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 3月24〜26日、鳥取・コカコーラウエストスポーツパーク(鳥取県民体育館)で行われた第14回全国ホープス選抜。男女1位トーナメントは、ともに岡山県選抜の優勝で幕を閉じた。男女ともずば抜けたエースはいないものの、選手5人とも全国大会の上位クラスを揃え、層の厚さと団結力で勝ち取った優勝だった。

 岡山県選抜の男子チームは、準々決勝で昨年度優勝の愛知県選抜に3ー1、準決勝で大阪府選抜に3ー1で勝利して決勝進出。決勝では神奈川県選抜に対し、トップで木村(瀬戸内スポ少)、2番で斉藤(ねや卓球クラブ)が快勝して2ー0とリードし、2台進行の4番で丸川(16年全日本カブベスト8)が先に勝利。3番は敗れたものの、3ー1でうれしい初優勝となった。どの選手もラリー戦に非常に強く、豊富な練習量を感じさせるプレーを見せた。
 男子2位の神奈川県選抜は、準決勝で東京都選抜を0ー2のビハインドから逆転。決勝でも3番で左腕のハードヒッター三木(岸田クラブ)が勝利し、一矢を報いたが、第1回大会以来の優勝はならず。全日本バンビ2位の渡部(偉関TTL)が全勝の活躍を見せた東京都選抜と、みなぎるガッツで勝ち上がった大阪府選抜が3位に入った。

 一方、岡山県選抜女子チームは、準々決勝で福岡県選抜に敗戦の瀬戸際まで追い詰められたが、ラストで15年全日本ホープスベスト8の青井(ねや卓球クラブ)が逆転勝ち。準決勝では強豪の福井県選抜を下して決勝に勝ち上がり、昨年度優勝の兵庫県選抜を3ー1で下した。兵庫県選抜はラストに大エースの木原(ALLSTAR)を置くオーダーだったが、岡山の4番由本(ねや卓球クラブ)が兵庫の司(千/曹クラブ)をゲームオール14ー12という大激戦の末に下し、木原に回す前に決着をつけた。

 兵庫県選抜は木原を軸に充実の戦力で勝ち上がったが、僅差の2位。福井県選抜と広島県選抜が3位に入った。大会の詳細な報道は4月21日発売の卓球王国6月号に掲載します!
  • 男子1位トーナメント優勝の岡山県選抜

  • 尻上がりに調子を上げ、チームの得点源になった丸川(岡山)

  • 女子1位トーナメントも岡山県選抜が優勝

  • 決勝4番、岡山の由本(手前)が激戦を制した