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 ワールドカップで水谷に敗れたアルナ(ナイジェリア)。試合後、インタビューを申し込むと快諾。「今日は水谷に完敗。でも、ぼくはリオ五輪の前も荘智淵に完敗して、五輪では完勝したんだ。次が楽しみだ」とコメント。

 その後、自分自身のキャリアを語り始めた。あまりにも素晴らしいインタビューだった。
 「ぼくは7歳で卓球を始めた。どこで? ストリートだよ。2年間、ストリートで卓球を楽しんでた。その後、学校の先生が卓球場に連れていってくれてぼくに卓球の基礎を教えてくれたんだ」

 ストリートで卓球を始めた少年が、その後、五輪代表になり、荘智淵やボルを倒すなど誰が想像できるだろうか。恵まれた環境の中で育っていく日本選手との違いに頭がクラクラした。卓球を愛し、愛されたナイジェリア人がいる。
 クアドリ・アルナ。
 この続きは、本誌のインタビューで。乞うご期待。   (今野)
  • ナイジェリアのアルナ。素晴らしい卓球人だ