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 昨日終わったジャパンオープンで大活躍した吉村真晴(愛知工大)が7月2日に発表予定の世界ランキングで18位近辺に浮上する見込みとなった。

 今回、自分より格上の同19位の鄭栄植(韓国)、11位の唐鵬(香港)、16位の朱世赫(韓国)を3連破し、準決勝では尚坤(中国)を下し決勝へ。許昕には敗れたが、2位となりボーナスポイントとして48ポイントを獲得した。

 編集部による計算では吉村は現在のランキングポイント2309ポイントから2428ポイントと、大幅にポイントを上げ、おそらく世界ランキングを18位付近まで上げると予想される。(7月3日追記:実際は7月のランキングで20位となった)


 日本男子は、水谷隼(beacon.LAB)が5位(6月現在)、丹羽孝希(明治大)が11位につけていて、7月のランキングでは吉村が26位の松平健太(JTB)、27位の村松雄斗(東京アート)を抜き、日本男子3番手につけることになる。


 ワールドツアーは今週始まる韓国オープン、8月の中国オープン、ブルガリアオープン、チェコオープンの4大会(日本はピョンヤンオープン不参加)を残し、9月発表の世界ランキングによって五輪アジア大陸予選に出場する日本代表のシングルス枠2名が決まる。3番手は強化本部推薦で決まる。

 ランキング急上昇の吉村は、残りのワールドツアーの成績によっては丹羽の2552ポイント(7月発表世界ランキングポイント・編集部調べ)を抜いて日本の2番手に上がる可能性も出てきた。

 日本女子は石川佳純(世界ランキング5位=6月現在・全農)を先頭に、8位の福原愛(ANA)、9位の伊藤美誠(スターツSC)、16位の平野早矢香(ミキハウス)、19位の平野美宇(JOCエリートアカデミー)などによる代表権争いが熾烈を極めているが、男子ともどもワールドツアーから目が離せない状態となっている。