●決勝トーナメント準決勝(第2ステージ)
ボル(ドイツ) −6、−9、9、−9、7、5、10 馬龍(中国)
ジリジリとボルが追い上げ、最終ゲームにもつれ込む、4−1とボルのリードから、4−5と馬龍が逆転してチェンジエンド。しかし7−5とボルがひっくり返す。8−5、8−6、ここで馬龍がボルのバックへロングサービスでエース8−7。2本連続ロングサービスを出す馬龍、3球目のバックハンドをボルがフォアのネットミスして8−8と並ぶ。
次にボルの3球目バックドライブが2本連続決まり、ついにマッチポイントを奪う。10−8。馬龍のサービスからのフォアドライブが決まり10−9、ラリー戦で馬龍が取り10−10。次をボルの3球目のバックのループドライブを馬龍がカウンターミスで11−10。最後は馬龍が3球目攻撃をミスして、ボルが劇的な勝利を手にした。
林高遠と馬龍に対して2試合連続の逆転勝ちを収めた。新たに使われている紅双喜のABS製のプラボールが中国選手の回転量を弱めていると言う関係者もいる。
ボルのコメント
「なんて答えたらいいんだろう。信じられないよ。こんなすごい選手に勝ててハッピーだ。世界選手権の時にも接戦をしていたから、今日は落ち着いてプレーできた。観客の皆さん、サポートをくれてありがとう。ぼくは、この大会をエンジョイしてるよ」