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 本日2月28日に東京・代々木第二体育館で開催されたLIONカップ・ジャパントップ12で丹羽孝希(明治大)と平野早矢香が優勝を果たした。結果は下記のとおり

【男子】
優勝:丹羽孝希(明治大)
準優勝:吉村真晴(愛知工業大)
3位:吉田雅己(愛知工業大)、森薗政崇(明治大)

【女子】
優勝:平野早矢香(ミキハウス)
準優勝:石川佳純(全農)
3位:平野美宇(JOCエリートアカデミー)、早田ひな(石田卓球クラブ)

 男子は全日本王者の水谷隼(beacon.LAB)が吉田雅己に敗れ、予選リーグ敗退と波乱の展開。準決勝のカードは丹羽と吉田、吉村真晴と森薗政崇の明治大VS愛知工業大同士の対戦となり、丹羽と吉村が決勝へ。破壊力に加え、安定感が増した吉村と、速攻が冴える丹羽の対戦は接戦が予想されたが、吉村のサービスを苦にせず、逆に台上で主導権を握った丹羽がストレートで快勝し、ジャパントップ12初制覇を決めた。

☆丹羽優勝コメント「日本での大会でずっと優勝していなかったので、自信になりました。神さんと森薗が吉村くんに負けていたので、ぼくが負けたら明治が3人負けたことになってしまう。そこは結構意識しました。この1年、世界卓球(東京大会)が終わってちょっとホッとしてしまった部分もあるけど、ロシアオープンで優勝して今日のトップ12でも勝てたので、また頑張っていきたい。5日後にNT合宿がはじまるし、みんなで切磋琢磨していければいい」


 女子準決勝のカードは石川佳純対早田ひな、平野早矢香対平野美宇。同タイプ同士の対戦となった両カードはそれぞれ石川と平野早矢香が先輩の貫禄を見せて決勝へ。決勝は石川が思い切りの良いフォアハンドで2ゲームを先取したが、「リードしてから焦ってしまった」と石川に強打のミスが目立ち、平野がラリーで粘りに粘って4ゲームを連取、2008年大会以来7年ぶりの優勝を果たした。

☆平野優勝コメント「準決勝、決勝とどちらも負けてもおかしくない試合で、競った場面で落ち着いて自分のプレーができたことが勝因。(決勝は)去年ワールドツアーで対戦して負けた試合を参考にして対策した。食らいついていこうと思っていました。3ゲーム目を取れたことで、流れが向いてきて良いプレーができたと思う。世界選手権で良い試合をすることが来年のオリンピックにつながると思うので、今日のように1試合1試合、自分の力を出し切って、戦っていきたい」

 優勝した丹羽孝希、平野早矢香には優勝賞金100万円が贈られた。ちなみに丹羽選手の優勝賞金の使い道は「春物の服をたくさん買います。気が済むまで買いあさります(笑)」とのこと。


この試合の模様は5月号(3月20日発売)に掲載予定ですので、お楽しみに!
  • 男子優勝・丹羽(左)と女子優勝・平野早矢香