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 8月1日より東京・港区スポーツセンターにて開催されていたITTF PTT(パラテーブルテニス) ジャパンオープン東京大会。最終日の今日は男女団体の決勝までが開催され、日本は優勝こそならなかったが合計11個のメダルを獲得した。日本チームの入賞は下記のとおり。

※クラス1〜5:車椅子、クラス6〜10:立位、クラス11:知的障がい
【男子クラス4】
準優勝:日本2(齊藤元希、玉津徹也)

【男子クラス5】
3位:日本/オランダ混成(中村亮太、ヴァン-グランスベン)

【男子クラス7】
3位:日本1(八木克勝、井上全悠)

【男子クラス8】
3位:日本1(立石アルファ裕一、宿野部拓海)

【男子クラス10】
準優勝:日本(岩渕幸洋、垣田斉明)

【男子クラス11】
準優勝:日本1(加藤耕也、竹守彪、高橋利也)
3位:日本2(宮内良、竹田隆、木川田優大)

【女子クラス8-10】
準優勝:日本1(竹内望、工藤恭子)
3位:日本/ウクライナ混成(石河惠美、リトフチェンコ、シンカロワ)

【女子クラス11】
準優勝:日本2(伊藤槙紀、櫨山七菜子)
3位:日本1(古川佳奈美、美遠さゆり)


 2人の出場選手による1単2複(1番ダブルス、2・3番シングルス)で行われる団体戦は出場選手のクラスによってはコンバインド(クラス複合)で開催されるケースもあり、海外選手との混成チームでの出場も可能。

 日本勢で最も優勝に近づいたのは男子クラス10。クラス9の岩渕はパラリンピック団体戦がクラス9-10のコンバインドで行われることを見据え、昨日クラス10シングルスで劇的な地元Vを達成した垣田とクラスをひとつ上げて出場。2人は会場の大声援にも後押しされ、順調に決勝まで勝ち上がり、チェコ/イギリス混成チームと対戦。トップのダブルスで大激戦を繰り広げ、最終ゲームは6-10から追いつくも最後は13-15で敗戦と苦しいスタート。しかし2番岩渕が先行されながらも落ち着いたプレーで巻き返し、垣田の3番に回す。デイベル(イギリス)はシングルスで勝利していた相手だったが、後陣での驚異的な粘りに対し「疲れもあって決めに行こうとし過ぎてミスが出た」(垣田)と1-3で敗戦。会場を沸かせたが、優勝にはわずかに届かなかった。

 女子クラス8-10ではサウスポーの竹内とカットマンの工藤の変則ペアが決勝へ。パラリンピックだけでなく、オリンピックにも出場したタッパー率いるオーストラリアに挑んだ。ダブルスで1ゲームを先取したが、相手の丁寧な攻めを崩せず、2番の竹内も昨日フルゲームに持ち込んだタッパーに歯が立たず完敗を喫し、準優勝に終わった。

 男子クラス11ではシングルスでともに3位に入った竹守、加藤が同シングルス種目1位のフォン-アイネム、2位のキム・ギテのオーストラリア/韓国混成チームに決勝でリベンジを目指したが力及ばず。女子クラス11は決勝のロシア戦で2番・伊藤が世界ランキング1位のプロコフェワと好ゲームを展開したが、女王の底力に屈し0-2のストレートで敗れた。

 男子クラス4では最終戦でトップのダブルスが敗れ、2番の玉津もゲームカウント0-2と追い込まれながらも大逆転勝利で日本2が準優勝を決めている。また、男子クラス5でオランダとの混成チームで出場した中村は、初の国際大会で初メダル獲得と健闘を見せた。

 日本では初開催となったパラ卓球の国際ツアー。会場には連日多くの観客が詰めかけ選手に声援を送った。選手からも「日本でこうやって試合を見てもらえるのでうれしいし、良いプレーを見せたかった」との声が多く聞かれた。パラリンピック出場権争いも熾烈な中、日本のファンからの声援は選考レースを戦う選手たちにとって大きなパワーとなったはずだ。
  • 男子クラス10 決勝2番で勝利の岩渕

  • 女子クラス8-10 竹内(右)・工藤はオーストラリアに歯が立たず

  • 男子クラス11 決勝進出を決め、勝利を噛み締める加藤

  • 女子クラス11 伊藤が独創的プレーで強者に迫る

  • 男子クラス4 逆転の口火を切った玉津

  • 男子クラス8 3番で勝利しメダルを決めた宿野部

  • 石河(左)は混合チームでメダル獲得

  • 国際大会デビューで見事メダル獲得の中村(右)

  • 今大会の日本代表選手、全員集合!