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 6月3日に東京・日本財団ビルにて日本肢体不自由者卓球協会2017年度懇親会が開催された。初めての試みとなった懇親会には協会関係者、ナショナルチーム選手数名、スポンサー企業、顧問、アンバサダーらが出席。現在、世界選手権が開催されているが、こちらよりも一足先に開催されたパラ世界選手権団体戦スロバキア大会では男子クラス9で岩渕幸洋・鈴木伸行が銀メダル、男子クラス7で八木克勝・井上全悠が銅メダルと活躍。会には同大会でフェアプレー賞も受賞した岩渕選手らも出席し、盛り上がりを見せた。
 
 畠山講史郎・日本肢体不自由者卓球協会会長は「東京パラリンピックが注目されているが、その後も、10年、20年としっかりと強化を続けて行ける組織を作りたい」とコメント。パラ世界選手権でメダルを獲得した岩渕選手は、「銀メダルには満足していない。東京パラリンピックではもっと良い色のメダルを獲りたい」と豊富を語った。
 パラ世界選手権に初めて帯同した重本幸恵コーチ(TACTIVE)は「初めてパラの大会でコーチを担当しましたが、もっともっと成長できると感じます。世界一になれるチャンスはある」と手応えを口にした。

 近年は数多くのスポンサー企業を集め、注目度も高まりを見せているパラ卓球。パラ卓球を周知するイベント開催なども精力的に行い、来たるべき2020東京パラリンピックに向けて強化・普及を進めている。今後、さらに多くの人々を巻き込み、3年後のパラリンピックで日本じゅうを沸かせてほしい。
  • 挨拶を述べる畠山講史郎・日本肢体不自由者卓球協会会長

  • パラ世界選手権団体で銀メダル獲得の岩渕幸洋選手

  • 選手、協会関係者、スポンサー企業らが交流を深めた

  • 懇親会参加者で記念撮影