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 ホープス選抜に続き、3月26、27日に山形・山形県総合運動公園総合体育館にて全国中学選抜が開催された。男子は愛工大附中(愛知)が堂々の5連覇、女子は横浜隼人中(神奈川)が悲願の初優勝を果たした。男女の入賞チームは下記のとおり。

【男子】
優勝:愛工大附(愛知)
準優勝:明豊(大分)
3位:中間東(福岡)、明徳義塾(高知)

【女子】
優勝:横浜隼人(神奈川)
準優勝:昇陽(大阪)
3位:玖珂(山口)、山陽女子(岡山)


 男子は圧倒的な選手層を誇る愛工大附が5年連続のV。1試合を落としたのみの完勝劇で強さを見せつけた。さらに力をつけた横谷晟、曽根翔、小林広夢、白山遼の2年生カルテットを軸に予選リーグから相手を圧倒。準決勝の中間東戦でダブルスを落としたものの、しっかり4番を奪い決勝へ進出。決勝では追いすがる明豊を振り切ってストレートで優勝を決めた。全中4連覇と合わせ、これで団体戦では全国大会9連続優勝となった。
 準優勝の明豊はメンバー全員がガッツあふれる試合運びを見せて勝ち上がった。決勝でもエースの中村和覇が小林と好ゲームを展開し、ダブルスもフルゲームまで迫るなど王者に食い下がったがあと1本が遠く、13年ぶりの優勝とはならなかった。

 女子は横浜隼人が涙の初優勝。ずば抜けたエースはいないものの、粒揃いの戦力で勝ち上がり、決勝では昨年の選抜王者・昇陽と対戦。1番の新井和夏葉が4ゲーム目に6-10でマッチポイントを握られながらも逆転で村上宝を下すと、2番の遠山美涼が相手エースの杉田陽南を下す殊勲の勝利。1年生2人がつくった流れに乗ってダブルスも快勝し、横浜隼人中学・高校つうじて初の団体戦全国タイトル獲得となった。
 選抜連覇を狙った昇陽は決勝トーナメント1回戦、準決勝とラストまでもつれる接戦を勝ち抜いて決勝進出も、無念のストレート負け。前半で1本奪い、麻生麗名、稲垣美帆の実力者が控える後半勝負に持ち込みたかったが、競り合いをものにできず王座陥落となった。
  • 男子優勝:愛工大附(愛知)

  • 女子優勝:横浜隼人(神奈川)