12月1〜8日、モロッコの首都ラバトで開催される世界ジュニア選手権。王国取材班はもちろんモロッコへ飛びます。日本からの直通便はなく、パリ経由で片道約20時間。ちなみに日本選手団は、すでに今週月曜日に日本を出発し、パリでの調整合宿を経てまもなく現地に入る。
アフリカ大陸での世界ジュニア開催は06年カイロ(エジプト)大会以来、7年ぶり。06年大会では松平健太選手が日本人選手として初の世界ジュニア優勝を果たしています。アフリカ開催は縁起が良い!間違いない!
……日本選手団の顔ぶれは下記のとおり。
★男子 ※WR=2013年11月発表の世界ランキング
渡邊隆司監督(日本卓球協会)
村松雄斗(エリートアカデミー/帝京高・17歳・右シェークカット型・WR78)
森薗政崇(青森山田高・18歳・左シェークドライブ型・WR98)
三部航平(青森山田高・16歳・右シェークドライブ型・WR194)
酒井明日翔(エリートアカデミー/帝京高・17歳・右シェークドライブ型・WR208)
☆女子
呉光憲監督(淑徳大学)
加藤美優(JOCエリートアカデミー・14歳・右シェークドライブ型・WR77)
伊藤美誠(スターツSC・13歳・右シェーク異質攻撃型・WR87)
平野美宇(JOCエリートアカデミー・13歳・右シェークドライブ型・WR110)
森さくら(昇陽高・17歳・右シェークドライブ型・WR214)
日本チームはシーディングで男女とも中国に次ぐ第2シードを確保。男子は世界ジュニア3回目の出場となる村松と酒井に、昨年度の全日本ジュニア決勝を戦った森薗・三部という布陣。団体戦では精神的支柱となる森薗がチームをグイグイ引っ張ってくれるはず。シングルスでは森薗とともに、カットの村松も有力な優勝候補だ。
女子は美優・美誠・美宇の「黄金世代」に強打者・森を加え、10年度大会以来となる団体優勝を狙う。伊藤・平野のダブルスも優勝のチャンスは十分にありそう。今年も世界ジュニアから目が離せない!