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 大会4日目の8月5日は、学校対抗(準決勝)、シングルス(1回戦)、ダブルス(4回戦~決勝)が行われた。

 男子学校対抗準決勝は青森山田(青森)と希望が丘(福岡)が勝利し、決勝は昨年と同じ対戦となった。青森山田の4年連続の優勝か、出場2年目で希望が丘が初優勝なるか、注目だ。
 女子学校対抗準決勝は四天王寺(大阪)と青森山田(青森)が勝利。決勝は、連覇を狙う四天王寺vs.昭和54年以来の優勝を狙う青森山田とのカードだ。石川佳純vs.森薗美咲のスーパー1年生同士の対戦からも目が離せない。

 男子ダブルス決勝は王子康/山谷組vs.上田/野邑組で、青森山田の同士討ちとなった。第1ゲームは王子康/山谷組があっさり奪うが、第2・3ゲームは団体戦で起用されている上田/野邑組が取り返して逆王手。第4ゲームは王子康/山谷組が意地を見せて奪うと、最終ゲームはゲームオールにもつれた。この接戦を14-12で王子康/山谷組が制し、初優勝を決めた。今年も青森山田同士の決勝となった男子ダブルスだが、準決勝では、王子康/山谷組が松原/柳井組(明豊)に、上田/野邑組は板倉/橋本(希望が丘)組にともにゲームオールまで追いつめられるなど、決して圧倒的な力を誇示してきたわけではなかった。苦しい競り合いをモノにするヤマダの底力はさすがだが、各校も着実に差を詰めてきているようだ。
 女子ダブルスは大本命の藤井/石川組が、準決勝で土田(本来の表記は、「土」の右上に「`」)/平田組(明徳義塾)にストレートで敗れる波乱。石川佳純の3冠達成は消えた。
 決勝では金恵美/森薗組(青森山田)が、土田/平田組を3-1で下して、初優勝。1年生の森薗美咲は早くも1冠目を手中に収めた。本日行われる女子学校対抗で2冠目を、そして3冠目を目指してシングルスに挑む。


●優勝校決定! 学校対抗結果 ※追記

 大会5日目。男子学校対抗は昨年同様、青森山田vs.希望が丘。高校卓球界のスター軍団を前に、昨年のリベンジはなるか? という淡い期待はいともたやすく打ち砕かれた。試合は1番シングルスで王子康が板倉に、2番シングルスで松平が斉熙に、ダブルスで上田/野邑組が板倉/橋本組に全てストレート勝利をおさめるという、青森山田の完全勝利で幕を閉じた。これで青森山田は大会4連覇。11度目の栄冠を手に入れた。学校対抗で大本命と目され、今大会を迎えたヤマダはダブルスに続き2冠目を獲得。昨年の水谷隼に続き、今年もヤマダが3冠達成となるのか。

 昨年、7年ぶりにタイトルを奪還した四天王寺が盤石の試合運びをみせ、2連覇を達成。男子同様、大本命の四天王寺が1・2・3番とオールストレートで優勝。トップで対峙したのは四天王寺 藤井vs.青森山田 森薗。今年の全日本のジュニア準決勝と同じ顔合わせとなった。全日本では藤井が森薗にストレートで勝利している。この大一番でリベンジといきたい森薗だったが、またしても藤井相手にストレート負け。青森山田はトップで痛い敗北を喫すると、流れは一気に四天王寺へ。続く2番シングルス(酒井vs.池田)・3番ダブルス(藤井/石川vs.松澤/森薗)もストレートで試合終了。四天王寺が2年連続16度目の優勝を決めた。

●シングルス ベスト8出揃う!
 学校対抗、ダブルスと並行して行われていたシングルスも、遂にベスト8までが出揃った。明日は準々決勝から決勝までが行われ、今年のシングルスチャンピオンが決定する。組み合わせは以下の通り。

◆男子シングルス準々決勝組み合わせ
 松平(青森山田)vs.濱口(希望が丘)
 片桐(愛工大名電)vs.神(青森山田)
 野邑(青森山田)vs.斉熙(希望が丘)
 王凱(新潟産大附)vs.上田(青森山田)

◆女子シングルス準々決勝組み合わせ
 石川(四天王寺)vs.酒井(四天王寺)
 田代(山陽女子)vs.森薗(青森山田)
 岡崎(武蔵野)vs.劉莉莎(日南学園)
 中島(横浜隼人)vs.藤井(四天王寺)