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 5月29日~6月1日にかけ、ITTFプロツアー・Volkswagenオープン韓国大会(於:韓国・大田)が開催された。
 男子シングルスを制したのは馬龍(中国、07ドイツオープン以来、通算3勝)。準決勝で王皓、決勝で馬琳と、同国対決を勝ち上がった。
 女子シングルスはベスト4を中国勢が締め(郭躍、王楠、郭炎、范瑛)、選手層の厚さを改めて示した結果となった。優勝は王楠、郭炎を下した郭躍(07中国オープン以来、通算9勝)。

 今大会目を引いたのはオフチャロフ(ドイツ)。アジア勢に対抗できる可能性を秘めた、数少ないヨーロッパの若手選手だ。オフチャロフは3回戦で現世界王者・王励勤(中国)を、続く準々決勝では同国の先輩ボルを下す活躍を見せた。むかえた準決勝では馬琳(中国)にストレートで敗れたものの、世界ランク1桁台の2選手から立て続けに勝利をあげ、次回発表の世界ランキングは、現在の20位から上がってくることは間違いないだろう。

 日本選手は、男子シングルスでは韓陽(東京アート)と水谷隼(明治大)がともに3回戦まで進出するものの、それぞれ馬龍、ボルに敗れた。女子シングルスでは、平野早矢香(ミキハウス)が3回戦で王楠に敗れ、日本勢はここで姿を消した。

各種目の優勝者は以下の通り
●男子シングルス:馬龍(中国)
●女子シングルス:郭躍(中国)
●男子ダブルス:王皓/王励勤(中国)
●女子ダブルス:郭躍/劉詩ウェイ(中国)
●U-21男子シングルス:フレイタス(ポルトガル)
●U-21女子シングルス:サマラ(ルーマニア)