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 9月26~28日、ベルギー・リエージェにて行われた男子ワールドカップで、王皓(中国)が優勝。昨年に続いて連覇を飾った。

 北京五輪金メダリストの馬琳(中国)がいないここでは、銀メダリストの王皓は負けられない。予選ではシュラガー(オーストリア)に2ゲームを取られるだけの完勝で、トーナメント進出。準々決勝はオフチャロフ(ドイツ)に4-1で完勝。準決勝では予選でボル(ドイツ)を倒し、準々決勝で朱世赫(韓国)を下して勝ち上がってきたクレアンガ(ギリシャ)を4-2で下して、4年連続となる決勝進出を果たした。
 決勝の相手はボル(ドイツ)だった。ボルは予選2位通過だったが、準々決勝では柳承敏(韓国)にストレート勝ち、準決勝では馬龍(中国)をゲームオールで下して勝ち上がってきた。そして、何より王皓にとっては05年ワールドカップ決勝で敗れている因縁の相手。しかも、その時の舞台も同じベルギー・リエージェだった。

 当時はゲームオールでボルに軍配が上がった。しかし、今回は4-1で王皓の勝利。リベンジを果たすとともに、2連覇を達成。これでワールドカップは、過去4年で優勝2回、準優勝2回と抜群の相性を誇る。五輪では2大会連続銀メダルと、あと一歩のところで勝ちきれないが、今回の優勝で自信を深めることだろう。五輪同様に、世界選手権でもまだタイトルには手が届いていないが、来年の世界選手権横浜大会では活躍する予感大だ。