スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 9月15〜17日、千葉・旭市総合体育館で『2017世界ジュニア選手権イタリア大会 男女日本代表最終選考会』が開催。男子は田中佑汰(愛工大名電高)、女子は木原美悠(JOCエリートアカデミー)が優勝し、ともに世界ジュニア代表に内定した。

 男子の田中は、予選Aグループで曽根(愛工大附属中)に2ー3で敗れたものの、出雲(遊学館高)、髙見(愛工大名電高)という強豪を3ー2で下して4勝1敗で1位通過。決勝トーナメントでは、準決勝で宇田(JOCエリートアカデミー/大原学園)、決勝で髙見をともに3ー2で破り、勝負強さを見せつけての優勝となった。

 女子の木原は予選Bグループで木村(四天王寺高)に2ー3、野村(愛み大瑞穂高)に1ー3で敗れて3勝2敗となったが、大混戦のグループを辛くも2位通過。準決勝では、8月の全中決勝でも勝利したJOCエリートアカデミーの先輩・長﨑を3ー0で破り、決勝では木村(山陽女子高)をゲームオールの接戦の末に下した。中学1年生ながら、自らの手で世界ジュニア代表の座をつかみ取った。

 今年の11月26日〜12月3日にイタリアで行われる世界ジュニアの代表は、男女とも4名ずつ。選考基準では、8月発表のU-18世界ランキングで日本人上位2名が選ばれる。男子でU-18世界ランキング1位の張本智和(JOCエリートアカデミー)と同2位の木造勇人(愛工大名電高)、女子でU-18世界ランキング1位の平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)と同3位の伊藤美誠(スターツSC)が選考基準を満たしている。男女とも残る1名は強化本部推薦で選出される。
 代表最終選考会の結果は下記のとおり。

【男子】●出場選手
出雲卓斗(遊学館高)、手塚峻馬(明徳義塾中)、濱田一輝(愛工大附属中)、中村煌和(畳和卓球)、髙見真己(愛工大名電高)、金光宏暢(大原学園高)、田中佑汰(愛工大名電高)、宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)、曽根翔(愛工大附属中)、五十嵐史弥(遊学館高)、宮本春樹(愛工大名電高)、沼村斉弥(野田学園高)

●第1ステージ順位(リーグ戦)
A 1位:田中(4勝1敗) 2位:髙見(3勝2敗) 3位:沼村(3勝2敗) 4位:曽根(3勝2敗) 5位:出雲(2勝3敗) 6位:中村(0勝5敗)
B 1位:宮本(5勝0敗) 2位:宇田(4勝1敗) 3位:五十嵐(3勝2敗) 4位:金光(2勝3敗) 5位:手塚(1勝4敗) 6位:濱田(0勝5敗)

●準決勝
田中佑汰 ー7、5、ー7、8、7 宇田幸矢
髙見真己 11、ー7、9、8 宮本春樹
●決勝
田中佑汰 8、ー7、7、ー9、9 髙見真己

【女子】●出場選手
笹尾明日香(横浜隼人高)、梅村優香(四天王寺高)、木原美悠(JOCエリートアカデミー)、長﨑美柚(JOCエリートアカデミー)、小塩遙菜(石田卓球クラブ)、木村香純(四天王寺高)、塩見真希(四天王寺高)、木村光歩(山陽女子高)、野村萌(愛み大瑞穂高)、相馬夢乃(新発田ジュニア)、岡崎日和(川口総合高)、秋山星(愛み大瑞穂高)

●第1ステージ順位(リーグ戦)
A 1位:長﨑(5勝0敗) 2位:木村(4勝1敗) 3位:塩見(3勝2敗) 4位:梅村(2勝3敗) 5位:秋山(1勝4敗) 6位:小塩(0勝5敗)
B 1位:野村(4勝1敗) 2位:木原(3勝2敗) 3位:岡崎(3勝2敗) 4位:木村(2勝3敗) 5位:笹尾(2勝3敗) 6位:相馬(1勝4敗)

●準決勝
木原美悠 9、3、9 長﨑美柚
木村光歩 ー3、7、ー6、11、9 野村萌
●決勝
木原美悠 9、5、ー8、ー9、5 木村光歩