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 徳島・とくぎんトモニアリーナで開催された2019日本リーグプレーオフJTTLファイナル4。本日は決勝が行われ、男子は愛知工業大、女子は十六銀行がともにラストまでもつれた激戦を制し、初優勝を果たした。

【男子決勝】
<愛知工業大(総合3位) 3-2 シチズン時計(総合4位)>
 田中 -6、-7、7、-2 酒井○
○木造 -10、6、-10、6、8 御内
 松山/髙見 -8、10、-3 上村/酒井○
○髙見 -8、9、10、5 笠原
○松山 -4、4、9、9 上村

 男子決勝は昨日の準決勝2試合に続き、決勝も5番までもつれる激戦。若さあふれるガッツで戦った愛知工業大がファイナル4初優勝、大学チームとしても初となる優勝を果たした。
 1番はお互い短いラリーで点を奪い合う展開で酒井がリード。田中が3ゲーム目を取り返すも、4ゲーム目はスーパープレーで流れをつかんだ酒井が試合を優位に運び、シチズン時計が先取点を奪った。続く2番では木造が我慢のカット打ちで御内に逆転勝利。最後まで高い集中力を見せてスコアをタイに戻す。
 ダブルスは昨日の笠原/上村から上村/酒井に切り替えたシチズン時計が奪ったが、ここから愛知工業大が逆転。4番で髙見が笠原とのラリー戦に勝利すると、昨日の協和キリン戦でもラストを締めた松山が登場。1ゲーム目こそ上村に攻め立てられたが、2ゲーム目以降は打ち合いで圧倒。守りに入らず、大きなラリー展開に引きずり込んで2ゲームを連取。4ゲーム目終盤、上村に追い上げられながらも強気のプレーを貫いて愛知工業大に初優勝をもたらした。

【女子決勝】
<十六銀行(総合2位) 3-2 中国電力(総合1位)>
 安藤 9、3、-11、-6、-11 宋○
○加藤杏 -9、-5、6、6、9 成本
 山本/加藤杏 -6、9、-4 土田/宋○
○山本 -8、9、-5、11、9 土田
○徳永 7、9、10 庄司

 今年度の団体タイトルを分け合っている両チームの対戦は決勝にふさわしい一歩も譲らぬ展開。1、2番はともに2ゲームを先取されながらも逆転で奪い合って1-1。ダブルスも接戦となるが、日本リーグ1ともいえるコンビネーションの中国電力ペアが地力を見せて奪取。ポイントゲッターのダブルスで中国電力がファイナル4連覇にあと1勝に迫った。
 中国電力は4番土田が山本を連打で攻め立て、ゲームカウント2-1で優勝まであと1ゲーム。しかし山本も土田の強打を前陣で粘りきって勝負は最終ゲームへ。5ゲーム目も9-9まで競り合ったが、ここから山本が2本連取でラストの徳永に襷をつなぐ。そして会心のカット打ちを見せたのが徳永。昨日の日立化成戦でも牛嶋を下しているが、今日もまったく無理をせず確実に仕留めるカット打ちで庄司を圧倒。何とか崩したい庄司だが、攻撃のミスが目立ち、終始徳永ペースでゲームセット。ルーキーが十六銀行に悲願のファイナル4初優勝をもたらした。