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 10月24~27日に「第86回 全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)」(通称・全日学)が京都・島津アリーナで開催された。

 男子シングルスは及川瑞基(専修大)が2連覇を達成。他を一歩する安定感で危なげなく勝ち進んだが、準決勝では松山祐季(愛知工業大)に3-1とリードした場面から追い上げられる苦しい展開。好調・松山の猛攻を4-2でしのぎ切ったことで「ふっきれた」という及川は、続く決勝では木造勇人(愛知工業大)に1ゲーム目を先取されたものの、落ち着いた戦術転換で4-1で勝利、連覇を決めた。木造は決勝の出足は台上とカウンターが冴えて完璧な展開だったが続かず、単複二冠まであと一歩だった。

 女子シングルス決勝は、森田彩音と山本笙子という中央大対決に。部内試合では分が悪いという山本相手に、先輩の森田が勝利し、涙の優勝となった。序盤は山本が緩急をつけたドライブで主導権を握ったが、森田が粘り強いラリーで盛り返した。3位には、5回戦で笹尾明日香(早稲田大)を下した松岡優香(東京富士大)と、4回戦で瀬山咲希(中央大)に競り勝った鎌田那美(早稲田大)が入った。

 ダブルス優勝は、男子が木造勇人・田中佑汰(愛知工業大)と女子が熊中理子・三條裕紀(青山学院大)。大会の模様は卓球王国2020年1月号(11/21発売)に掲載します。


●男子シングルス上位
優勝:及川瑞基(専修大)
準優勝:木造勇人(愛知工業大)
3位:松山祐季(愛知工業大)、沼村斉弥(明治大)
ベスト8:川上尚也(早稲田大)、高見真己(愛知工業大)、三部航平(専修大)、金光宏暢(日本大)

●女子シングルス上位
優勝:森田彩音(中央大)
準優勝:山本笙子(中央大)
3位:松岡優香(東京富士大)、鎌田那美(早稲田大)
ベスト8:三條裕紀(青山学院大)、岡崎日和(東洋大)、梅村優香(中央大)、鶴岡菜月(神戸松蔭女子学院大)

●男子ダブルス入賞ペア
優勝:木造勇人・田中佑汰(愛知工業大)
準優勝:龍崎東寅・沼村斉弥(明治大)
3位:浅津碧利・小野寺翔平(中央大)、宮本春樹・田原彰悟(愛知工業大)

●女子ダブルス入賞ペア
優勝:熊中理子・三條裕紀(青山学院大)
準優勝:枝松亜実・木村香純(専修大)
3位:松澤帆乃果・竹本朋世(淑徳大)、鎌田那美・金子碧衣(早稲田大)


※記録は関西学生卓球連盟のページに掲載されています。
http://www.kansai-sttf.net/