スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 リオ五輪アジア予選2日目の第1ステージ準々決勝で、男子は水谷隼が張継科(中国)に2−4で敗れた。本来は第2ステージに回るが、棄権しても、5月の五輪ランキングで推薦出場されるのがほぼ確定しているため、明日の出場は微妙だ。
「2−2になった後の5ゲーム目3−1でリードしていたがそこで決めきれなかった。台上で先手をとっても攻めきれなかった。ラリーになって焦りが出てしまった。中国選手だからと難しいボールも打ちにいって焦ってしまったのが今回の課題。もっと粘り強くやれば相手はもっとミスしてくれたかもしれない。張継科のチキータに対しても同じで、つないでいれば相手がミスすることもあるのに焦ってカウンターにいってしまった。でも試合が続く中で中国選手に善戦できたのは自信になった」と試合後の水谷のコメント。

 女子では石川佳純が李皓晴(香港)に快勝し準決勝進出を決めた。また伊藤美誠が世界ランキング2位の丁寧(中国)を4−2で破り大金星をあげた。今大会第1ステージで劉詩ウェンも敗れるなど中国女子に波紋が広がった。世界選手権とは違う緊張感の中で中国女子のもろさが露呈している。


●男子準々決勝
馬龍(中国) 6、15、9、5 黃鎮廷(香港)
張継科(中国)3、8、-6、-5、3、3 水谷
荘智淵(チャイニーズタイペイ) -4、10、-5、10、11、4 許昕(中国)
樊振東(中国) 2、キケン 唐鵬(香港)

● 女子準々決勝
杜凱琹(香港) 5、9、8、11 田志希(韓国)
李暁霞(中国) -4、1、9、11、-11、7 朱雨玲(中国)
石川 7、7、3、-11、7 李皓晴(香港)
伊藤 -6、9、10、5、-6、9 丁寧(中国)
  • 伊藤が丁寧に勝ち金星をあげた

  • 伊藤本人も驚いた丁寧戦の直後の表情

  • 石川は危なげない勝利で準決勝へ

  • 張継科に善戦しながら敗れた水谷