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 「Table Tennis Point of the Century」。ITTF(国際卓球連盟)のプレスリリースで、「世紀のラリー」だと紹介された壮絶なラリーが、世界選手権蘇州大会の男子シングルス決勝で展開された。

 それは第5ゲーム11ー11の場面でのラリー。ゲームカウント3ー1の11ー10と馬龍が最初のチャンピオンシップを迎え、それを方博がしのいだ次の一本だ。方博の台上バックドライブからバッククロスの高速ラリー、さらに方博の飛びつきざまのフォアストレートへのドライブに、逆を突かれた馬龍のブロックから、殴り合うような(?)フォアドライブの打ち合い……百聞は一見に如かず。youtubeのITTF公式チャンネルに大会最終日のベストラリーとして紹介されているので、ご覧ください。リンクは下記のとおり。

https://www.youtube.com/watch?v=0HSNbOUyBy4

 王国取材班の編集部タローは、試合の全景を撮るために報道席からカメラを構えていたが、全身に鳥肌が立った。勝敗を決する重要な場面で、これだけのプレーができる両選手の勇気、そして我を忘れて声援を送る観客の熱狂。卓球コラムニストの伊藤条太氏は、方博の豪快なスイングに「おまえ卓球知らないんじゃないのかっていう振りだよな、あれは」と独特な表現で賛辞を送った。5月21日発売の世界戦特集号でも、あの迫力と興奮を再現できるよう、頑張ります(柳澤)。
  • 方博のフォアストレートへの攻めにも反応した馬龍

  • 方博、このスタンスを支えられる脚力もスゴイ