スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 10月21〜25日にポーランドのワルシャワでITTFワールドツアー・ポーランドオープンが開催され、男子シングルスは樊振東(中国)が、女子シングルスは劉詩ウェン(中国)がそれぞれ優勝を果たした。

 樊振東とフェガール(オーストリア)との対戦となった男子シングルス決勝。フェガールは準決勝で張継科(中国)に勝利する大金星を上げて勝ち上がり、決勝でも樊振東とゲームオールの接戦を演じたが、最終ゲーム7点で惜しくも準優勝に終わった。フェガールは団体、ダブルスで優勝したヨーロッパ選手権(9月25日〜10月4日)から好調を維持しているようだ。
 日本選手では水谷隼(beacon.LAB)が3回戦で黃鎮廷(香港)に3-0のリードから逆転で敗退。丹羽孝希(明治大)、松平健太(JTB)は2回戦で敗退となった。
 また、小学6年生の張本智和(仙台ジュニア)が予選リーグで世界ランク72位の譚瑞午(クロアチア)に勝利する金星を上げ、男子最年少で決勝リーグに進出を決めたが、1回戦で馬龍(中国)の前にストレートで敗退となった。

 女子のベスト4は中国が独占。劉詩ウェンが朱雨玲を、丁寧が李暁霞をくだし決勝へ進出。決勝では劉詩ウェンが第1、第2ゲームを連取したが、丁寧が肩の故障で途中棄権。劉詩ウェンの勝利で幕が閉じた。日本選手では福原愛(ANA)が準々決勝へ進出したものの劉詩ウェンにストレートで敗退。石川佳純(全農)は1回戦でパルティカ(ポーランド)に敗れ初戦敗退となった。
 また、女子アンダー21では平野美宇(JOCエリートアカデミー)が佐藤瞳(札幌大谷高)を破り優勝を果たした。

優勝者と日本選手の上位記録は以下のとおり。

【ポーランドオープン記録】
● 男子シングルス優勝:樊振東(中国) 
● 女子シングルス優勝:劉詩ウェン(中国)
●男子ダブルス優勝:K.カールソン/M.カールソン(スウェーデン)
● 女子ダブルス優勝:丁寧/朱雨玲(中国)
● 男子アンダー21優勝:ディヤス(ポーランド)
● 女子アンダー21優勝:平野美宇 ※2位:佐藤瞳、3位:浜本由惟