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 8月22日より大分・べっぷアリーナで開催されていた全国中学校体育大会が閉幕。最終日の今日は男女シングルスが行われ、男子は手塚崚馬(明徳義塾・高知)、女子は木原美悠(稲付・東京)がともに初優勝を果たした。

【男子シングルス】
優勝:手塚崚馬(明徳義塾③・高知)
準優勝:曽根翔(愛工大附属③・愛知)
3位:谷垣佑真(愛工大附属②・愛知)、鈴木颯(愛工大附属①・愛知)

【女子シングルス】
優勝:木原美悠(稲付①・東京)
準優勝:長崎美柚(稲付③・東京)
3位:高橋あかり(四天王寺③・大阪)、菅澤柚花里(四天王寺②・大阪)
※丸囲みの数字は学年

 男子シングルスは手塚が初優勝。手塚は今日行われた3回戦で白山、4回戦で篠塚、5回戦で横谷、準決勝で谷垣、決勝で曽根と愛工大附属勢に5連勝。決勝ではマッチポイントを奪いながらも、ことごとく曽根に追いつかれる展開が続いたが、6度目のマッチポイントで頂点に立った。手塚は前陣に張りついてブロックとミート打ちを駆使する男子では珍しいスタイル。ツッツキや戦術転換も巧みで、昨日団体準決勝で敗れた愛工大附属にシングルスでのリベンジを果たした。明徳義塾の男子シングルス優勝は平成2年大会の仲村錦治郎氏以来27年ぶり。
 準優勝の曽根はバックドライブの豪打を武器に決勝進出。愛工大附属、最後の砦として決勝に臨んだが、手塚のブロックの前に豪打が鳴りを潜め2冠には届かなかった。

 女子シングルスはJOCエリートアカデミー所属の木原と長崎の同士討ちとなったが、「フォアが入っていたので、積極的に動いて打っていった」という木原が先輩の長崎を下して1年生で初優勝を飾った。この春にJOCエリートアカデミーに入り、以降の長崎との対戦は負け越していると語っていたが、大一番で勝負強さを見せた。
 昨年に続く優勝を狙った長崎は2連覇ならず。持ち味の伸びやかなドライブもことごとく木原のブロックに捕まり、敗戦後は悔しさをにじませた。

 この大会の模様は卓球王国11月号(9月21日発売)に掲載しますのでお楽しみに!
  • 男子シングルス優勝:手塚崚馬

  • 女子シングルス優勝:木原美悠