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 6月9日にIOC(国際オリンピック委員会)の臨時理事会が行われ、28の五輪競技の中で、卓球の混合ダブルスを含む15種目を追加することを決定した。追加種目決定においては男女の平等性、若者への人気などが考慮されたとのこと。
 2020年の東京五輪には男女団体、男女シングルスに続き、混合ダブルスが追加され,
日本のメダル獲得の可能性は増えることになる。

 国際卓球連盟(ITTF)のバイカート会長は「ITTFとしては混合ダブルスの追加の決定はとてもハッピーだ。リオ五輪でも卓球の人気はテレビでもSNSでも高かった。さらにデュッセルドルフでの混合ダブルスでは会場は満員だった。卓球として5個目の金メダルは価値のあるもので、東京五輪ではさらにエキサイティングな卓球をお見せすることができるだろう」と声明を発表した。

 原則的に、IOCは五輪の規模拡大を憂慮しており、参加人数は絞り込むことがあっても増やす方針はとっていない。つまり、卓球の一国男女それぞれ最大3名という参加枠を維持しながら、混合ダブルスを結成することになると言われている。
 シングルス出場した選手がそのまま混合ダブルスを組めるのか、それとも団体の3番手同士が組むのか、など具体的なダブルスのペアリングの方法はこれから検討することになる。


  • 東京五輪に混合ダブルス追加。写真は世界選手権で金メダルを獲得した吉村/石川