スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 11月7〜12日にドイツ・マグデブルグでITTFワールドツアー・ドイツオープンが開催。日本からは男子16選手、女子19選手が参加し、女子ダブルスで平野美宇/早田ひな(JOCエリートアカデミー・大原学園/日本生命)が初優勝を遂げた。
 平野/早田は準決勝で陳夢/朱雨玲(中国)を破って勝ち上がって来た顧玉ティン/蘇慧音(中国/香港)をゲームオールで下すと決勝は陳思羽/鄭怡静(チャイニーズタイペイ)をストレートで下し優勝を決めた。また、男子ダブルスでは木造勇人/張本智和(愛工大名電高/JOCエリートアカデミー)が準々決勝で樊振東/許昕(中国)をストレートで破る金星を上げ決勝まで進出したものの、鄭栄植/李尚洙(韓国)に敗れ惜しくも優勝を逃した。

 張継科(中国)、サムソノフ(ベラルーシ)、丹羽孝希(スヴェンソン)、張本などが1回戦で姿を消すハイレベルの戦いとなった男子シングルスを制したのはオフチャロフ(ドイツ)。2回戦で閻安(中国)、準決勝では第1シードの樊振東をゲームオールジュースで撃破と中国2選手を破り、決勝へ進出。決勝では10月に行われた男子ワールドカップと同カードとなる先輩・ボルとの対決を制し地元ドイツでタイトルを手にした。日本選手では松平健太(木下グループ)のベスト8が最高位。水谷隼(木下グループ)は2回戦で李尚洙(韓国)に敗れ上位進出はならなかった。

 陳夢と朱雨玲の中国選手同士の決勝となった女子シングルスは陳夢が朱雨玲をフルゲームで破り優勝を決めた。日本選手では石川佳純(全農)が2回戦で徐孝元(韓国)、準々決勝で武楊(中国)とカット選手を連破。準決勝では朱雨玲に敗れたものの3位に入った。平野美宇は1回戦で、早田との同士討ちを制した伊藤美誠(スターツSC)は準々決勝でともに馮亜蘭(中国)に敗れ上位入賞を逃した。

上位記録は以下のとおり。

■ ITTFワールドツアープラチナ・ドイツオープン
●男子シングルス
優勝:オフチャロフ(ドイツ)
2位:ボル(ドイツ)
3位:樊振東(中国)、李尚洙(韓国)

●女子シングルス
優勝:陳夢(中国)
2位:朱雨玲(中国)
3位:石川佳純(日本)、馮亜蘭(中国)

● 男子ダブルス
優勝:鄭栄植/李尚洙(韓国)
2位:木造勇人/張本智和(日本)
3位:林兆恒/于子洋(香港/中国)、何鈞傑/黃鎮廷(香港)

● 女子ダブルス
優勝:平野美宇/早田ひな
2位:陳思羽/鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
3位:杜凱琹/李皓晴(香港)、顧玉ティン/蘇慧音(中国/香港)

● 男子アンダー21:
優勝:薛飛(中国)
2位:及川瑞基(日本)
3位:何鈞傑(香港)、廖振珽(チャイニーズタイペイ)

● 女子アンダー21
優勝:陳可(中国)
2位:孫銘陽(中国)
3位:前田美優(日本)、蘇慧音(香港)