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 広島・グリーンアリーナにて全国中学校卓球大会、通称「全中」がスタート。昨日は開会式、今日は男女団体の予選リーグが行われ、明日の決勝トーナメント進出チームと組み合わせが決定。台風20号の影響も心配されたが、今のところ予定どおりの日程で進行している。抽選で決定した組み合わせは下記のとおり。

【男子決勝トーナメント】
★1回戦
・出雲北陵(島根)vs.安田学園(東京)
・中間東(福岡)vs.明徳義塾(高知)
・鴨宮(神奈川)vs.浜松修学舎(静岡)
・阪南(大阪)vs.松徳学院(島根)
・愛工大名電(愛知)vs.明豊(大分)
★2回戦(準々決勝)
・江別中央(北海道)vs.(出雲北陵vs.安田学園の勝者)
・(中間東vs.明徳義塾の勝者)vs.(鴨宮vs.浜松修学舎の勝者)
・実践学園(東京)vs.(阪南vs.松徳学院の勝者)
・尾久八幡(東京)vs.(愛工大名電vs.明豊の勝者)

【女子決勝トーナメント】
★1回戦
・浜松修学舎(静岡)vs.山陽女子(岡山)
・益田(島根)vs.中間東(福岡)
・貝塚第二(大阪)vs.土佐女子(高知)
・郡山第二(福島)vs.日南学園(宮崎)
・大東(福井)vs.四天王寺(大阪)
★2回戦(準々決勝)
・大東(岩手)vs.(浜松修学舎vs.山陽女子の勝者)
・(益田vs.中間東の勝者)vs.(貝塚第二vs.土佐女子の勝者)
・明徳義塾(高知)vs.(郡山第二vs.日南学園の勝者)
・就実(岡山)vs.(大東vs.四天王寺の勝者)

 本日の男子予選リーグで大激戦となったのがグループAの明豊(大分)vs野田学園(山口)の対決。5試合中4試合がフルゲームにもつれた死闘の末に明豊が3-2で勝利し決勝トーナメント進出を決めた。  
 ダブルスを競り勝ち2-1とリードを奪った野田学園だが、4番の飯村がフルゲーム9本で門脇に逆転負け。5番は明豊が木塚、野田学園が三木という1年生同士の対決に。2-1と三木がゲームをリードしたが4ゲーム目を9本で落とし、最終ゲームも一時は6−9までリードするも9-9に追いつかれる。次の1本を奪い三木がマッチポイントを握ったが、ここから木塚が3本連取で逆転勝利。カットだけでなくブロックやカウンター、ロビングを織り交ぜた独創プレーの1年生カットマン・木塚が大仕事をやってのけた。
 6連覇を目指す愛工大名電(愛知・昨年度までは愛工大附属)はベンチ入り8人全員を使いながら予選2試合とも5-0で勝利。1試合目の日吉(愛媛)戦ではゲームを落とすなどやや精細を欠いた感があるが、ここから徐々にエンジンがかかってくるか。愛工大名電、明日のトーナメント1回戦の相手は勢いに乗る明豊だ。
 決勝トーナメント1回戦のカードでは中間東(福岡)対明徳義塾(高知)の対戦にも注目が集まる。

 女子は上位常連の横浜隼人(神奈川)が大東(福井)に、武蔵野(東京)が郡山第二(福島)に敗れて予選敗退。連覇がかかる四天王寺(大阪)、今春の選抜を制した明徳義塾(高知)のほか、注目は貝塚第二(大阪)。赤江、由本らジュニアアシストアカデミーで腕を磨く選手が揃っており、予選リーグでは期待の大型カットマン・大久保を擁する札幌大谷を下してトーナメントへ勝ち上がった。

●詳細な記録はこちら
http://zenchu-hiroshima-takkyu.jp

 大会3日目の明日は団体戦が決勝まで、シングルスは2回戦までが行われる。
  • ど根性の明豊が激闘を制する!

  • 小柄な1年生チョッパー・木塚が今日のヒーロー

  • 三木、マッチポイントを握るも逆転負け

  • 4試合がフルゲームの熱戦。野田学園、恥じる負けではない

  • 昨年のホープス王者・中村は愛工大名電に入学

  • 連覇を目指す四天王寺も快勝。写真は菅澤

  • 安田学園は初の予選通過。「ビギナーズTac」技術モデルの伊藤は圧巻のプレー

  • 春夏連覇を狙う明徳義塾も好発進

  • 健闘を見せている鴨宮。2試合連続で接戦をモノにした

  • 旋風を巻き起こすか貝塚第二。写真は大久保を破った東川