本日6月10日、(公財)日本卓球協会 平成29年度第1回理事会が開かれ、平成28年度の事業報告、平成29年度の補正予算についてなどの報告がなされた。
尚、理事会後に星野一朗専務理事から下記の報告があった。
●平成28年度の日本卓球協会登録人口は、平成27年度から約6,500人増の333,567人となった。
●世界選手権ドイツ大会 メダリストへの報奨金について
世界選手権、オリンピック、アジア競技大会においてメダルを獲得した場合、報奨金(下記金額)を授与することが規定で決まっている。
・シングルス 優勝 1,000万円
2位 500万円
3位 300万円
・ダブルス 優勝 各500万円
2位 各250万円
3位 各150万円
この規定にあてはめて、
吉村真晴(混合複・金/男子複・銅)→650万
石川佳純(混合複・金)→500万
平野美宇(単・銅)→300万円
大島祐哉(男子複・銀)→250万
森薗政崇(男子複・銀)→250万
丹羽孝希(男子複・銅)→150万
伊藤美誠(女子複・銅)→150万
早田ひな(女子複・銅)→150万
合計2,400万が選手に授与されることになった。
尚、アジア選手権は報奨金規定の対象大会ではないが、中国の強豪を倒しての優勝ということで、アジア選手権優勝の平野美宇にも報奨金を授与することが決まった。金額等は調整中。
●来年のジャパンオープンの開催日時、場所の決定
来週14日から開催されるジャパンオープン。本日、来年の開催日時と場所が下記のとおり決定した。
・2018年6月6日〜10日
・北九州市立総合体育館(福岡県)
●東京五輪で混合ダブルスが追加種目となったことについて(以下は宮﨑義仁強化本部長のコメント)
「日本にとってはメダル獲得の大きなチャンス。混合ダブルスは、とくに女子選手の実力が大きなカギとなる。男子選手の球をいかに上手にさばけるか、もしくは攻めていけるか。そういった意味でも日本女子の実力は高いので、メダル獲得の可能性は高い。現在も男女で一緒に練習することが多いが、これから益々増えていくと思う」