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 8月22日よりスタートした全中は本日最終日を迎え、男女シングルス王者が決定。男子は谷垣佑真、女子は大藤沙月が頂点に立った。

【男子シングルス】
優勝:谷垣佑真(愛工大名電・愛知)
準優勝:濵田一輝(愛工大名電・愛知)
3位:三浦裕大(河北台・石川)、鈴木颯(愛工大名電・愛知)
ベスト8:原田春輝(中間東・福岡)、田原翔太(明豊・大分)、篠原大樹(浜松修学舎・静岡)、川村康人(高安・大阪)

★準決勝
谷垣(愛工大名電) 5、4、-11、4 三浦(河北台)
濵田(愛工大名電) 3、7、-9、3 鈴木(愛工大名電)

★決勝
谷垣佑真 6、-6、8、-10、9 濵田一輝

【女子シングルス】
優勝:大藤沙月(四天王寺・大阪)
準優勝:小塩遥菜(稲付・東京)
3位:中森帆南、菅澤柚花里(ともに四天王寺・大阪)
ベスト8:泉田和抄(和光第三・埼玉)、山下菜々美(浜松修学舎・静岡)、赤江夏星(貝塚第二・大阪)、買手日菜(札幌大谷・北海道)

★準決勝
大藤(四天王寺) 3、7、4 菅澤(四天王寺)
小塩(稲付) 8、4、10 中森(四天王寺)

★決勝
大藤沙月 3、6、7 小塩遥菜

 男子シングルスは愛工大名電の同士討ちを制し、谷垣が初優勝。同級生の濵田との対戦はフルゲームまでもつれたが、最後まで台上からバックを振り続けて9本で勝利。前陣から後陣まで、どこからでも打ち込めるパワフルな両ハンドを武器に自身初の全国タイトルを手にした。濵田も高い集中力で最後までボールに食らいついたが惜敗。それでも、最終ゲーム終盤まで谷垣に食い下がり意地を見せた。
 3位の三浦は優勝候補の篠塚(愛工大名電)をフルゲームで下すなど、昨年のベスト32からジャンプアップ。力強いフォアハンドを武器に表彰台に登った。鈴木は昨年に続き、準決勝でストップ。先輩の濵田の粘りに屈した。

 女子決勝は序盤から大藤が圧倒。持ち前のパワードライブに加えて、絶妙に落とすストップが効果を発揮し、小塩を突き放してストレートで優勝を決めた。大藤は3回戦で白山(明徳義塾)にフルゲームまで追い込まれるなど苦戦した試合もあったが、昨年度全日本ジュニア3位の実力を見せて全中女王、そして大会2冠に輝いた。JOCエリートアカデミー所属の小塩も高いポテンシャルを見せて中森ら実力者を下して決勝へ。しかし、大藤に翻弄され、昨年の木原美悠(JOCエリートアカデミー)に続く1年生優勝はならなかった。
 3位には菅澤と中森、団体王者の四天王寺から主力2人が入賞。ともに3年生、タイトルにかける想いは強かったはずだが、わずかに頂点に届かなかった。
  • 男子シングルス優勝:谷垣佑真

  • 女子シングルス優勝:大藤沙月

  • 男子シングルス準優勝:濵田一輝

  • 女子シングルス準優勝:小塩遥菜