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 12月9日の夜、T2の最終日を前にして、ホテルのプールサイドでリラックスした食事会があった。最終日の後には各選手がすぐにシンガポールに移動し、帰国の途につくため、最終日前日に行ったパーティーだ。無事に「シーズン1」を終え、代表のフランク・ジーやCEOのジェフ・チューには安堵の表情が浮かんでいた。

 まだ来シーズンの「T2シーズン2」をどの時期に、どのようなメンバーでどういう方式でやるかは明らかにされていないが、シーズン1を走り続けたT2が終わろうとしている。
 フランク・ジーが言うように、もし日本で開催できるなら、卓球ファンにとっては朗報だが、彼らをサポートし、実行に移せるようなビジネス感覚を持った集団が日本にいるかどうかは疑問。
 固定観念で仕事する人たちには到底この「卓球エンターテインメント」を実行するエネルギーはないだろう。広告代理店やテレビ局が動き出すかどうかも予測はつかない。しかし、革新的なこのゲームの灯を消してはいけない。

 フランク・ジー代表のコメント
「ファイナルを迎えることができてみんなに感謝したい。今シーズンはワールドツアーとのカレンダーの問題でみんなに迷惑をかけたことを謝りたい。来シーズンはもっとよくなる。これから国際卓球連盟と話し合い、試合スケジュールのカレンダーを話し合いたいと思っている。
 ITTFはT2があることでトップ選手がワールドツアーに出ないようになっていることを危惧している。だからその問題を解決して、もっとよりよい方法を選択したい。あと1年ここマレーシアでやって、2019年のシーズンは日本でやりたいという希望がある」
(今野)
  • 見事な手腕でT2を成功させたフランク・ジー氏

  • 19年は日本での開催を計画しているT2