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 午後3時から日本卓球協会のある岸記念体育会館の会議室で、来年1月16日から開催される平成28年度全日本選手権大会の使用球の入札が行われた。入札に参加したタマス(バタフライ)、日本卓球(ニッタク)、ヤマト卓球(TSP・VICTAS)の3社によって抽選が行われ、タマスが使用球に決定した。スリースターのGボールを供給する予定。

 プラスチックボールになってから各メーカーのボールの差が大きくなり、ジャンケンで使用球を決める全日本選手権では、選手からボールを統一してほしい要望が多く出ていた。それに応えるべく日本卓球協会は大会使用球を1球にする処置を入札という形で行った。

 日本卓球協会が認可している公認ボールメーカーは全部で8社(9ボール)あるが、今回の入札に参加したのは上記の3社のみ。この入札には上限額があり、数百万円とも言われるその上限額に三社が応じ、その上で抽選となり、タマスの山田俊策社長が見事に引き当てた。
「大変ありがたいことに、平成28年度全日本選手権大会で当社の『バタフライ スリースターボールG40+』を使用していただくことになりました。日本のトップ選手たちが日本一を目指して戦う大舞台において、選手の皆さまがベストパフォーマンスを発揮できるように、全日本選手権大会公式ボールサプライヤーとしての責務を果たしたいと思います」(山田社長)
 
 全日本選手権の各都道府県の予選会での使用球は加盟団体が決めることになっており、今回の入札はあくままでも本戦での使用球となる。
 
  • 入札と抽選で使用球に決まったタマスの山田社長と星野専務理事