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 昨日、リオパラリンピックに出場する岩渕幸洋(早稲田大)選手の壮行会が、岩渕選手のスポンサーである株式会社セブンユニフォーム(本社・東京都中央区/本島得二・代表取締役社長)にて開催された。

 会場にはセブンユニフォーム社の社員のほか、多くの関係者が集まり、盛大な壮行会となった。会には岩渕選手の早稲田大の1学年先輩にあたる日本代表・大島祐哉(ファースト)選手も出席。会場に用意された卓球台で岩渕選手と華麗なラリーを繰り広げた。その後は岩渕選手と社員による商品をかけた1ポイントマッチ(岩渕選手はラケット以外の物で打球)が開催され、会場は大盛り上がり。ハエ叩きやマラカスなど、慣れないラケットに岩渕選手も戸惑いながらも、しっかり勝利をあげるあたりはさすが。リオパラリンピック前に、リラックスした時間を過ごした様子だった。

 今回の壮行会を開催したセブンユニフォーム社の本島得二代表取締役社長は「経済的な負担の大きいパラスポーツの現状を聞いて、パラリンピックは選手を支える周囲の人間の民度、気持ちの戦いでもあると感じた。戦う時は岩渕選手一人ではない。私たちもともに戦っていきたい」と激励。
 岩渕選手は「僕は世界選手権に出場して、パラ卓球の世界に感動した。今度は僕がプレーでそうした世界を多くの方に伝えていきたい。リオで活躍することで、もっと多くの方にパラスポーツ、パラ卓球のことを知ってもらうことにつながると思う」とリオに向けての豊富を語った。

 リオパラリンピック・卓球競技は9月8日よりスタート。5月に行われたスロバキアオープンでは世界ランキング2位の選手に勝利するなど、リオに向けて手応えもつかんでいる。パラリンピック前に出場する国際大会はすべて消化し、現在は対戦相手を想定した対策練習に時間を割いているという。初出場のパラリンピックでメダル獲得を目指す21歳の若武者がリオでどんなプレーを見せてくれるのか、今から楽しみだ。
  • 岩渕幸洋選手(左)とセブンユニフォーム・本島得二代表取締役社長

  • ラケット代わりの受話器に「コレで打つんですか?」

  • 大島先輩も登場

  • ユニフォーム姿で挑む社員さんの姿も

  • 岩渕選手に見事勝利!

  • 壮行会参加者全員で記念撮影

  • パラリンピック応援Tシャツの贈呈も行われた