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 10月5~6日に行われた世界選手権横浜大会(個人戦)女子日本代表選考会(於・東京 ナショナルトレーニングセンター)において、藤沼亜衣(日立化成)が1位となり世界選手権代表の内定第1号となった。

 選考会には平野早矢香(ミキハウス)や福岡春菜(中国電力)の北京五輪組や、08年世界選手権広州大会代表でインハイ女王の石川佳純(ミキハウスJSC)など、国内トップの30名が参加した。6名ずつを5ブロックに分けて1次リーグを行い、その後、各リーグ1・2位、3・4位、5・6位の3つの順位別2次リーグを行い、最終順位を決定した。
 1次リーグEブロックを4勝1敗の2位で、1・2位リーグに進出した藤沼は、2次リーグでは7勝2敗。勝敗で平野とならんだものの、直接対決を制していた藤沼が順位規定により1位に輝き、来年の世界選手権横浜大会への切符を手に入れた。
 藤沼と言えば00年のシドニー五輪、04年のアテネ五輪の日本代表の実績を持つ。世界選手権の代表権も防府だが、シングルスで参加するのは03年の世界選手権パリ大会以来となる。
 北京五輪組の平野、福岡はともに1・2位リーグに進出したが、平野は7勝2敗で2位、福岡は2勝7敗で9位という最終結果になった。
 また、今選考会に不参加の福原愛(ANA)は世界選手権代表選考基準の一つ「国際大会で世界ランキング20位以内の選手3名以上に勝利すること」をクリアーしているため、代表選出が濃厚だ。