スマホ版に
戻る

トピックス

トップニューストピックス
 スウェーデンとドイツでのITTFワールドツアー2大会を転戦し、帰国したばかりの日本選手団。さらに女子の石川・平野の両選手は、今日16日午後に女子ワールドカップが開催される中国に向けて出発する強行軍。さすがに各選手とも疲労の色が濃かったが、2014年の世界卓球(団体戦)東京大会以来、5年ぶりとなる日本での団体戦の世界大会開催。各選手ともしっかり抱負を述べた。コメントは下記のとおり。

■日本男子チーム
◎水谷隼

「最近本当に試合が多くて、世界のトップ選手と毎週のように試合ができるので、自分の状態もわかってくる。チームワールドカップでは自分のプレーがしっかりできればどのチームにも勝てるチャンスはある。
 今度のワールドカップ団体戦でも、14年世界卓球東京大会と同じような雰囲気で試合できると思うと、期待感でいっぱいです。自分の持っている力を全部発揮して、良い成績を残したい」

◎張本智和
「チームワールドカップまで3週間あるので、しっかり練習して、本番では金メダルが獲れるように頑張りたい。ぼくは他の選手より団体戦の経験が少ないので、まだ団体戦で良いプレーができていない。経験は少ないですけど、自分の実力を100%出し切って、チームのために貢献できればと思います」

◎吉村真晴
「ぼくはいつもどおり元気です(笑)。自分が持っているものをすべてチームワールドカップで出し切ることを目標にしている。そうすれば必然的にみんな勢いづいて、メダルは必ず獲れる。自分がやれることをやって、できる最高の準備をしたい」

■日本女子チーム
◎石川佳純

「たくさんある試合の中でもチームワールドカップはすごく大きな大会。優勝目指して頑張りたいです」

◎伊藤美誠
「私は大会まで3週間弱あるし、団体戦ですけど個々の力も大事になってくるので、練習をたくさんしてチームの勝ちにつなげていけたらいいと思います。私は日本で試合をするのが大好き。たくさんの方に見に来てもらえたらすごくうれしいです」

◎平野美宇
「結構試合が続いているんですけど、チームワールドカップではしっかりコンディションを整えたい。日本でいろんな方に見てもらえるので、しっかり結果を残して、台風で被災された方々にも元気を与えられるようなプレーがしたい。目標は優勝です」

 会見での質疑応答では、快進撃を続ける日本男子ラグビーチームの活躍が刺激になるかどうか、質問が飛んだ。石川は次のように語っている。「(ラグビー男子チームが)格上のチームに何度も勝つというのは本当に素晴らしいことだし、難しいこと。私たち卓球はずっと中国が優勝していて、そこに挑戦している。格上のチームに何回も勝っていく姿を見せてもらって、「私たちもやれるんだ」という勇気をいただいた」。

 今大会の日本女子では唯一、2014年の世界卓球(団体戦)東京大会を経験している石川。「団体戦はすごく特別なものがありますし、日本での戦いはプレッシャーも大きいですけど、それを力に変えられるかどうかは、自分たちの気持ちの持ち方次第。自信を持って日本代表としてプレーしたい」と力強く語った。