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 指導者として多くの日本代表選手を育て、高校卓球界に偉大な足跡を残した吉田安夫氏が、7月11日に心不全のため、86歳で逝去された。

 吉田氏は1933(昭和8)年1月20日生まれ、埼玉県出身。立教大を卒業後、母校である熊谷商業高に赴任し、男子卓球部監督として、チームを全国大会優勝多数の「常勝軍団」へと育て上げた。後に埼工大深谷高(現・正智深谷高)、さらに青森山田高でも指導し、昭和から平成にかけて数多くの日本代表選手を世に送り出した。齋藤清、渡辺武弘、岩崎清信、渋谷浩、水谷隼、吉田海偉、丹羽孝希など世界で活躍した「吉田門下生」は数知れず、指導への飽くなき情熱から「闘将」と呼ばれた名指導者だった。謹んでお悔やみを申し上げます。