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 ロシア・プレミアリーグのUMMCでエースとして活躍する水谷隼選手(beacon.LAB)が、来シーズンは同じプレミアリーグのオレンブルクと契約したことが明らかになった。契約期間は1年間。

 世界ランキング4位のオフチャロフ(ドイツ)、同11位のサムソノフ(ベラルーシ)、地元ロシアのスミルノフやクズミンを擁し、男子ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)では昨シーズンを含めて3回の優勝を誇るオレンブルク。天然ガスの生産・供給では世界最大を誇るガスプロムという巨大スポンサーをバックに、ヨーロッパ屈指の強豪クラブへと成長してきた。

 UMMCとオレンブルクはプレミアリーグの2強として、激しい優勝争いを繰り広げてきた宿命のライバル。これでプレミアリーグには、オレンブルクの「1強時代」が到来することになるだろう。両チームは今月行われる男子ECLの準々決勝で対戦するが、水谷選手にとっては普段にも増してハードな戦いになりそう。しかし、これもプロ選手の宿命だ。

 水谷選手のチームメイトとなるオフチャロフは、自身のフェイスブックで次のようにコメントしている。「友人であり、古くからのライバルでもあるジュン・ミズタニがともにオレンブルクのために戦ってくれることになった。クラブと来季の契約を結んだんだ。彼と同じクラブでプレーできて、とてもうれしいよ。Welcome,Jun!」
  • 14年ワールドツアー・グランドファイナルでの水谷とオフチャロフ