スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 7月3日からイタリア・ナポリで開催されている4年に1度の学生スポーツの祭典、第30回ユニバーシアード・卓球競技。7日に男女団体が終了し、日本は女子団体で銀メダル、男子団体で銅メダルを獲得した。

 安藤みなみ(十六銀行/専修大卒)、前瀧初音(愛媛銀行/東京富士大卒)、笹尾明日香(早稲田大)、瀬山咲希(中央大)というメンバーで臨んだ日本女子は、常にエース安藤をトップに配するオーダーで、準々決勝で韓国、準決勝でロシアに3ー0で完勝。決勝でも2番安藤が右シェーク異質の張瑞に競り勝つなど、接戦を展開したが、4番王芸迪対安藤のエース対決は僅差で王芸迪の勝利。6月の香港オープン決勝で伊藤美誠を破り、優勝した実力者が、日本の前に立ちはだかった。女子団体決勝のスコアは下記のとおり。

●女子団体決勝
 〈中国 3ー1 日本〉

○王芸迪 11、4、ー9、6 前瀧
 張瑞 ー6、6、6、ー10、ー12 安藤○
○范思琦 10、7、ー9、6 瀬山
○王芸迪 ー9、12、6、ー8、8 安藤

 一方、日本男子は定松祐輔(日鉄物流ブレイザーズ/中央大卒)、坪井勇磨(東京アート/筑波大卒)、五十嵐史弥(早稲田大)、酒井明日翔(シチズン時計/明治大卒)というメンバー。予選リーグからオールストレートで準決勝に勝ち上がったが、準決勝のチャイニーズタイペイ戦で強打者の王泰崴に2点を取られ、1ー3で敗れた。スコアは下記のとおり。

●男子団体準決勝
 〈チャイニーズタイペイ 3ー1 日本〉

○楊恆韋 7、12、ー9、7 五十嵐
○王泰崴 7、10、8 定松
 廖振ティン ー9、4、9、ー7、ー5 酒井○
○楊恆韋 4、10、11 五十嵐

 男女シングルスは今日から決勝トーナメントに入る。日本勢以外にも、中国男子は朱霖峰・孔令軒・趙子豪・于子洋という強豪揃い。日本を破ったチャイニーズタイペイも粒ぞろいだ。ヨーロッパ勢はアレグロ(ベルギー)、レンベール(フランス)など左腕の好選手が揃う。
 女子は中国の王芸迪・張瑞・范思琦をはじめ、蘇珮綾(チャイニーズタイペイ)、シャスラン(フランス)、ベルクストレム(スウェーデン)、ディアコヌ(ルーマニア)、林依諾(香港)といった選手たちが優勝戦線を賑わせそうだ。