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 今をときめく女優「ガッキー」こと新垣結衣さんと、イケメン俳優の瑛太さんが映画の中で卓球をするというニュースが飛び込んできた。映画のタイトルは『ミックス。』。
 卓球王国読者ならピンとくるはず。ミックス、つまり混合ダブルスのことなのだ。新感覚のロマンティックコメディということだが、全編に卓球がからんでくるらしい。
 脚本は、ドラマ『リーガル・ハイ』でおなじみの古沢良太さん。そして、出演者は広末涼子、遠藤憲一、田中美佐子、瀬戸康史、小日向文世、蒼井優、吉田鋼太郎、生瀬勝久、真木よう子、鈴木福、斎藤司さんら。これでもか、というくらい豪華な面々だ。
 恋と仕事に敗れた元天才卓球少女のOL(新垣結衣)と、かつて日本ランカーだったが夢と家族を失い挫折した元プロボクサー(瑛太)、そして不器用でどこか欠点だらけの登場人物たちが卓球を通じて、小さな“奇跡”を起こす。恋と人生、そして再生の物語! 公開が待ち遠し過ぎる!!

●『ミックス。』
●2017年秋 全国東宝系公開
●公式サイト http://mix-movie.jp/
●公式twitter:https://twitter.com/mix_pingpong

以下は主演ふたりのコメント。長いけど、非常に面白いのでぜひお読みください。

新垣結衣さん コメント
 お話を頂いたとき、石川監督はじめ同じスタッフの皆さんと「リーガル・ハイ」というドラマで私はご一緒していたので、また今回もご一緒できるということですごく楽しみにしていました。
 台本を読んで感じたことは“元気になれる、背中を押されるお話”だと思いました。コメディ作品なので楽しく描かれているのですが、卓球を通して真剣に前に進んでいく姿がかっこいいなと思いながら読んでいました。
 瑛太さんはすごく自分の世界を持っている方という印象があったのですが、はじめて卓球の練習でお会いして、実際にミックスペアを組んで球を打ち返すという練習をしたときに、瑛太さんが「いける気がする!」と大きい声でその場を盛り上げようとしてくださって、作品に対する熱意がすごくある人なんだと思いました。
 私が演じる多満子は、元天才卓球少女で、今は“普通の結婚をして普通の幸せを手に入れたい”と必死になっているアラサーの女性ですが、失恋をきっかけに卓球をまた始めることになり前に進んでいくというキャラクターです。瑛太さん演じるハギ(萩原久)と卓球がきっかけで出会って、二人の関係がどうなっていくのかもこの作品の見所になると思います。
 私は卓球は未経験ですし、プロの方とは持ち方も構え方も打つ方向もすべて違うなと今は思います。それが身体に馴染むように繰り返し繰り返し練習するしかないと思っています。
 昨年のリオ五輪の日本代表選手の方々の活躍はテレビで拝見していてすごいなぁと思いましたし、今回自分自身で卓球に触れることで見方がさらに変わってくると思うので、これからも皆さんの活躍を楽しみにしています。
 時に泥臭く、時に笑えて楽しい映画になると思います。私も楽しんで撮影に挑みたいと思います。 

瑛太さん コメント
「ミックスってなんだろう?」と最初は思いました。台本も読ませていただいて、そして新垣さんと卓球が出来るということで、これはすごく面白い作品になるチャンスだなと期待を抱いています。
 新垣さんは僕の中で「ガッキー」というイメージがすごく強くて、最初「ガッキー」と呼べばいいのか「新垣さん」と呼べばいいのかわからなかったので、「ガッサン」みたいな風に呼んでしまって、その照れ隠しで練習中「これはいけるぞ!」と声を出して誤魔化したというか(笑)でも、実際に新垣さんと一緒に卓球台を目の前にミックスを組んで打った時にはすごく楽しい気持ちでやれたし、全国大会を目指すというレベルに技術的にいけるかというのはこれからの努力次第だと思いますが、演者として、ミックスとしてペアを組めるのですごく撮影が楽しみです。
 僕は元プロボクサーの役で、ある出来事をきっかけに挫折してしまって、失った家庭を取り戻すために卓球をはじめる変質者です…変質者扱いされる役です(笑)。
 僕も卓球はほぼ未経験ですが、練習は楽しんでやっています。難しさはもちろんありますが、まずは楽しむところからと思っています。
 リオ五輪は僕も観ていましたが、結果としても銀メダルというのは凄いと思いましたし、愛ちゃんや石川選手の涙にも感動しました。この間は僕自身天皇杯も見に行って、石川選手が16歳の平野選手という若い選手に決勝で負けてしまったのですが、次のオリンピックのときはまた新しい世代が出てくるんだと思い改めて応援したくなりました。
 卓球映画といえば日本なら『ピンポン』、韓国映画なら『ハナ~奇跡の46日間』という素晴らしい映画がありますが、そういった作品を上回る作品にしたいと思っています。それと、新垣さんとの恋愛シーンは今もすごくドキドキしていますが、壁ドンどころじゃないんですよ。もうドンっていう感じなんですよね。壁なんて使わない。ちょっと勇気を出して撮影に臨みたいと思います。