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 全日本実業団選手権大会が長野県長野市で行われ、男子は協和発酵キリン(東京)の3連覇、女子は十六銀行(岐阜)が10年ぶりの優勝を飾った。

 協和発酵キリンは準決勝で岸川聖也、大島祐哉を擁するファースト(千葉)に苦しんだが、平野友樹が大島を破った1勝が大きかった。また、決勝では東京アート(東京)を破ったシチズン(東京)と対戦。やはり2番で軽部隆介に平野が勝ち、チームを優勝に導いた。またファーストは初のベスト4入りして大会に新風を吹き込んだ。

<男子準決勝>
協和発酵キリン  3−2  ファースト
シチズン     3−1  東京アート
<決勝>
協和発酵キリン  3−0  シチズン
○上田   3−0  加藤
○平野   3−2  軽部
○松平/上田 3−2 森田/神

 十六銀行は、若手のエース加藤杏華がチームをけん引。日立から移籍した松澤が決勝では石垣から逆転勝ちして、10年ぶりの優勝を飾った。

<女子準決勝>
十六銀行   3−1  中国電力
日本生命   3−1  サンリツ
<決勝>
十六銀行  3−1  日本生命
○加藤杏  3−2  前田
 久野   0−3  常晨晨○
○久野/大森 3−0 田代/前田
○松澤   3−2  石垣

  • ベスト4入りしたファースト。協和発酵キリン戦で単複2勝した岸川

  • 準決勝の東京アート戦で張一博をトップで破ったシチズンの神

  • 準決勝と決勝で貴重な勝利をあげた協和発酵キリンの平野

  • 決勝で久野を下した日本生命の常晨晨

  • 決勝のトップで前田に競り勝ち、チームを勢いに乗せた十六銀行・加藤

  • 決勝4番で石垣を逆転で破った松澤

  • 3連覇を果たした協和発酵キリン

  • 10年ぶりの優勝を果たした十六銀行