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 ITTF(国際卓球連盟)は2016年リオ五輪の出場選手選考方法を発表した。
主な内容は以下のとおり。

【2016年リオデジャネイロ五輪出場選手選考方法】

1. 種目:男女シングルス、男女団体
2. ①出場枠:男女各86名(計172名)
〈内訳〉
男女各84名:選考枠
男女各1名:主催国枠
男女各1名:3者委員会招待枠

② 1 NOC(国内オリンピック委員会)最大枠
男女各最大3名(シングルス2名、団体3名)

3. 選考方法(男女各86名)
●シングルス
40名:大陸予選枠(1NOCにつき2名まで)
22名:ITTF五輪シングルスランキング枠(1NOCの2名枠を超えない限り)
1名:3者委員会招待枠
1名:主催国枠
計64名

※ ITTF五輪シングルスランキング枠(22名)は、団体戦への選手選出数が22名に達しなかった場合及び、主催国枠が使用されなかった場合に増える可能性あり(最大28名)

● 団体
残り22名(出場枠86名からシングルス出場の64名を差し引いた人数)は団体戦への選出枠となる

4. 大陸別選考人数
●シングルス
①大陸予選枠(40名)
大陸予選開催期間:2015年7月1日〜2016年4月24日
6名:アフリカ
11名:アジア
11名:ヨーロッパ
6名:ラテンアメリカ
3名:ノースアメリカ
3名:オセアニア

②ITTF五輪シングルスランキング枠(22名)
2016年1月よりITTFは世界ランキングに基づく五輪出場有資格者の五輪シングルスランキングを毎月発表。大陸予選に通過できなかった選手を対象として、2016年5月発表の五輪シングルスランキングリストの上位22名を選出。
※大陸予選通過の40名を含み1NOCで2名を超えない限り

● 団体
2016年1月よりITTFが発表する五輪チームランキングに基づき選考。シングルスの大陸予選通過者と五輪シングルスランキングでの出場権獲得選手の計62名確定後に団体戦出場16チームを選出。(選手枠合計22名)

① 大陸選考(6チーム)
アフリカ、アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、ノースアメリカ、オセアニアの各大陸1チーム

【各大陸1チームの選考方法】
a. 各大陸毎にシングルス枠2名がすでに確定しているチームで、2016年5月ITTF発表の五輪チームランキングリストの最上位チーム。選出のチームは3人目の選手枠を獲得

b. 2名が確定しているチームがいない場合は、1名が確定している最上位チームが選出され、プラス2名の選手枠を獲得する。

②その他のチーム選考(9チーム※主催国が大陸選考で出場決定した場合は10チーム)

a) シングルス枠2名が確定している国/地域が3人目の選手枠を獲得
b) a)を満たしている国/地域が9チーム以上ある場合は2016年5月発表の五輪チームランキング上位9チームが選出
c) a)を満たしている国/地域が9チーム未満の場合は、シングルス枠1名を満たしている国/地域で2016年5月発表の五輪チームランキング順で9チームになるまで選出
d) 団体戦出場資格獲得選手が男女各22名に満たなかった場合は、「ITTF五輪シングルスランキング枠」の基準に従いシングルス出場枠が増える

③ 主催国枠(1チーム)
上記①、②で主催国が団体戦枠に選ばれていない場合、男女各1の主催国枠を獲得する。その場合最大男女各2名までの選手枠を獲得することとなる。

【五輪選手選考スケジュール】
●2014年12月31日:ITTFと各大陸連盟はシングルスの大陸予選会を設定
●2015年1月:ITTFは大陸予選会のスケジュールを発表
●2015年7月1日〜2016年4月24日:シングルス五輪大陸予選会実施
●日程未定:大陸予選会の確定日を発表
●確定日+15日:各NOCが割り当て分を使用するかを決定
●2016年1月〜:ITTFが月間五輪ランキングリスト(シングルスとチーム)を発表
●日程未定:「3者委員会招待枠選手」推薦者提出締め切り
● 2016年5月:最終正式ITTF五輪ランキングリスト(シングルスとチーム)発表
● 2016年5月25日:主催国が主催国枠を使用するか決定
●2016年5月30日:ITTFが各NOC/NFに割り当て枠と出場権利獲得選手を報告
●2016年5月30日:3者委員会が決定招待選手をNOCへ書類で報告
●2016年6月15日:各NOCが選考選手をITTFへ報告
●2016年6月30日:ITTFが最終選考選手を含めた最終出場権獲得選手を発表
●2016年7月18日:リオ五輪スポーツエントリー締め切り