたため、2012年の最終結果は1勝1敗の五分で終わった。大会を通してオフチャロフ(ドイツ)、クリサン(ルーマニア)、李平(中国)が2勝と負けなしで大会を終えた。
大会の結果は以下のとおり。

【2012アジア・ヨーロッパオールスター対抗戦・ヨーロッパストップ】
● 第1戦
メイス(デンマーク/WR15) 3-1 アチャンタ(インド/WR74)
クリサン(ルーマニア/WR20) 3-1 張一博(日本/WR33)
オフチャロフ(ドイツ/WR10) 3-1 江天一(香港/WR18)
サムソノフ(ベラルーシ/WR12) 3-1 柳承敏(韓国/WR19)
マテネ(フランス/WR24) 0-3 李平(中国/WR--)

● 第2戦
メイス(デンマーク/WR15)0-3 李平(中国/WR--)
マテネ(フランス/WR24) 1-3 張一博(日本/WR33)
サムソノフ(ベラルーシ/WR12) 0-3 江天一(香港/WR18)
オフチャロフ(ドイツ/WR10) 3-0 柳承敏(韓国/WR19)
クリサン(ルーマニア/WR20) 3-1 アチャンタ(インド/WR74)
 10月26〜28日、神奈川・藤沢市の秩父宮記念体育館および神奈川県立体育センターで平成24年度全日本選手権(マスターズの部)が行われた。「卓球に魅せられた者たちの競演」とも言うべきこの大会。技術のみならず、体力と精神力が問われるハードなタイムテーブルの中で、悲喜こもごものドラマが展開された。各種目の優勝者は以下のとおり。

★男子種目の優勝者
〈男子サーティ〉 三田村宗明(リトルキングス・神奈川)
〈男子フォーティ〉 林泉(大成クラブ・埼玉)
〈男子フィフティ〉 江浜勲(日産追浜・神奈川)
〈男子ローシックスティ〉 横田貞義(スリースター・山口)
〈男子ハイシックスティ〉 中村提見(サザンクロス・東京)
〈男子ローセブンティ〉 岩永忠幸(扇卓球パーク・愛知)
〈男子ハイセブンティ〉 池内祥治(SEIZANクラブ・熊本)
〈男子ローエイティ〉 正野素行(大阪卓球ベテラン会・大阪)
〈男子ハイエイティ〉 小林稔(個人・大阪)

★女子種目の優勝者
〈女子サーティ〉 宮地和佳子(さくらんぼ・埼玉)
〈女子フォーティ〉 佐原有美(圓クラブ・愛知)
〈女子フィフティ〉 大津絵美子(丸亀SC・香川)
〈女子ローシックスティ〉 横山祐見子(ピンポン館・高知)
〈女子ハイシックスティ〉 持田恵子(サクセス・愛知)
〈女子ローセブンティ〉 長澤征代(つばさクラブ・東京)
〈女子ハイセブンティ〉 林明美(大阪卓球ベテラン会・大阪)
〈女子ローエイティ〉 土佐昭子(浜卓会・神奈川)
〈女子ハイエイティ〉 大塚徳子(大阪卓球ベテラン会・大阪)

 男子サーティは昨年に続き、元世界代表の三田村が2連覇を達成。決勝では元全日本男子複優勝の佐藤利明(はるかぜ・大分)のカウンタースマッシュに苦戦を強いられたが、ドライブの切れ味と打球点の早さは他を圧倒していた。女子サーティはカットの宮地が、決勝で飯村千絵(ヒロタクスポーツ・広島)をゲームオールで破って優勝した。
 どの種目にもドラマあり。全日本マスターズの詳細な記事は、11月21日発売の卓球王国2013年1月号に掲載します。お楽しみに!

下写真:(左)男子サーティ表彰、左から2位の佐藤利明(はるかぜ・大分)、優勝の三田村宗明、3位の三原健二(鶴谷病院・群馬)、今林浩喜(松徳クラブ・島根)
右:女子ハイエイティは、御年85歳の大塚徳子(大阪卓球ベテラン会・大阪)が優勝