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 リオ五輪アジア予選の東アジア第1ステージの準決勝で石川佳純対伊藤美誠が対戦した。1ゲーム目、12−10で伊藤が先取した後に、伊藤は右手の痛みを訴え、棄権した。
「丁寧戦の試合の時にハーフロングのボールを打とうとして右手の親指付け根を台にぶつけた。骨が痛くて、腫れている可能性もあるし、帰ってからレントゲンで検査します。このまま続けていてももっともっと痛くなるかもしれないし、この大会の後にもポーランドオープンとアジアカップもあるので今は無理をしないようにしたかった」と試合後の伊藤のコメント。
 突然の棄権だったために石川も肩すかしを食らい、憮然とした表情だった。

 試合後に村上恭和監督も「本人が決断した。痛みがあったんだと思います」と語り、「明日からの第2ステージには福原は出ません。咳が止まらずに食事もできない状態です」

 また日本男子の水谷隼、丹羽孝希も明日からの第2ステージは出ないことを倉嶋洋介監督は明かした。水谷は腰に痛みがあったとのこと。中国選手も第2ステージは棄権する見込みで、予想通りと言うべきか、予選の方式の変更により、何ともすっきりしないアジア予選になりそうだ。
  • 石川戦の2ゲーム目が始まる時に伊藤は泣きながら審判に棄権を伝えた

  • 目に涙を浮かべ、会見で説明する伊藤