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北九州市で開催されている高校選抜。
最終日となった本日は準決勝〜決勝が行われ、男子が愛工大名電、女子は四天王寺がそれぞれ5連覇を達成した。

愛工大名電は準決勝で希望が丘と大激戦を展開。前半を1−1で折返してからの、3番のダブルスが踏ん張ったのが大きかった。
決勝では曽根がジュニア王者の戸上に勝利し、一気に流れを引き寄せる。曽根はゲームオールの5−9の劣勢だったが、「リードしてから入れにいってしまった。5−8になった時に開き直っていこうとやりました」(曽根)と逆転勝ち。試合後に今枝監督も曽根を讃えた。

そして4番の加山の気合もすごかった。ダブルスは落としたが、自分が決めてやるという気迫に溢れ、内田を圧倒。「大会に入って、ずっと調子が良かったので、どこかで調子が狂わないようにいつもより気を遣いながら準備しました。やってやるという気持ちと緊張が半々くらいでしたが、先輩たちの記録を繋げられたのでホッとしています」(加山)。遊ぶボールはほとんどなく、どんなに点数が離れても気を抜かなかった加山。表彰式ではやっと緊張がほぐれたのか笑顔がこぼれた。

女子は破竹の勢いで勝ち上がってきた桜丘が決勝で四天王寺に挑戦。
前半は2−0の勝ち星を重ね、ダブルスも追い詰めたが、あと1点が遠かった。四天王寺はダブルスでつないだ希望を後半へつなぎ、高橋・大川が4・5番で決めた。

男子学校対抗
●準決勝
愛工大名電 3−2 希望が丘
野田学園 3−0 出雲北陵

●決勝
愛工大名電 3−1 野田学園
○曽根 -8、4、9、-8、9 戸上
○横谷 7、7、7 松田
 加山/曽根 −9、5、−5、−8 戸上/宮川○
○加山 4、10、7 内田

女子学校対抗
●準決勝
四天王寺 3−2 明徳義塾
桜丘 3−2 遊学館

●決勝
四天王寺 3−2 桜丘
 三浦 10、−5、−6、8、−7 浅井○
 本井 −9、−8、−9 顧琳セイ○
○三浦/高橋 11、11、−5、−8、6 原田/浅井
○大川 8、4、8 原田
○高橋 5、9、4 立神

詳しい報道は卓球王国6月号(4月21日発売)に掲載予定です
  • 集中力MAXの加山が試合を決めた!

  • 戸上は決勝で苦杯

  • アップダウンサービスで次々に得点を重ねた大川

  • 桜丘は強烈な印象を残した。夏が楽しみだ

  • 5連覇を達成した愛工大名電

  • 四天王寺も苦しみながら5連覇