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平成24年度全日本選手権大会

●女子シングルス4回戦
福原(ANA) 14、5、9、4 酒井(四天王寺高)
福岡(中国電力) 6、−9、−8、−9、6、7、8 浜本(JOCエリートアカデミー)
森(昇陽高) 8、−8、7、8、6 森薗(日立化成)
根本(中央大) 5、7、−3、10、3 前田(希望が丘高)
石川(全農) 8、9、8、6 伊藤(十六銀行)

 第1シードの福原、第2シードの石川は、競り合うゲームもあったものの、しっかりストレート勝ちで5回戦へ駒を進めた。福原の右ひじはかなり回復しているようで、ロンドン五輪での好調を彷彿とさせるバック強打、フォア連打のコンビネーションを見せていた。石川も相手のあまいサービスは見逃さず、積極的なレシーブで先手を奪い、要所を締めた。

 また、女子ジュニアで平野美宇に逆転勝ちした森さくら(昇陽高)が、元全日本3位の実績を持つ森薗美咲に完勝。昨年の全日本直後に青森山田から昇陽へ転校した森は、「作戦はなくて、とにかく向かっていく気持ちだけ。守るつもりは全くなかった。それが結果につながったと思います」とコメント。バックサイドを切るバック強打にフォアの連続ドライブと、「積極」を絵に描いたようなプレーだった。ちなみに昇陽高校の旧校名は淀之水高校だ。

下写真左は福原、右は石川