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LIONジャパンオープン荻村杯
●女子シングルス準々決勝
平野美宇 10、6、5、8 佐藤瞳

なんと見事なカット打ちなのか。力をつけた平野が地元の声援を受けて勝ち上がってきた佐藤を力でねじ伏せて完封。
まるでカット打ち名人・劉詩雯を彷彿とさせる鋭い打球を連発し、佐藤の粘りを封じた。

昨日の丁寧戦は相手がループから入ってきて、ラリーの展開にしてくれたから佐藤は自分の得意のフィールドに持ち込めた。しかし、今日の平野は打球点の早さで、一発目から強烈な打球を打ち込んできた。

「相手の打球タイミングが早くて、十分な体勢でのカットができなかった。カットが浅く入ってしまい、そこからワイドに打たれた。パワーとタイミングの早さに圧倒されて、何もできずに終わってしまいました」と佐藤は悔しさあふれるコメント。

早い打球点でとらえるには、打つ方にもリスクがある。打球点が落ちて持ち上げるほうが安定し、ラリーの起点は作りやすい。しかし、平野はリスクをおかしてもスピードを追求した。1ゲーム目こそ平野に打ちミスがあったが、その後は打球点を譲らず。「手も足も出なかった」と佐藤は完敗の弁。

また、中国選手との用具の違いにも戸惑ったという。「中国選手とは違った威力がありました。用具が違うので、平野選手のほうが重くて台についてから伸びるというか浮き上がる打球なって対応できなかった」(佐藤)

ミキハウスの選手は中国ラバーとドイツラバーが多いので、平野が使うテナジーのボールを受ける機会が減っていることもあるだろう。強烈な回転量で台についてからホップするような打球にラケット角度が合わない場面も多く見た。
プレーの対策はもちろんだが用具の対策も必要になるだろう。

勝利した平野は明日の準決勝で劉詩雯と対戦予定だ。
最終日に大きな花火をあげてほしい。

大会4日目の後半戦結果は以下の通り

●女子シングルス準々決勝
平野美宇 4−0 佐藤瞳
孫穎莎(中国) 4−0 王曼昱(中国)

●男子シングルス準々決勝
樊振東(中国)4−1 馬龍(中国)
許昕(中国)4−0 張禹珍(韓国)
  • 一発目から打ち込まれて、粘りが活かせなかった佐藤

  • 平野のカット打ちは目に見えて進化していた

  • 馬龍は樊振東のバックに押され、力なく敗れる

  • 次世代女王対決は孫穎莎が圧倒した