スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
●男子シングルス1回戦
ボル(ドイツ) 11、10、5、7 田中
吉村和 −9、8、2、8、−9、7 丹羽
上田 6、7、−7、6、8 何鈞傑(香港)
張本 9、8、3、6 張禹珍(韓国)
吉村真 12、13、8、−3、9 アポロニア(ポルトガル)
松平 8、9、5、8 黄民夏(韓国)
寥振ティン(チャイニーズタイペイ) −9、−12、7、7、10、12 吉田

男子シングルスも1回戦が終了!
最大の注目カードだった、吉村和弘対丹羽孝希の一戦は、2ゲーム目から3ゲームを連取した吉村が勝利。吉村の縦回転系のサービスに対し、丹羽はチキータで強くレシーブすることが難しく、要所でブッツリ切れた下回転サービスでエースを奪われた。一方の吉村、両ハンドの直線的な弾道のドライブは、やはり素晴らしい威力。力みがなく、二発、三発と続けざまに打ち込んで得点を重ねた。「バックハンドとか、彼のプレーはすごく攻撃的で、相手のレシーブから押されてしまった」と試合後の丹羽。

こちらも好カード、16年世界ジュニア王者の張本と、13年世界ジュニア王者の張禹珍の一戦は、張本の完勝。相手をのんでかかるようなところがある張禹珍だが、この試合はむしろ張本の気迫にのまれていた。「張禹珍は非常に好調なので、(ドローで)入ってきた時はちょっと嫌な感じでしたけど、(張本)智和のサービスがすごく効いていた。これが効いているうちは負けないなという感じでしたね」とベンチに入った倉嶋監督。

2日前の練習で右肩、肩甲骨に近い裏側の部分に痛みを訴えたという張本だが、本人曰く「肩はまったく問題ないです」。「明日のシングルスで一回勝てば馬龍選手と当たる。昔一度当たっているけど、なかなかチャンスはないと思う。2回戦の相手(梁靖崑)も強いけど、まずそこで勝ちたい」(張本)。

上田、吉村真、松平も1回戦を勝ち上がり、日本男子は5人がベスト16進出だ。
  • 吉村和弘、その剛打は丹羽をも呑み込んだ

  • 吉村の連続攻撃に、なかなか攻守を切り替えられなかった丹羽

  • 張禹珍を吹き飛ばした張本

  • 張禹珍は多彩なテクニックを披露する前に散った

  • 左腕の何鈞傑に完勝した上田