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中国リポート

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★★★ 2010中国卓球クラブ超級リーグ 男子第1節 6.9 ★★★
[錦州銀行 3-1 四川郵儲・先鋒汽車]
○雷振華 9、7、-11、1 水谷
 徐輝 -7、7、-8、-9 邱貽可○
○徐輝/ジャイ一鳴 11、-8、7、9 水谷/金義雄
○雷振華 -9、5、4、8 邱貽可

[江蘇神鷹繊炭 3-0 上海浦宏神木]
○林晨 8、-7、9、7 王励勤
○陳杞 -8、6、9、7 尚坤
○林晨/ジャン健 8、-7、8、-10、8 尚坤/張洋

[山東魯能・路安集団 3-2 八一熔盛重工]
○張継科 11、1、8 徐克
 朱世赫 -10、6、8、-9、-10 王皓○
 張超/方博 -8、-7、-4 徐克/閻安○
○張継科 11、-5、7、-11、9 王皓
○張超 9、6、4 侯英超

[浙商銀行 3-0 廊坊銀行海潤]
○ハオ帥 -9、-7、10、9、9 許シン
○馬龍 7、7、8 崔慶磊
○ハオ帥/呉尚垠 5、7、5 張ユク/崔慶磊

 お待たせしました、6月9日に開幕した「2010中国卓球クラブ超級リーグ」、男子第1節の結果をお送りします。
 今シーズン、男子では日本から水谷隼(四川郵儲・先鋒汽車)、韓陽(江蘇神鷹繊炭)の2人が参戦している超級リーグ。浙商銀行でプレーした08年シーズン以来、2年ぶりの超級参戦となった水谷は、アウェーの遼寧省錦州市で行われた錦州銀行戦のトップに出場。モスクワ大会で中国男子チームの劉国梁監督に「水谷隼は天才、彼が3人いたら日本は相当強い」と言わしめた水谷。しかし、雷振華とは初めての対戦ということもあり、サービスへの対応に苦しみ、1-3で敗れた。水谷は続く3番でも、右シェークドライブ型の金義雄とのペアで徐輝/ジャイ一鳴に競り負け、チームは開幕戦を1-3で落とした。

 その他の3試合では、上海浦宏神木のエース王励勤が左シェークドライブ型の林晨によもやの黒星を喫し、チームもストレート負け。「王励勤の敗因はエンジンがかかるのが遅かったこと。(9-7から4点連取された)3ゲーム目は大事な場面で守りに入ってしまった」(上海浦宏神木・席敏杰監督)。超級リーグで健在ぶりをアピールしたい王励勤だが、この敗戦が尾を引かないことを祈りたい。上海チームには荘智淵(チャイニーズタイペイ)が「外援(助っ人)」として参戦するが、まだチームに合流していないようだ。山東魯能・路安集団は張継科が王皓とのエース対決をゲームオール9点で制し、チームに勝利をもたらした。こちらも激戦となったハオ帥vs許シンの一戦も含め、エース対決を制したチームが勝利を挙げている。

Photo上:世界選手権モスクワ大会での水谷隼のプレー。開幕戦では2失点を喫したが、徐々にペースを上げていきたい
Photo下:長身でブロックが堅く、一発のパワードライブも鋭い雷振華。遼寧省男子チームの不動のエースだ